紺の豚のブログ一覧

以前より、みんカラ友達のtokirioma5さんから、
「一度うちのアルファスパイダー、長期に乗ってみませんか？ずっと乗っていないので、かわいそうで。」
というお話を頂いていた。折角なので、456と２週間ほど交換してみましょう、というお話をしていたのだが、思ったより456が長期入院となってしまっている。
tokiriomsa5さんから
「まあ、先に乗ってみて下さいよ。」
と願っても無いお申し出をいただいたので、
「では、宜しくお願いします！」
と厚顔無恥にも厚かましいお願いをさせていただいてしまった。

奈良某所にあるtokirioma5さんのガレージに、もう一台のクルマであるXJ8で送っていただく。
あーこれは．．イイ！運転しても良かったが、助手席は極楽だ。鷹揚な乗り味がP6をより進化させたものに感じる。
ガレージに到着。で一通りのコクピットドリルを受ける。しかし奇麗な個体だ。15年に渡り所有されているが、まだ４万キロちょっとというオドメーターは実走だろう。

大阪から電車で来ると、奈良は寒い！早速二台で走り出す。
tokirioma5さんも多分XJ8を外から見る事は無いはずだから．．．


第二阪奈の入り口まで誘導していただき、高速に乗る。たった三速のATだが、自分がして欲しいと思う時に変速し、パワーを紡ぎ出す。P6よりずっと引っ張るし、キックダウンも敏捷で、初めてのクルマであるゴルフ１をもっとパワフルにしたようなパワー感だ。廻せばちゃんとパワーが付いてくるし、インジェクションなので気難しい所も無い。これはいい！
前回乗せていただいた信貴生駒とは違う面を、阪神高速では見せてくれる。横風を喰らうと現代車のようには安定していないし、基本的にホイールベースが短いのでひょこひょこしそうになる。しかしそこに長いオーバーハングが効いて、結構安定した走りをする。長距離でもそれほど疲れなさそうだ。風切り音やミシキシ音は盛大だが、逆にそれが愛おしい。パワステ、パワーウインドウ、ATを装備して、安定して走る60年代のクラシックカーなのか？

家に帰って、P6と並べてみる。

なかなかクラシックなラインを持っている。存在感はP6よりずっと上だな。ピニンファリーナらしく、斜め後ろがやっぱりカッコイイ。
外に止めてゆっくり斜め後ろから見る。個人的にはシリーズ１もいいけど、このシリーズ４のお尻が一番好きだ。


明日以降が楽しみだ。
明日はムルティプラの狼さんに遭いに、信貴生駒スカイラインに登れるかな？嫁さんの体調次第だが．．．