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紺の豚のブログ一覧

2013年08月25日 イイね!

左追い抜かしと階級社会

5月にカリフォルニアを車で走る機会があったときに、一つ気付いたことがあった。カリフォルニアのフリーウェイでは、3-4車線あれば、どんどん右追い越し(日本で言うと左追い越し、逆側からの追い越し)をしている事に気づいたのだ。オレゴンの田舎では、長距離に渡り3-4車線になった所は少ないので気付かなかっただけだろう。

逆に自分の数少ない経験からは、アウトバーンでもアウトストラーダでも、ヨーロッパで左追い越しはまず見ない。はっきりと車線の棲み分けが決まっている。13年前に、アウトストラーダをGアストラ1.6で走ったとき、追い越しのため160キロまで増速したのに、みるみる後ろからアルファ156のコモンレールターボディーゼルに追いつかれてびっくりして右車線に戻ったことがあった。

その事についてずっと考えていたのだが、こういう仮説はどうだろうか?階級社会ではっきりクラスが定まっているヨーロッパでは、車線の棲み分けも、排気量も、ひいては車のクラスも決まっている。30年前にドイツ、オーストリア、フランスなどの色んなドクターのお家に伺ったときには、「医師が乗れるのはBMWの3シリーズか、メルセデスのコンパクトまで」だと言っていた。1980年代前半でも明らかに階級によるクルマ選びがされていたのだ。階級が無くて誰でも金さえ有ればハイパワーの高級車を購入出来るアメリカや日本では、車線の棲み分けはなく、日本での左追い越しも当たり前なのだろう。

今までまず左追い越しをしないことにして、追い越し車線に居座る遅いクルマも、なるべく左にどくのを待っていた部分があったのだが、それは止める事にした。日本は階級社会でないかわりに、車線の棲み分けも無いのだ。
Posted at 2013/08/25 22:08:47 | コメント(21) | トラックバック(0) | クルマ一般 | 日記
2013年08月25日 イイね!

ローバー75が帰ってきた。

ローバー75が帰ってきた。追突されたローバー75が水曜日に帰ってきた。嫁さん曰く
「思ったより座面が低くてびっくり。一度座面を上げて見たら、E350よりは見切りは良くないけど、だいぶ運転しやすくなったわ。でも、ローバー75の方がステアリングやスイッチ類が重くてびっくりした。」
私はいつも座面は一番下にする癖が有るからなあ。ゴメンね。しかし、メルセデスの操作系がこんなに軽くなってたとは…時代の流れか?

「アメリカ村の混雑した道でも、ローバーだと避けてくれない歩行者が、メルセデスだと避けてくれるのよ。やっぱり「ベンツ」は強いわ。」
「じゃあ、次からメルセデスにする?」
「そうしょうか。AMGとか(笑)でもやっぱりいかつすぎるね。」

メルセデス、能動的安全性は有る事が分かった。でも、やっぱりまだイイかな。とよた真帆の乗ってるPTクルーザーカブリオレのバニラ色が「かわいい!」という嫁さんを見ながら、そう思った。
Posted at 2013/08/25 04:53:05 | コメント(2) | トラックバック(0) | Rover75 | 日記
2013年08月19日 イイね!

第17回ジャガー岡山オフにお邪魔する

第17回ジャガー岡山オフにお邪魔する8/18の日曜日。以前から行きたかったJapthugさん主催のジャガーオフに参加させていただいた。
前日の夜にkotaroさんが九州小倉から居られる事を聞いていたので、9時に岡山駅前で待ち合わせ。朝6時起き、6時半には給油を終えて大阪を出発した。途中まったく渋滞がなく、朝食を三木SAでとっても丁度2時間半、180キロで岡山駅に到着。「ロングツアラーであるジャガーXJ8はこういう風に使うんだよ」という見本のような使い方だ。全く疲れず、フラットなマジックカーペットライドを堪能した。

kotaroさんと合流。久しぶりに聞くkotaro機関銃トークは疲れるぜ(笑)早速目的地のオールドボーイに向かう。岡山駅から30分位のところだ。岡山は城下町のため、T字路や右左折が多く、大通りが井桁になっていない。向かう途中のあるT字路で向うからジャガーXJSが曲がって来る。珍しいなあ..と思っていたら、Japthugさん本人だ!思わず手を振って別れる。

10時集合だけれど、早く着いたので、オールドボーイの後ろにあるジャンクヤードにkotaroさんとアシを踏み込む。何故レストア済みのクルマではなくこういうジャンクヤードが好きなのか(爆)

メルセデスSL、マセラティビトゥルボ、ポルシェ914、117クーペ...思わずkotaroさんと「自分ならこれを起こしたい」という変態トークで盛り上がる。
後ろにはちゃんとした売り物のMGたちが。

