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紺の豚のブログ一覧

2012年07月19日 イイね!

水温計とにらめっこ。

水温計とにらめっこ。昨年初めウォーターポンプを交換し、電動ファン化したP6だが、夏の終わりにガスケット抜けを起こし、ヘッドのオーバーホールを行った。しかしその後も、どうも気温が高くなると水温が上がりやすい。今回車検整備から帰って来たが、どうも夏に乗る気がしない。

ということで、いかにも夏に弱い456で通勤することにした。いつもは市内から茨木市(郊外)に向かって通勤するので、それほどの渋滞には引っかからない。しかし今朝は阪神高速守口線を降りて中央環状と交差するあたりからやたら渋滞している。この流れの悪さはどうも事故渋滞のようだ。
456の水温計は90度を中心として5度刻み、115度までは白でマークされていて容認出来る温度だと紅い悪魔さんから聞いていた。渋滞が始まった時は100度だったのだが、エアコンをいれたまま15分程渋滞に引っかかっていると、105度をこえてじわじわ上がって行く。110度になったところでたまらずエアコンを切ると、それ以上上がらないが自分が蒸し風呂状態だ。
何とか渋滞を抜けて枚方仁和寺大橋へ。エアコンを再度オンしてしばらく走れたのだが、やっぱり105度程度。到着時まで温度はあまり変わらなかった。

ラジエターコアの水漏れはすでに新しい真鍮コアで対処してあるので、やっぱりhonfuさんみたいにpush式のファンを増設するかな...456もディーラーでメンテしてもらっている個体の中にもpush式のファンが増設してある(1996NEOGREEN号がそうだったかな?)のもあったはず。

8.32の時も夏の水温計にはハラハラさせられたけど、456もその傾向はありそうだ。

帰宅途中に豊中の車庫に寄って、P6にカバーを掛けた。車検から上がって駐車して1週間、あまり汚れずにすんで良かった。
Posted at 2012/07/19 22:49:07 | コメント(8) | トラックバック(0) | 456 | 日記
2012年07月08日 イイね!

2012.7 TSM(高雄サンデーミーティング)

2012.7 TSM(高雄サンデーミーティング)金曜日夜半から娘が発熱した。風呂上がりに裸ん坊で寝てしまったのと、金曜日の夜で緊張がとれてしまったのとだろう。日曜日はTSM(高雄サンデーミーティング)なのは判っていたのだが、熱を出している娘を嫁さんに押し付けて行く気にはなれない。土曜は一日中発熱して寒い→汗が出て暑いを3回ほど繰り返したが、寝入る前には収まって来た。

日曜朝、何故か六時過ぎには目が覚めてしまう。嫁さんに
「どう?」と聞くと
「うん、あれから熱は出なくて、良く寝ているわ」
「高雄行っても大丈夫?昼には帰るけど。」
「大丈夫よ。行ってらっしゃい。」
良い妻だ。ごめんね。

7時半に家を出て、9時前には高雄に到着。いい天気になっている。先月はヤングタイマー特集ですごい車の数だったらしいので、反動で今月は出足が遅い。

こんなに晴れるんなら昨日の晩にでも洗車しておけば良かった。先週の456ミーティングは大雨だったし、木曜日の通勤も雨だったから、特にドア廻りが汚い。朝、家を出ようとするとナナちゃんに「連れてって!」とキューキュー鳴かれたので、一緒に連れて来た。さあ、コンビニで買って来たお水とジャーキーガムをあげようね。

蘭陵王さんたちが来ているので挨拶する。
「クルマ、見せて欲しいんですけど」
「いいですよ。456GTを見たいという事は、エンジンを見たいという事ですよね...ほ〜ら。」
何だかいきがかり上ご開陳(笑)まあ、私だって456を所有するまでは殆ど見た事が無かったんだから、別に減るもんでも無し、どうぞご覧下さい(爆)

お隣はビトゥルボスパイダー。エンジンルームを開けておられたので、ついついしばらく話し込む。


「しかし、ビトゥルボ系は大変でしょうね..といっても、8.32に乗っていた私が言っても意味ないか(爆)『置いているだけで壊れる』と自虐ネタにしてましたからね。このビトゥルボでどこまで行かれた事がありますか?」
「このごろは週一回くらいしか乗りませんけど、でもこの間マセラティのミーティングで静岡県まで行って、その後東京ディズニーランドまで行って帰って来ましたよ。」
「それは凄い!」
「どうしてもこのヘッドのあたりからオイル漏れがして。」
「入ってる証拠ですよ(笑)。でも1L/1000kmとか漏れたりしないんでしょ?」
「大丈夫です。でも毎回3000kmでオイルは替えてます。」
「大切にしてますねえ」

