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紺の豚のブログ一覧

2013年07月29日 イイね!

クルマ三題噺3 フラミニアのエンジン

クルマ三題噺3 フラミニアのエンジン今日のお昼、モンツァのNさんから電話があった。

「日曜日にかからなかったフラミニアのエンジン、バッテリーを充電したら掛かるようになりました。」
「それは良かった。ジャンクヤードでは掛かってましたからね。でもすごい煙が出るでしょ?」
「ええ、白煙が凄いです。T(工場長)とも相談したんですけど、やっぱりエンジンO/Hした方が良いですね。」
「やっぱり。バリバリ走れるクルマにしたいので、宜しくお願いします。その分、他にしわ寄せが行っても、やっぱりそこを最初にやらなきゃと思ってたんです。」
「T(工場長)が言うには、フラミニアのエンジンはこのままだとオーバーヒートしやすいみたいです。」
「え?!」
「ウォータージャケットを拡大しないといけないらしいんですよ。」
「ということはTさん、すでにO/Hの経験があって、そんなことところまで手を入れたことがあると...」
「そうです。」
「Tさんに頼むのは、そういう経験を買ってるんです。大変でしょうけど、ぜひお願いします。」
やっぱり適材適所だ。
「どうせならバリッと仕上げますよ。このDinoエンジン(写真参照)みたいに。」
「これってNさんが自分のDinoに乗せようとしてる、ストラトスのエンジン...」
「そうです!これくらいに綺麗にしてやるって、ブログに書いておいて下さいよ!」
二人で大笑い。

「それから、色、どうされます?僕はシルバー、白、黒はありきたりなんで、ランチアブルーか、ワインレッドとかが上品だとおもうんですよ。エンジン下ろすので、エンジンルーム内の黒は塗り直します。ぐっと締まりますよ。」とNさん。
「どうせ全塗装ですから、オリジナルに拘らず行きますか...」
「まだ1-2ヶ月は先ですから、どうぞ迷って下さい。僕もネットで色々な色を見てます。でも、このクルマ、カッコいいですねえ。マセラティ3500GTほど大きくないし、コンパクトでバランスも良い。どんどん好きになって来ました。」
「ありがとうございます!そう言って下さると嬉しいです!V6トランスアクスルでほどほどのパワー、ヴィンテージフェラーリやFRランボルギーニV12ほど馬鹿でかくない、そう言う辺りを気に入ったんですよ。」
お世辞でも自分の選んだ車を褒めてもらうと嬉しいものだ。
Posted at 2013/07/29 23:21:18 | コメント(5) | トラックバック(0) | フラミニア | 日記
2013年07月29日 イイね!

クルマ三題噺2 コーンズからの手紙

今日帰宅して、Rover75の話を嫁さんとしていたら、机の上にコーンズからの手紙が。
「車検・定期点検整備のご案内」
車検や点検整備で、純正部品15%オフとのこと。片バンク死んだ紺豚号を一度コーンズに入れて、結局インテークからエアーを吸っていただけで支払が8万で済んだとき、ホッとした事が有ったなあ。

でももう手放すんですけど(涙)

コーンズとのお付き合いは二度とないだろうと思った。
この手紙は置いておこう。
Posted at 2013/07/29 23:02:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 456 | 日記
2013年07月29日 イイね!

クルマ三題噺1 ローバー75が帰って来た。

クルマ三題噺1 ローバー75が帰って来た。今日仕事から帰宅すると、あれ、Rover75が帰って来た。
金曜日にAMG E55に乗っておいて良かった。

「Rover75帰って来たね。どうなってたって?」と嫁さんに聞くと、
「何だか水のバルブ(サーモスタット?)に付いてるネジがプラスチックで割れてたらしいの。それを金属製にしたら治ったんだって。」
良かった。それくらいなら何とかエンジンは大丈夫だったんだろう。
「Rover75帰って来て、AMGと比べてどうだった?」と聞くと、
「AMGだと、ちょっと踏んだだけでスピードが出るから、怖くって。それに信号待ちの人にジロジロ見られるので恥ずかしかったわ。私はやっぱりRover75がいい。確かに出足は遅いけど、内外装がすごく気に入ってるし、ドイツ車のしっかりした乗り味で英国車の内外装、すごくいいじゃない。私好きよ。」