MGBもいいが、このタイプ3ベースのカルマンギアは良いなあ。クーラー付けて乗りたいなあ(笑)

オールドボーイは本来レストア工房だ。美しくレストアされたクルマたち。

一番美しいと言われるEタイプシリーズ1、4.2L。でも何故かイベントで見すぎていて感動が無い。困った体になったものだ(笑)

カフェに入って涼んでいると、Japthugさん登場。米子にP6を見に来て下さって以来だ。
「こんにちは。kotaroさんと一緒に来ました。暑いので避難してます。やっぱりXJ-Sカッコイイですね。何年式なんですか?」
「91年です。XJSも一時は多かったですけど、このごろ少なくなりましたね。」

「このホイールは18インチですか?ショック大きくなりません?」
「大丈夫ですよ。これ、長い事探してたんですけど、思ったり安く出ていて。」

昔kotaroさんと良く行っていた「六甲朝ラン」にXJーSが来た時には「無駄に大きいなあ」と思ったのだが、今になると流麗なビッグクーペはカッコいい。無駄の塊なところがいい。特に空力屋、マルコム・セイヤーの遺作となったリアの造形はやっぱりカッコイイ。今までEタイプ一辺倒だったけど、これもやっぱり良いなあ。

「やっぱりでっかいですね。フルトラのアンプとかコイルとかがパンクするっていう話ですけど、どこにあるんですか?」
「この前のHIDバラストの下です。これもマイナーチェンジでここに来たので、それまでは熱いエンジンルームの中だったんですよ。」

そうするうちに三々五々参加者の方が集まって来た。古い方から順番に。

神戸33ナンバーを持つXJ6 シリーズ3。神戸でXJ6の”Shop J.M.C”を立ち上げているOさんの個体だ。いきなり日陰に駐車したかと思うと、ジャッキアップして右ホイールハブをばらし出した。

「行きがけにどうもハンドルが右に取られるし、コツコツ言うから、ハブベアリング(インナーとアウターあり)かな?と思ったんだけど。」
Japthugさんも乗り出し、どうもベアリングやディスクブレーキではなく、古くなったフロントタイヤからではないか?という話になっていた。暑い中バラシご苦労様です。


DD6。いきなり外のキーシリンダーをJapthugさんといじり出すので、まるでピッキング集団(笑)


X300のXJ6。珍しい色だ。ジャガーには美しい中間色が多い。JapthugさんのXJSも良い赤だ。
「妙な中間色が多くて、塗装屋泣かせなんですよ。」とのこと。
倉敷在住の方で、岡山に関する色んなお話をさせていただいた。


言わずと知れたシーフロスト号。X308の素のグレード。


凶悪に車高の落ちたネガキャンなX308、XJR。でもオーナーさんは好青年!これは同じX308でも、メルセデスの5ATなので壊れない。どこのジャガー系の集まりでも、一台だけベコッと下がっているらしい(笑)



遅れてこられたX350。ロングホイールベースで全長5225ミリ。カッコいいけどうちの車庫には無理(笑)でも内装はX308までの延長線上でオーソドックス。

そして今回のcar of the showは...

ベントレーターボRL。Lはロングなんだとのこと。不勉強ながら初めて知った。オーナーさん、内装等も見せていただき。ありがとうございました!

これでないと英国車の内装とは言わない(笑)珍しい革の色だ。

ウォールナット(?)のピクニックテーブルも、英国高級車としては外せない。

巨大なV8。エンジン直結ファンと電動ファンの両方があるのだが、あんなに巨大な直結ファン(直径70センチくらいありそう)を初めて見た。

楽しい時間はあっという間に過ぎる。昼食後、みなさんJapthugさんとDIYの様子だったが、XJ6のホイールが付いた所でkotaroさんとお暇しようとすると、Japthugさんが
「折角だからちょっと乗りませんか?」とXJSのキーを!
早速コクピットに乗り込む。cozyな英国車らしい狭さ。でも上質な室内。思ったより広い後席。発進すると三速オートマだけど十分かつ繊細な加速。キックダウンすると456と同じ音が響く。やっぱり12気筒の音なんだ。18インチタイヤと思えないマイルドな乗り心地。重くて長い物をヌルヌルと動かしている感じは、XJ8よりより強い。濃い味のクルマだなあ。乗せていただいてありがとうございました!別の12気筒の世界があることがよく判った。
皆さんあの炎天下でクルマいじりを続けている。皆さん熱い人たちだった。急に乗り付けていきなり色々聞いたり、失礼も有ったと思うのですが、暖かく迎えて下さり、ありがとうございました。最初で最後のジャガーオフ、楽しませていただきました。

帰りはkotaroさんと交替で運転。
「やっぱりジャガーはいいねえ。」
と二人で言いながら、山陽道を東進。交通量は多かったが、最後の西宮北から12キロの渋滞を50分で抜けると、3時間半でイケダタウンに帰着した。楽しい一日だった。

さあ、月曜日から本格的に世間が始動する。リフレッシュしたので頑張るぞー!
Posted at 2013/08/19 23:05:39 | コメント(11) | トラックバック(0) | ジャガーXJ8 | 日記
2013年08月15日 イイね!