あ、あっちは蘭陵王さんとよし丸さんの地味イタコンビだ。お、間にクーペアレマーノが駐車したぞ。

二台だけ撮ってると蘭陵王さんがひがむから、三台のおしりも撮っておこう(爆)

う〜ん。地味だけど派手、派手だけど地味。いいなあ。
クーペアレマーノのオーナーさんともお話を。
「これって、アバルトの中では乗りやすいそうですね。」
「ええ。グランドツアラーとして使えますよ。これでコッパデ小海も自走で行ったし。」
「え!小諸でしょ?たくさんアバルトの750ザガートとか行ってますけど、みんなトランポだと聞きました。自走は珍しいんじゃないですか?」
「うちだけでしたよ。」
クーペアレマーノにも850ccだけで二種類のエンジンが有る事、1000cc版も有った事等も教えてもらう。やっぱりオーナーさんに聞くのが一番よく解る。

本日のメインゲストは自動車評論家の西川 淳さんのコルベットスティングレー。奥のクーペは常連さんだけど、同色だ。コルベットとカマロ/トランザムはやっぱり好きだ。父の影響だろう。でも父は「あれは流石に派手や」と乗るのは控えていた。

お、珍しいシルバーの355が来た。少しお話する。
「シルバーって、渋いですね。大好きです」
「ありがとうございます。」

ヘッドにチンクェバルボーレってちゃんと書いてあったのか。知らなかった。
他の方とのお話の中で、ドアを開けて内装を見せて下さる。

同時代なので良く似ているが、456GTより550マラネロにそっくり。赤革の色目、シフトノブの大きい球、インパネの貼り方など。456よりはずっと質感が上がっている。ミッドシップには乗れないだろうけど、乗るなら308-355までの間だろうと思っている。
お、ドアの後ろ側にタイヤ空気圧が...3つの指定タイヤによって、すべて推奨空気圧が違う!

このあたりはミッドシップはシビアそうだ...前輪が後輪より高いのは、456と違う所だ。(456は軽負荷時、前後2.2だったはず)

あ、あれはkotaroさんが紹介して下さった、kazuさんのダルマセリカだ。丁度456と背中合わせになったので、お尻のツーショット。

珍しいセリカLT(1600cc OHV 2Tエンジン)も持っておられる。そっちの方がハイチューンになっているらしい(笑)

ギャラリー用駐車場にはこんな珍車が。

パルサーNX キャノピ−って言うのか。普通のノッチバックと交換できるんだけど、日本では法令上できないって聞いたことがある。このオーナーさんはノッチバックも持ってたりするんだろうか。

でも本日の一番人気のクルマがこれだ!

急に駐車しておまわりさんが二人。主催者の人としばらく話し込んでいた。どうも朝からでかい羽根の生えたGT-Rとかがブンブン走り回ってたのが通報されたらしい。TSMとは無関係ということで帰っていただいたのだろう。
おまわりさん達が居ないあいだ、大人気。
「ちょっとボンネット開けて下さいって言ったら、開けてくれるかな?」
「今日のコンクールデレガンスの一等賞はこれだな」
大爆笑。
帰りがけ、おまわりさんが
「どノーマルなんで、恥ずかしいです」
と言って、でも転回して走り去る時少し後輪を滑らせて行ったのが、
「やってくれるよな〜〜〜」と大笑いだった。

風がさわやかで、雲もあるオープン日和だったので、ついつい開けた窓から内装をどんどん撮らせてもらった。最後にそれをまとめて。

マセラティスパイダー。

コルベットオープン。

Fiat 500C。

MB 280SL。

やっぱりトリは、マセラティ・カリフ。運転席でゲームをしていたボク、邪魔してごめんね。

娘が心配なのと、残っていてもコンクールデレガンスにはなり得ないので(笑)、kotaroさんを待ち切れず帰宅する。12時に帰ると、娘はもう元気で嫁さんとスーパーに行く準備をしていた。よかった。
Posted at 2012/07/08 19:09:09 | コメント(5) | トラックバック(0) | 456 | 日記
2012年07月01日 イイね!

