
土曜日夜、7時前。代車のボルボで紅い悪魔さんをピックアップ。
「今晩は。遅くなりました。GTA さんのクルマの仕事は終わりました?」
「今日は見るだけでしたけど、色々判りました。長く在庫で置かれてたみたいです。簡単に錆びる所は全て錆びてました。最低限やるところを決めてやらないと。プラグコードにオイルがたまって、火が飛んでないので、三気筒は死んでますね。」
「それでも走れるんですか?!結構重症な気がしますけど。」
「12気筒の恐ろしいところは、それでも走れることなんですね~。インテークのチャンバー外して、ヘッドカバーがずれてるためのオイル漏れなんで、パッキンを新しくしてヘッドカバーを元に戻せば良いんですよ。」
この人にかかると何でも簡単に思えて来る。こわいこわい(爆)
「折角だから御堂筋を通りましょう。…これが道頓堀です。阪神が優勝してファンが飛び込んだ戎橋はあれです。ここら辺がザ・ディーブ・大阪ですわ。この宗右衛門町の駐車場で612を見たんです。」
お好み焼き屋「味乃家」は満席だった。待っている間にkotaroさん登場。紅い悪魔さんとフェラーリの車造りの方針転換につき話し込んでいると、席が空いた。
「フェラーリの車造りはいつ変わったんですか?」と私。
「シューマッハが市販車のテストドライバーになってからですね。」
「具体的には?」kotaro さんが聞く。
「それまでのフェラーリは、お金持ちの腕利きがそのままルマンやツールドフランスなどのレースに行って、それで勝てるようになっていたんですよ。デイトナなんかもそうです。でもランボがミッドシップ12気筒を出したので、対抗上BBを出したけど、到底あの作り方では勝てないんです。」
「まああの重心の高いフラット12では無理ですね」
「それを、エンツォが亡くなったときに、モンテゼーモロ会長が「やっぱりまじめに車を作ろう」ということになって、反省して作ったのが456と550なんですよ。作りなれたFRV12トランスアクスルをアップデートしてね。そうしてまた公道レースで勝てるように作った。その代わりちゃんとストロークするアシと、ちゃんとリアを流しても走れる人を考えて作ってある。」
「なるほど。」
「しかし、シューマッハーが来てから、ドライバーを信用しなくなった。ゴーカートのようにサスをストロークさせず、電子デバイスで挙動を押さえ込んで、すごく高いスピードまで何もしなくても曲がれるようにしてあるけど、乗せられるだけで面白くない。360モデナは長くすべきリアのロアアームを、共用するとコストダウンできるのでフロントと共有してる。それがうまく行って、612スカリエッティでもそうなってしまった。だから、456・550・575と355まではまだドライバーが関与することができるんですよ。フェラーリがまじめに車を作っていた最後の時代なんですよ」
「う~ん。深い!」何を聞いても答えが返ってくる。それも思わぬ方向から。すごい人だ。
「どうしてフェラーリに乗ることに?そしてどうして物理特性重視というスタンスになったんですか?」
「子供のときからクルマが好きで。フェラーリがやっぱり好きで。それからラジコンをいじることから始まったので、どうしてもチューニングとか早く走ろうとすると物理特性の問題でしょ」
なるほど。理論派の裏にはラジコンが(笑)
おいしくお好み焼きとやきそばを頂きながら、クルマの話はつきない。10年以上のったスリーローターのコスモの話、某メーカーの高速試験路を走った話・・・気がついたら9時前だ。「そろそろ本町スタバに行きましょうか」
クルマに三人で乗り、本町スタバへ。まだほかの方は来られていない。と思っていたら、まずダニエルJさん登場。つづいてlove456さん、honfuさんが登場した。
ダニエルJさん:紺色だが紺豚号とはまた異なる色目で、内装は淡いクリーム(マグノリア?)黒い18インチホイールとブラックアウトしたリアレンズがいかつい!ご本人も一見いかついのだが、話すと常識人という感じだった。アメ車一筋だったのが、456の走り味にはまってしまったとのこと。○媒なしだけど、それだけなのでそれほどの音ではないかも。スタバにはほかにもお友達が居られたようだが、今晩はこちらに来られた。
love456さん:とにかく声も大きい、態度もでかい、押しの強い元気な人。あまりに大声でスタバのスタッフに制される一幕も(笑)いきなり紅い悪魔さんを「師匠!」と呼び始めるノリがすき(笑)珍しい黒外装に赤革。柿本改のワンオフマフラーは爆音。かなりいろんなフェラーリを乗ったけど、「456が好きで好きでたまらない!」
honfuさん:しゅっとした方だけど、クルマにかけた手間とお金と情熱は人一倍。語りだすと熱い!現在クルマが入院中なのは同士(涙)
せっかくだから二台の456を肴に、おっさん数人で暑い歩道で語る語る。止まらない!
「あ、プラグコードリークしてますよ。ほら暗いから火花が見えるでしょ」と紅い悪魔さん。
「ホントだ!これが原因か・・・」とダニエルJさん。ホントに火花が見えるとは。
しかし羨ましいことに二台とも窓がかなり閉まってる。
そのうちにMi-Noru456さんと456GTAさんからも電話が。11時前にして8人になり、歩道のあちらとこちらに別れて、これも話が止まらない。Me-Noru456は白のコルベットC5で登場する。カッコイイ!456GTAさんは31歳にして白の456GTAを衝動買い。皆に「渋好みだね~。」と突っ込まれる。でも若い車好きがいると嬉しいものだ。
翌朝も早かったので、まだまだ話は尽きなさそうだったが、紅い悪魔さんと一緒に失礼して、ホテルに送る。
「大阪、やっぱり関東より大分濃かったでしょう?」
「いろんな人がいますね~。」
関東と関西。やっぱりオーナー像も全然違った。
家に着くと、楽しかったがどっと疲れた。疲れた原因は・・・あんたのでかい声やで、love456さん(爆)

Posted at 2011/07/10 13:38:23 | |
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