お盆に信貴生駒スカイラインで集まる(追加あり)

お盆に信貴生駒スカイラインで集まる(追加あり)テーマクラブ時代からの友人、ebaebaebaさんから、「夏休み、ジャガーに乗ってみたいです」というお話をいただいていた。丁度二人とも空いているのが、私の夏休みの最終日8/15だった。

朝7時半に自宅を出発。まず高圧洗車機で汚れたXJ8を洗車。シーフロストという色の良い所は、あまり汚れが目立たない所だが、ついつい洗車もさぼってしまっていけない(笑)阪神高速東大阪線は、まだまだ交通量は少なくお盆モードだ。
信貴生駒スカイラインに入る。これで3度目だろうが、かなりXJ8との付き合い方も分って来たので、3速までのモードに入れて飛ばしてみる。十分楽しく速いつもりで走れる。この大きなセダンがこれだけ走れれば良いんじゃないかな。

一度南端まで走ってから、北に上がって鐘の鳴る丘駐車場に。いつも来ておられるNAロードスターの方と話し込んでいると、147が到着。あれ、ebaebaebaさんじゃない...Miちゃんさんじゃないですか!それも147GTAだ!
「こんにちは。お久しぶりです。流石に356じゃないんですね。」
「今日は暑くなりそうだし、止めました。これ次男の車なんですよ。」
「そういえば三男さんまでみんなクルマ好きなんですよね。羨ましいです。」
話し込んでいると、Totipカラーの車が到着。でもTotipカラーでもイタ車じゃなくて、あれはヴィッツ!

「こんにちは。お久しぶりです。」
「こんにちは。マイユさんじゃないですか!これって?」
「ワンメイクレースのヴィッツカップに出てるヴィッツです。」
「ガチガチのロールバーにレーシングラジアル。なかなかカッコイイですね。そういえばジルコはどうなってます?」
「デスビの部品、もう一年待ってるんですよ。」
やっぱりイタリアの虫は大変そうだ。

そうこうしているうちに、もう一台の147が。これはebaebaebaさん(えばさん)だ。
「遅くなりました。パノラマ駐車場と思って待ってたんですよ。」
「あ、告知のブログ、すぐ書き直したんで、始めからこっちにしてたんですよ。」
「そうか!すぐ読んだから、パノラマと思ってました。」
「ごめんなさい!」

これで4台になった。

まず今回のきっかけであるXJ8をえばさんに乗っていただく。帰るなり開口一番
「これってジェントルですねー。乗り心地良いですね。」
「そうでしょう?本来は高速道路に乗ってもらうとよく判るんですけどね。昨日まで3日間の旅行も、全然疲れませんでしたよ。」

「じゃ、147ツインスパーク、乗せていただいて良いですか?」
「どうぞどうぞ。」
「じゃ僕の147GTAも、二人とも乗ってみてよ。」とMiちゃんさん。
「ええー!良いんですか?」
これは嬉しいお申し出だ。

折角だから二台のボンネットを開けた画像を入れておこう(笑)

では、まず147ツインスパーク・セレスピードのえば号から。

とにかく鼻が軽くて、ぜんたいにもヒラリヒラリと軽快だ。4発らしい快音をあげながら、自分のコントロール下に置ける気分だ。セレスピードは最初フロアシフトを使っていたのだが、ステアリングのパドルシフトの方がずっと使いやすい。自分でやるより余程シフトダウンが早くて、自分が乗ったら456よりこれの方が信貴生駒スカイラインでは早いかも(涙)

次に147GTA 6MTのMiちゃん号。

これは速い!8.32よりかなりアンダーが少ないが、やっぱり軽快ではなく「重厚」。このサイズとは思えないどっしり感と安定性を持っている。自分の腕では、到底攻め込んで行けないパワー。回すと「クオオオオオンンン!」と歌うalfa V6。やっぱりこのエンジン、大好きだ!
この二台は、かなり性格を異にしている事がわかった。5年前の私ならGTAを取るだろうが、今の私ならツインスパークを取るだろう。