456オーナーズクラブ神戸ミーティング

456オーナーズクラブ神戸ミーティング今日は待ちにまった456オーナーズクラブ(456OC)の神戸ミーティングだ。朝10時45分に神戸ポートアイランドのデイリーヤマザキで集合。ナビを見ると10時40分到着で丁度だな、と思って到着すると、私が5番目。幹事が遅くってすみません。ガレージエイト号、超青馬号、シルバーのhonfu号、あれ、もう一台ロッソコルサが居る。

あれ、この個体は?と近寄って行くと、
「Nです。紺の豚さん初めまして。実はモンツァで昨年これを買いまして。」
「え、じゃ、これがモンツァのNさんが言っていた『超当たりの、京都のお大尽が乗っていた』ロッソコルサの456ですか?!」
「ええ。今日あるって知ったので、急に来ました。」
「大歓迎です!」
そのうちにNEOGREENさん登場。6台が揃った。

やっぱりお尻がいい。


初めはまずいろんな相違点や苦労話から。缶コーヒー片手にみんな語らっていたけど、
「そろそろ乗せてもらって良いですか?」と私が青き群馬さんにお願いしたところから、大交換試乗会が始まった。前は片道四車線の超幅広道路、フル加速も楽しめるのでお互い乗りまくりだった。

折角6台だけなので遠くから来た順に前後写真を。

愛媛から450キロを5時間で来た、ビアンコのガレージエイト号。以前よりリアスポイラーが付いたりナビやオーディオが付いて、かなり仕上がって来ている。前19インチ、後ろ20インチのヨコハマのホイール+インドネシア製タイヤを履くが、びっくりするほど乗り心地が良い。結構456のシャーシは奥が深いのだろう。

右の紺豚号と比べると、かなりホイールハウスぎりぎり。後ろはローダウン45ミリ、前はネガキャンが2°付いてしまっているそうだが、これは調整が間に合わなかったとのこと。まだまだ進化中だ。試乗させていただいたが、クラッチのミートが上に来ているのと、中速トルクが少しうすい感じがあり、もしかしたら456A用の大人しいカムになっているのか?(NEOGREENさん談)
ガレージエイトさんご本人も他の456に乗って、
「ここまでだいぶ来たと思ってましたが、紺豚号や青き群馬号を経験してしまうとまだまだですね。うちの個体はクラッチベアリングの音が...」と言っておられた。でもここまで456GTと456GTAをニコイチにして、2年足らずでここまで来たのだから素晴らしい。



岐阜から3時間半で来た、紺豚号と同じブルールマンメタリックのNEOGREEN号。内装がタン革なのが紺豚号との違いだ。紅い悪魔さんに窓をやってもらったが、運転席側はこの大雨では少しだけ漏れて、ティッシュを詰めて来たとのこと。tubiマフラーはなかなか快音だが、やっぱりうちのクルマには装着できそうにない音量だ。



言わずと知れた岡山の超青馬号。550マラネロの純正ホイールで18インチ化してある。横に乗せてもらって燃料ポンプの交換で良くなった1速アイドリングスタート、3速1500回転からのフルスロットル等を見せてもらう。機嫌良く2速で直角コーナリングをするとケツが見事に流れてカウンター!お釣りを少し貰ったがきれいに立て直していた。さすが。



大阪南部から来たシルバーのhonfu号。以前住んでおられた山口のナンバーが珍しい。ワンオフの「静かに作ってね」と作ってもらったマフラーがついている。tubiよりはだいぶおとなしい。



紺豚号。ブルールマンメタリックの外装に青皮のツートーン内装。今回超青馬号やロッソN号のような調子の良い個体に乗せてもらって、決してエンジンやサスペンションで見劣りしないことが判ってほっとした。これなら燃料ポンプは今のところ大丈夫だろう。2速が渋いのだけが見劣りするけど...



ロッソコルサの外装に黒革の神戸ナンバーN号。他のフェラーリでは一番多いのに、関東にも関西にも一台ずつしか無い希少色(笑)前オーナーは9年位で7000キロしか走っておらず、モンツァのNさんからは「あれは調子がいいよ〜〜別もんだよ!」と言われていたが、エンジンのピックアップやパワーは紺豚号も負けてなかった。ただ、タイヤの違い(P Zeroとこれはパイロットスポーツ)かなにか原因が分からないが、とにかく乗り心地が良い!同乗していた青き群馬さんと「何が違うんだろう?」と首をかしげた。あまり乗られていなかったせいか、昨年冬は燃調がおかしかったらしく、黒い排気をずっと上げていたが、コーンズに持ち込んでも「症状が再現出来ません。」と言われたらしい。でも今はかなり走るようになったので、快調だそうな。

交換試乗も一段落したので、芦有に上がってみる。みんなお互いリアスポイラーが動いているか知らないというので、「じゃ湾岸線でお互いチェックしますか(爆)」というノリだった。さっきまでは何とか曇り空で保っていたのが、いよいよ降り出す。456のワイパーは間歇でもやたら短い間隔にしかならないが、雨の高速を走ろうとするとこれくらいの間歇速度が良い事に気がついた。芦有道路の料金所を入った所でトイレ休憩。