確かに嫁さんも(初代ジェッタ)私も(ゴルフI)ドイツ車が最初の愛車なので、ドイツ車の乗り味や高速安定性に安心感を覚えるのだろう。
「ミニ以外だと、英国車風味のドイツ車はRRとベントレー、レンジローバー位だものね。高くて手が出ないな。」
「ミニはポップだからあんまり英国車らしくないもの。やっぱり私はRove75がいい!」
私と色々話をしているおかげで、嫁さんも好きな車がはっきりしてきている。Rover75に乗れるだけ乗ってやろうと思った。

日曜日にモンツァのNさんと話をしていて、
「現在のRRやベントレーがドイツ車だから嫌いっていう意見が有りましたけど、一度乗ってみたらわかります。90年代のベントレーとか、ターボでも内装がギシギシ言うんですよ!シャシーもひどかった。でも現在のベントレーコンチネンタルGTや、RRファントムに乗ったら、あんな2トン半の車がシューッ!と素晴らしい加速をして、かつ素晴らしいコーナーリングをして、ミシリとも言わない。あれは英国だけではどうしようもなかったでしょう。ドイツ車の血が入って、でも英国人がチューニングして、あれだけ素晴らしいクルマにしてるんですよ。」

XJ8で英国車らしさについて考えさせられたが、私はやっぱり英国車風味のドイツ車が好きなのだと思わされた。本当の英国車好きからは石持て追われるかも知れないが。
Posted at 2013/07/29 22:54:39 | コメント(6) | トラックバック(0) | Rover75 | 日記
2013年07月28日 イイね!

フラミニア、主治医交替

フラミニア、主治医交替ランチア・フラミニアについては、今まで茨木市のジャンクヤードで登録や整備を続けて来た。しかし、ここからはエンジンのO/H等を含め、クラシックランチアに詳しい、モンツァのT工場長に見てもらうべきだと判断させていただいた。関西のランチア乗りで、T工場長の事を悪く言う人は誰もいない。「Tさんが見てO/Hしたエンジン」というだけで、ランチア乗りの間ではブランドであると言って良いのだ。私も8.32二号は、「Tさんが組んだエンジン』というだけで買ったのだから(笑)

モンツァのローダーでジャンクヤードに向かう。

やっぱりトゥーリングらしい、この斜め後ろの角度が素晴らしいなあ。
モンツァのNさんは、帰りのローダーの中で、「どうしてこんなのを買ったんですか...これは大変だ..。」と無口に。ごめんなさい。でもこの個体が起こしたかったんです。

モンツァはJRの線路沿いにある。ローダーからフラミニアを下ろしてもらう。初めてステアリングをにぎって押して貰うが、けっこう回転半径が小さいなあ。

今後の方針についてNさんと検討。ある程度の原資は必要だが、右窓廻りのモールが無い以外は大きいな欠品が無いのと、ボディ下部のひどい腐食がないのが幸いなようだ。全体のバランスを考えて、うまくレストアする必要がありそうだ。

昨日からの代車、W210のE55の話になる。
「とんでもなく速くてびっくりしました。」
「そうでしょ?あの頃10台くらい売りましたから。」
「そんなに?!」
「E320と、並行物のE55が、それぞれ900万/1000万位だったんですよ。乗ったら別物じゃないですか。e55、人気ありましたよ。今でもバランスはそれ以降のAMGよりイイかも知れません。」
結構気に入ってるなあ(笑)

いつもながらモンツァには色んな車が入っている。

イセッタからAMG SL65まで。先々週にはこんなのも入っていた。

アルファロメオ 6C2500 フレッチェ・ドーロ。ゴッドファーザーpart1で、マイケル・コルレオーネの奥さんが爆死するので有名な車。これも名古屋のお大尽、Sさんのクルマだ。カロッツェリア・トゥーリングの制作ということだが、実はカロッツェリア・アルファロメオのバッジが付いており、これは自社制作のようだ。

カロッツェリア・トゥーリングの純正バッジ。何枚かの鉄板を張り合わせて立体的にしてある。

トランクリッドに付いているものだ。これは妙にリプロを使わず、このまま使うことにしよう。

さあ、ここから仕切り直しだ。1-2年は見込んでいるが、プロジェクト開始からすでに1年半。ぼちぼち頑張ってみることにしよう。
Posted at 2013/07/28 21:58:11 | コメント(8) | トラックバック(0) | フラミニア | 日記
2013年07月27日 イイね!

