今日は丹波ワインで初のイタリア車イベント、”Ciao!"が行われた。もうすでに2週連続で遊びに行っているので、そろそろちゃんと休まないと...と思っていたのだが、まず蘭陵王さんが、次にkotaroさんが「おしゃれな車コンテスト」に出場すると聞き、どうしようか迷っていたのだった。
日曜日、ゆっくり起きてくると、あれ晴れ間が出てる!どうせ丹波ワインは寒いだろうが、折角だから456で家族で行ってみようということになった。456で行けるイタ車イベントはもう少ない。
さあ出かけよう、と思ったら、車庫の中にも黄色い花粉が侵入し、456が黄色く汚れている。どうしようかなと思っていたら、嫁さんが懐かしい毛ばたきを持ってきた。
「これ、P6に入ってたんだけど、75にもよく使ってるのよ。結構落ちるんだから。」
たしかに汚れが落ちて行く。昔の愛車セットには必ず付いてたなあ。
阪神高速池田線→423号線で亀岡→京都縦貫道で丹波インターから丹波ワインへ。約1時間45分。途中は晴れ間もあれば雨も降る不安定な天気。12時過ぎに到着すると、いきなり驟雨が。慌ててクルマまで傘を取りに行く。
ナナちゃんも下ろしたけど、足下がドロドロだ。
あれ、いきなりお知り合いが。
「こんにちは、ムルティプラの狼さん。さすがに幌はしてきたんですね。」
「こんにちは。今日は何で来られたんですか?」
「456で来ました。あっちの端っこにいます。」
osaka600multiplaさんだ!
「初めまして。紺の豚です。」
「はじめまして!茨木のイベントは行けなくて。」
「いえいえ。こうやってちゃんと動いてるんだから、良かったです。ところで、これって最近買われたんですか?」
「20年以上になりますよ。」
「え!そういえばなにわ57ナンバーですね!」
腹が減っては戦は出来ぬ。ナナちゃんは456の中で待ってもらう。
食べ物のテントは長蛇の列。30分以上かかり、なかなか進まないが何とか全品目ゲット!
アンティパストとデザート。個人的にはしめじとパプリカのマリネが美味しかった。
このパスタが美味しかった。鶏とタケノコの山椒がけ、もう一つは野菜のパスタなのだが、とにかく美味しい!待った甲斐があったなと思って調べたら、京都の名店「イル・ギオットーネ」の笹島シェフが自ら作っておられた。
VIDEO
「ミスチルのコンサートに行く予定だったんだけど、どうしてもって言われて..」等と話をしながら作っておられた。こちらに来ていただき、ありがとうございます!嫁さんが、
「京都の友達と行ったことがある店だわ!1時間以上待ったのよ!それをここで、それも一杯500円ってすごい!」
と感動していた。何でも1000食用意したけど、我々ですでに900食出ていて、すぐ売り切れていた。ラッキー。
会場で気がついたのは、他のイベントに比べて参加者が若い事。とにかく小さい子供連れが多い!パスタに並んでいる間も、夫婦で小さい子供二人を手こずりながら見ている家族の多い事にびっくり。旧チンクも新チンクも10台以上がずらっと並び、Fiatはまだまだ大丈夫だな、と思わせられた。
1円オークションに掛けられていたパンダ4X4。
3ヶ月で手放したダブルサンルーフの個体と同じ色だ。FFだったら欲しかったな(笑)
会場には素晴らしいクルマも来ていた。
あそぼーさんをはじめとした、Dino三台。久しぶりにご本人にお会いした。
これだけ並ぶと壮観だ。
西川 淳さんのカウンタックLP400。
そして、段差がある会場に入れず、前に止めてあった365BB。
スーパー過ぎて、逆に実感が無い。
では、今回の個人的Car of the Showは...kotaroさんの850クーペ!
きれいなFiat三台。蘭陵王さんのリトモも良かったのだが、特にkotaro号が脚光を浴びて、良い場所に展示して貰ったのが、すごく嬉しかった。
「kotaroさん、ちゃんと食事しましたか?」
「うん、今回はエントラントは奥のレストランで、美味しいランチをゆっくり頂けたよ。」
「それ位の価値はありますよ!良かったです!」
一通り回ったので、寒くならないうちに2時過ぎに早めに帰路についた。だから表彰やオークションの結果はしらない。誰か教えて下さい(笑)
帰り道にある道の駅「丹波マークス」に立ち寄る。
これって、フードコートまであるスーパーマーケットの片隅が、道の駅なだけだな。嫁さんが好きな野菜もすでに売り切れていた。フードコートで食べた黒豆カレーが美味しかった。
ここの駐車場がすごい!何でこんなにイタ車があるの?ciao!の帰りにみんなココで買い物をしているな?
駐車場にあったのを見たけど、写真を撮る前に帰ってしまっていた146Ti。
そして、初代イプシロン後期型。え、この椅子は、普通のアルカンタラじゃなく、本革だ。
上品そうなオーナーさんご夫婦が帰って来たので、怪しまれるかなと思いながら声をかける。
「あっちの456の者なんですけど、この本革シート珍しいですね。」
ちょっとオーナーさんはびっくりしたようだが、
「これはガレイタからカレイドスでオーダーしたんです。後期型で、カレイドスだとLSじゃなくLXになるんで、こういう内装も選べるんですよ。」
「ということは、新車でオーダーして乗っておられるんですね?」
「ええ。」
良いものを見せていただいた。ありがとうございました。
帰りは京都縦貫道をそのまま南下。雨の中を走るが、いつもながらこういう時に456のオートエアコンはバカだ。急に熱くなりフロントガラスが曇ってしまうか、急にコンプレッサーが入って寒くなる。窓の下のドレーンは掃除したのになあ。
丁度15時から開通した沓掛→大山崎ICを通る。その前に工事渋滞が15分程度あったが、1時間15分程度で4時には帰宅した。渋滞が無ければ、今まで1時間45分はかかったのが帰宅が30分は早められそうだ。でも行きの元気な時は173号や423号で山越え道を走った方が面白いだろう。
ふとリアシートを見ると、ドロドロだ。ナナちゃんの足に付いた泥が、コノリーレザーを汚していた。
でも家族で使えば、当たり前だ。ガンガン使って、汚して、きれいにする。晴れ上がった車庫の外で、嫁さんと二人できれいに拭き上げてやった。