何だか456がうじゃうじゃ居るってのも変な光景だ。

芦有は完全に霧の中。初めてフロントフォグだけでなくリアフォグも焚く。リアフォグはヘッドライトを点灯しないと付かないことを知る。芦有の東六甲展望台に到着。やっぱりこんな日に有料道路に上がってくるクルマは殆どおらず、あの混む展望台が6台で貸し切り状態だ。

小さなカフェがあるのだが、そこも6人で丁度貸し切り状態。ドライカレーやスパゲッティで軽くすませて、またあーだこーだ話が尽きない。
オーディオの音が結構良いと言う事。でもずっとエンジン音を聞いていて、オーディオが良いのに気付いたのは3年経ってからだった(NEOGREENさん談)とか、あのヘッドユニットはMOS-FETを使った名機だとか。でもみんなフロントアンプが死ぬのも共通だ。
Nさんが急に煙管を出して吸い出したのにはびっくりした。パイプや葉巻は見たことがあるが、時代劇以外で煙管は初めて見た。JTからも「小粋」という煙管用のタバコがあるのを初めて見せてもらう。上でも交換試乗が出来ればと思っていたのだが、この状況ではとても無理だ。

かなり濃い霧の中なので慎重に走り、六甲山ホテルに向かう。地元のNさんにケツモチをしてもらうが、途中で一般車に中に入られて、やっぱりはぐれてしまった。何とか6台揃った所でお茶をする。またここでも話は尽きない。
あ、NEOGREENさんの奥さんから電話があって、そろそろ元町まで迎えに来て欲しいとのこと。奥さんと娘さんは花鳥園のあと元町にお買い物に行かれていたようだ。神戸に行くならやっぱり女性はそう言うだろうな。うちも
「モンツァに遊びに行く」と言ったら
「ずるい。私たちも連れてって。」と同じことを言われた。
うちでも待ち合わせに使った、元町の大丸神戸店の前でピックアップすることにして、表六甲から山手幹線を走る。紺豚号、NEOGREEEN号、超青馬号、ガレージエイト号4台で何とかはぐれずに元町に到着、私が一番前に到着すると女性が手を振りながら近づいてくる。あ、NEOGREENさんの奥さんだ。同じ色なので紺豚号とNEOGREEN号を間違えておられるのだと気付き、ごめんなさいと手を振って少し前に止める。
「すみません、ややこしっくって。楽しまれましたか?」
楽しまれたようだ。お買い物の袋が揺れている。
交通量も多いので、青き群馬さん、ガレージエイトさんとも挨拶もそこそこに帰路についた。

皆さんありがとうございました。
今度は天気のいい日に行きましょう!
今度は再度山に行きましょうか。その時は青き群馬さんはS2000で来られると言っていました。こりゃ野に放たれた虎だな(笑)

帰宅する。P6のばい煙よけと456の音量減少のために、車庫の後ろにコンクリートブロックを積まれてしまった。

でも理事長さんもクルマ好きなので、
「やっぱりフェラーリなんだから跳ね馬は見えないと」
とブロック塀の高さを調整してくれた。
これで美しいお尻が毎日まだ楽しめる。良かった。
Posted at 2012/07/01 22:13:53 | コメント(8) | トラックバック(0) | 456 | 日記
2012年06月28日 イイね!

クルマ好きのタクシー運ちゃん

今週末は456西日本ミーティングなので、豊中の車庫に置いてある456を取りに行った。P6は丁度車検でジャンクヤード入りだ。最寄りの駅(緑地公園)から歩いて30分以上かかるし、仕事場から帰宅時なので20時半にもなっており、タクシーを拾う。
「えーっと、○○の..ユニクロって判ります?そこにお願いします」
「ええ、わかりました」
「車庫を借りてるだけなので、廻りがよく判ってないんで。近くまで行ったら言いますね。」
「車庫を借りてるって、お家には車庫無いんですか?」
「いや、市内の自宅には2台分あるんやけど、3台持ってるんで..クルマバカなんですわ」
「ええですなあ、それ!理想やないですか。私、クルマ大好きなんですわ。」
珍しい。クルマ好きの運ちゃんだ。