連夜のハイウェイにガオー 第二夜、AMG E55の印象

連夜のハイウェイにガオー 第二夜、AMG E55の印象金曜日の昼、珍しく仕事中に嫁さんから電話。何か緊急事態か?!
「Rovr75がオーバーヒートしたの。家まで何とか帰って来て、ギャルソンガレージさんが代車を出してくれるって。」
水温計が振り切ったまま10分は走ったようだ...まずいな(滝汗)まあ、ちゃんと水量を見ていなかった私のミスだ。一昨年も同様なことがあったのだが、たまたま私のお迎えに来ていたこともあり、冷却水量が減っていただけで事なきを得たのだった。12年落ちの英国車は気をつけないと。

仕事が終わってガレージを覗き込む。いつもギャルソンガレージは色んな代車を出してくれるので楽しみだ。お、このAMGホイールを履いたW210のEクラスは...

げ、E55。この間の代車、500Eでさえ凄かったのに、今度はAMGだ!(笑)ブルース ウェインさんみたいなスーパーチャージャー付きではないけど、5.4リッターV8 353HP トルク54kgmはほとんど456に匹敵する。これは連夜に渡り夜のハイウェーにガオーしろという神の啓示か(笑)

「とんでもない代車だよ。AMGって知ってる?乗ってみた?」と嫁さんに聞くと、
「家に買ってきたRover75と引き換えに置いて行ってくれたの。『前のEクラスと同じ大きさですけど、サイドに傷があります。もう少し小さい代車が戻って来てまだ代車が必要なら、替えますから」って言ってくれたんだけど。」
なんだか凄い。
「折角だから今晩も行ってくるね。」
「そう言うと思ってたわ(笑)気をつけてね。」

内装は黒革でいかついが、高級感に溢れている。英国車とは対照的だけど、ここまで徹底してゲルマンだと、それはそれでカッコいい。

今日は芦有でなく、いつもの関空までの往復にしてみた。とにかくとんでもないトルクと中間加速。500E(2速発進なので、ほとんど3速ATみたいなフィール)とちがって5速ATで、そのうえどの回転/速度域でも加速する。特に日本で使う80-120キロの加速は、456でも6→5→4速に落とさないと追いつかないかも。何人たりとも自分の前の走らせない!という加速力だ。それがアクセルを2センチ程踏み込むだけで得られるのだ。あまりに安易に誰でもこれだけの加速や高速域を使える事に、「こんなにパワー要らんやろ!」とひとりごちてしまう。関空道では軽々とヨーロッパ紳士協定に当たってしまう。丁度5500回転出ていて、ちゃんと最高速=最高出力発生回転数。スピード感は実速60%というところだ。こんなクルマに乗ってしまったら、乗る車で性格の変わる(らしい)私などは、超下品になったあげく免許が無くなってしまいそうだ。こわいこわい(爆爆爆)

乗り心地は前輪40%、後輪35%という超扁平タイヤとしては例外的に乗り心地が良い。次の日に嫁さんに運転させたら「すごく力が有るけど、思ったより乗り心地がいいのでびっくり。ママ友のうちのBMWなんか、硬くって後席だと酔うって言ってたけど、これは全然そんなことないわ。」とのこと。もちろん大きな段差ではガツン!と来るけど、それ以外では十分ファミリーカーとして使えそうだ。ただし、いつも排気音が「ボーーー」っと聞こえていて、少し踏むと「ボオオオオオオ!」W210はW124に比べてコストダウンが見え隠れして、ボディも盤石ではないと言われるけど、乗ってみるとなかなかの剛性感で、それほど遜色があるとは思えなかった。これが90万なんて、嘘みたいだ。

泉大津のPAで撮影。


なるほど、こちらのサイドは今まで見えていなかったけど、結構当たってるな。

ぐるっと走ってみたが、初AMG、なかなかのものだった。
でも、私が乗ると下品になりそう。やっぱりXJ8くらいのパワーが自分には良いなあ。
Posted at 2013/07/28 20:38:13 | コメント(7) | トラックバック(0) | 代車 | 日記

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「@KEI@FSZ 修学旅行以来でしたが、やはり素晴らしかったです。来年も行きたいです」
何シテル?   06/07 08:23
紺の豚です。 「飛ばさねぇ豚はただの豚だ」 でも、三角窓を使うには、それほど飛ばせない(笑)。 よろしくお願いします。
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