
金曜日夜半から娘が発熱した。風呂上がりに裸ん坊で寝てしまったのと、金曜日の夜で緊張がとれてしまったのとだろう。日曜日はTSM(高雄サンデーミーティング)なのは判っていたのだが、熱を出している娘を嫁さんに押し付けて行く気にはなれない。土曜は一日中発熱して寒い→汗が出て暑いを3回ほど繰り返したが、寝入る前には収まって来た。
日曜朝、何故か六時過ぎには目が覚めてしまう。嫁さんに
「どう?」と聞くと
「うん、あれから熱は出なくて、良く寝ているわ」
「高雄行っても大丈夫?昼には帰るけど。」
「大丈夫よ。行ってらっしゃい。」
良い妻だ。ごめんね。
7時半に家を出て、9時前には高雄に到着。いい天気になっている。先月はヤングタイマー特集ですごい車の数だったらしいので、反動で今月は出足が遅い。

こんなに晴れるんなら昨日の晩にでも洗車しておけば良かった。先週の456ミーティングは大雨だったし、木曜日の通勤も雨だったから、特にドア廻りが汚い。朝、家を出ようとするとナナちゃんに「連れてって!」とキューキュー鳴かれたので、一緒に連れて来た。さあ、コンビニで買って来たお水とジャーキーガムをあげようね。

蘭陵王さんたちが来ているので挨拶する。
「クルマ、見せて欲しいんですけど」
「いいですよ。456GTを見たいという事は、エンジンを見たいという事ですよね...ほ〜ら。」
何だかいきがかり上ご開陳(笑)まあ、私だって456を所有するまでは殆ど見た事が無かったんだから、別に減るもんでも無し、どうぞご覧下さい(爆)
お隣はビトゥルボスパイダー。エンジンルームを開けておられたので、ついついしばらく話し込む。

「しかし、ビトゥルボ系は大変でしょうね..といっても、8.32に乗っていた私が言っても意味ないか(爆)『置いているだけで壊れる』と自虐ネタにしてましたからね。このビトゥルボでどこまで行かれた事がありますか?」
「このごろは週一回くらいしか乗りませんけど、でもこの間マセラティのミーティングで静岡県まで行って、その後東京ディズニーランドまで行って帰って来ましたよ。」
「それは凄い!」
「どうしてもこのヘッドのあたりからオイル漏れがして。」
「入ってる証拠ですよ(笑)。でも1L/1000kmとか漏れたりしないんでしょ?」
「大丈夫です。でも毎回3000kmでオイルは替えてます。」
「大切にしてますねえ」
あ、あっちは蘭陵王さんとよし丸さんの地味イタコンビだ。お、間にクーペアレマーノが駐車したぞ。

二台だけ撮ってると蘭陵王さんがひがむから、三台のおしりも撮っておこう(爆)

う〜ん。地味だけど派手、派手だけど地味。いいなあ。
クーペアレマーノのオーナーさんともお話を。
「これって、アバルトの中では乗りやすいそうですね。」
「ええ。グランドツアラーとして使えますよ。これでコッパデ小海も自走で行ったし。」
「え!小諸でしょ?たくさんアバルトの750ザガートとか行ってますけど、みんなトランポだと聞きました。自走は珍しいんじゃないですか?」
「うちだけでしたよ。」
クーペアレマーノにも850ccだけで二種類のエンジンが有る事、1000cc版も有った事等も教えてもらう。やっぱりオーナーさんに聞くのが一番よく解る。
本日のメインゲストは自動車評論家の西川 淳さんのコルベットスティングレー。奥のクーペは常連さんだけど、同色だ。コルベットとカマロ/トランザムはやっぱり好きだ。父の影響だろう。でも父は「あれは流石に派手や」と乗るのは控えていた。
お、珍しいシルバーの355が来た。少しお話する。
「シルバーって、渋いですね。大好きです」
「ありがとうございます。」

ヘッドにチンクェバルボーレってちゃんと書いてあったのか。知らなかった。
他の方とのお話の中で、ドアを開けて内装を見せて下さる。

同時代なので良く似ているが、456GTより550マラネロにそっくり。赤革の色目、シフトノブの大きい球、インパネの貼り方など。456よりはずっと質感が上がっている。ミッドシップには乗れないだろうけど、乗るなら308-355までの間だろうと思っている。
お、ドアの後ろ側にタイヤ空気圧が...3つの指定タイヤによって、すべて推奨空気圧が違う!

このあたりはミッドシップはシビアそうだ...前輪が後輪より高いのは、456と違う所だ。(456は軽負荷時、前後2.2だったはず)
あ、あれはkotaroさんが紹介して下さった、kazuさんのダルマセリカだ。丁度456と背中合わせになったので、お尻のツーショット。

珍しいセリカLT(1600cc OHV 2Tエンジン)も持っておられる。そっちの方がハイチューンになっているらしい(笑)
ギャラリー用駐車場にはこんな珍車が。

パルサーNX キャノピ−って言うのか。普通のノッチバックと交換できるんだけど、日本では法令上できないって聞いたことがある。このオーナーさんはノッチバックも持ってたりするんだろうか。
でも本日の一番人気のクルマがこれだ!

急に駐車しておまわりさんが二人。主催者の人としばらく話し込んでいた。どうも朝からでかい羽根の生えたGT-Rとかがブンブン走り回ってたのが通報されたらしい。TSMとは無関係ということで帰っていただいたのだろう。
おまわりさん達が居ないあいだ、大人気。
「ちょっとボンネット開けて下さいって言ったら、開けてくれるかな?」
「今日のコンクールデレガンスの一等賞はこれだな」
大爆笑。
帰りがけ、おまわりさんが
「どノーマルなんで、恥ずかしいです」
と言って、でも転回して走り去る時少し後輪を滑らせて行ったのが、
「やってくれるよな〜〜〜」と大笑いだった。
風がさわやかで、雲もあるオープン日和だったので、ついつい開けた窓から内装をどんどん撮らせてもらった。最後にそれをまとめて。

マセラティスパイダー。

コルベットオープン。

Fiat 500C。

MB 280SL。

やっぱりトリは、マセラティ・カリフ。運転席でゲームをしていたボク、邪魔してごめんね。
娘が心配なのと、残っていてもコンクールデレガンスにはなり得ないので(笑)、kotaroさんを待ち切れず帰宅する。12時に帰ると、娘はもう元気で嫁さんとスーパーに行く準備をしていた。よかった。
Posted at 2012/07/08 19:09:09 | |
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