「タクシーの運転手さんがクルマ好きってのは初めですわ。大体仕事でイヤになる位乗ってるから、離れたくなりそうなもんやけど。」
「いえいえ、私昔からクルマ好きなんです。クルマはやっぱりマニュアルで運転せえへんと意味が無いと思うんですけどね。それにクルマ好きやったら何台もクルマ欲しくなるのは当たり前でしょ?私もスポーツカーと、軽と、大きいセダンと三台欲しいもん。」
「運転手さん、面白いなあ。そんなこといいはる人初めてやわ。嬉しいわあ。」

そのあと、自転車もナンバー付けたらええのにとか、どんなクルマが欲しいかみたいな話になった。
「昔は私もランチアテーマっちゅうのに乗ってて、それやったら立体駐車場に入るんやけど、今度のクルマは幅が広すぎて駄目なんですわ。」
「ランチアでっか。私はやっぱりあの..ストラトスが好きでんな!」
「お、渋い所に来たね。」
「それからやっぱりロータスヨーロッパ、1.6リッター。サーキットの狼の影響でしょうな。」
「でも運転手さん、私よりは年上でしょ?私昭和35年の早生まれですよ。」
「私は25年です。でもスーパーカーは好きですよ。今でもやっぱりフェラーリやランボルギーニは乗ってみたいと思いますで。高回転でキイーーーンとか言わして。マセラティもええ音させてますな。」
「確かにクアトロポルテとか、来ただけで音で判りますからなあ。」
「でも、今一番欲しいのはアウディのR8ですな。2000万以下でエンジンがランボと共通で...」
お、ちょうど車庫の所に来た。
「R8はええですな。でも実は、ここに置いてあるのはフェラーリなんですわ。」
「え、そらすごい!」

料金を支払って外に出る。456のカバーを外していると、案の定運転手さんはタクシーを降りてこっちに来た。
「これでっか。見てもよろしいか?」
「どうぞどうぞ。(カバーをめくる)こんな紺色で地味ですけど。」
「でもカッコエエやないですか。あ、ここえらい汚れてしもうてる..」
「これはカバーでこすれてこうなってるんやけど、ちゃんと高圧洗車したら戻りますから、大丈夫」
「そうでっか。ちょっと心配してしまいましたわ。写真撮ったらあきません?」
「どうぞどうぞ。どうせブログなんか書いて出してるんで、ええですよ。」
カバーを外し折り畳んで、キルスイッチを入れてトランクを開ける。
「暗くてなかなか撮れませんわ。」
「もう少ししたら点灯しますから、少し明るくなると思いますわ。」

セル一発。轟音と共に12気筒に日が入る。
「しかし、これって、やっぱりリッター2キロ位でっか?」
「いや、5.5Lですけど、リッタ−5くらいです。一度ネットで「紺の豚」で検索して下さい。燃費が全部書いてありますわ。」
「紺色ですもんな。判りました。でも4人乗りで実用的でんな。ええけど高いんでっしゃろ?」
「いえいえ。不人気やから、500万もしませんで。それに関東に『紅い悪魔』さんていう何でも直してくれる人が居ますから、何とかなると思いまっせ。では、気をつけて行って下さいな。」
「ありがとうございました!ホンマ欲しなったわ。」

思わぬ所で車好きとの会話、何だか嬉しかった。
Posted at 2012/06/28 23:34:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 456 | 日記
2012年06月28日 イイね!

456西日本オフ(というほど大した事無いですが)告知

456西日本オフ(というほど大した事無いですが)告知来る7/1、神戸にて456オーナーズクラブのオフ会を行います。
今の所4台のフェラーリ456GTが集合する事が確定しています。
456オーナー、フェラーリ12気筒オーナーのみでなく、「一度456を見てみたい」「将来乗ってみたいので色々聞いてみたい」等と興味のある方はどうぞお越し下さい。456に興味を持たれる方として、節度のある行動をお願いいたします。

日時:7/1(日)10:45−11:00集合
集合場所:デイリーヤマザキ神戸ポートアイランド店
兵庫県神戸市中央区港島9丁目2−7
078-304-5259
(コンビニですので、皆様お買い物も宜しくお願いします)
予定:コンビニでうだうだした後、芦有道路→六甲山ホテル→再度山→北野スターバックスの経路をたどり、16時過ぎには解散の予定です。
雨天決行の予定です。
Posted at 2012/06/28 22:58:25 | コメント(4) | トラックバック(0) | 456 | 日記

プロフィール

「@KEI@FSZ 修学旅行以来でしたが、やはり素晴らしかったです。来年も行きたいです」
何シテル?   06/07 08:23
紺の豚です。 「飛ばさねぇ豚はただの豚だ」 でも、三角窓を使うには、それほど飛ばせない(笑)。 よろしくお願いします。
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