マイユさんと言えばミッレミリアのお話も聞きたいな。
「そういえばマイユさん、ミッレミリア行ってこられたんですよね!私、ミッレミリアに出場された方とお話するのって初めてなんです。何組くらい日本から行っておられました?」
「全体が430台くらいの中で、12組位だったかな?とにかく寝る時間も無くハードで、途中では早く日本に帰りたいとばかり思ってましたよ。一般道でもみんな120-130キロで飛ばすし、怖いですよ。」
「話には聞いていたんですけど、ホントにハードなんですね。」
「ええ。でも帰って来たら、また行きたくなるんですよ。でも、イタリア語が出来てクルマの事が分ってる通訳と、現地のメカニックとサポート隊が要りますね。」
「やっぱり。クルマを陸送して、自分たちだけで走るなんて無理なんですね。」
「無理でしょう。コマ図、ぜんぶイタリア語なんですよ!一日目のコマ図だけで厚さが2センチはあります。その上、当日朝に急に変更されて差し替えられるんですよ。通訳の人と携帯で連絡取り合って聞いたり。」
やっぱりチームを組んで、ショップなりノウハウを持っている人が中心になってでないと、とっても行けないなあ。


事件は突然起こった。
30年近く前から356に乗っておられるMiちゃんさんに、
「邪道って言われるかもしれないけど、356にクーラー付けて乗るってのはアリですかね?」
「それは....」
とMiちゃんが言おう瞬間、パサパサパサという空冷の音が...356Cじゃないか!

いきなりMiちゃんさんが寄って行って、
「お、こんにちは。丁度356の話をしてたところに来るから、びっくりしたよ。」
「こんにちは。黒猫トムと言います。」
「珍しい色ですね。良いなあ。無茶苦茶綺麗じゃないですか。」


「いえいえ、Miちゃんさんの方がずっとずっと凄いですよ。『磨きのMiちゃん』って有名ですから。」

「あ、お願いが有るんですけど。一度リアシートに娘が入れるか、自分が入ってみたいんですけど。」
「良いですよ。」

リアシートから撮った内装。カラーコーディネートも美しい。170センチ87キロの私でも、助手席を前に出せば何とか入る程度だ。
「160センチくらいの人なら、何とか乗れますよ。」とMIちゃんさん。これなら娘と3人でも何とかなるかな?あ、その頃には娘は高校生か大学生だな...

エンジンルームも超きれい。

「これは綺麗にしていますねえ!」と私が驚嘆していると、
「いえいえ。クラブの中ではまだまだですよ。それに、アメリカでは空冷のフィンの間を綿棒で掃除するらしいですから。」
「エンジンに綿棒!」
絶句。

Miちゃんさんから
「美味しいそば屋が近くにあるんで行きましょう。356クラブの仲間なんですよ。」

早速4台で出発。しんがりを努めるが、とにかくみんな速い!147の二台もそうだが、356Cは脱出時ぐっとお尻を下げてトラクションがかかってゆく、RR特有のコーナーリングフォームで、あっという間に離されてしまう。自分としては結構速く走っていたつもりだったが、XJ8ではまだまだか...

163号線沿いにある、そば茶屋「よしむら」だ。かなり繁盛していて、何とか滑り込めた。

十割そばととろろ飯のセット。そばの香りが立ち、うまい!皆さんと356の話、ジャガーの話などで盛り上がる。Miちゃんさんは、昔メルセデス600プルマンを安く譲ってもらってヤナセでたくさんお金をかけて整備したけど、結局ちゃんと直り切らずに売ってしまったと言っておられた。600プルマン..ジャンクヤードのS社長からも「すべてエアー駆動で、とにかくパワーウインドウとか色々壊れるので、大変ですよ」と聞いていた車だ。

Miちゃんさんが急に、
「友達がね、『経営者はジャガーに乗ったらダメだ』って言うんだよ。たしかにジャガーに乗ってた仲間の社長連中はみんな会社をつぶしてるんだよね。ジャガーにのると運転が鷹揚になって、『どうぞ入れてあげるよ〜」なんてジェントルになってしまう。そんなのでは社長はやってられないんだろう。やっぱりベンツで気が張ったままで運転してる方が緊張が保てて、会社がうまく廻るのかもしれないよ。」
と教えて下さった。
確かにジャガーにはそういう所がある。でも、そこまで気を張ってオラオラでメルセデスに乗るくらいなら、ちょっと規模は小さくても古いジャガーに気を張らずに乗れる方が、自分には合っている気がして来た。

帰宅しようとすると、あ、帽子を忘れた!
鐘の鳴る丘駐車場まで急いで戻ると...

ちゃんと帽子と麦茶が待っていた。
Posted at 2013/08/15 18:15:18 | コメント(7) | トラックバック(0) | ジャガーXJ8 | 日記
2013年08月14日 イイね!

夏の家族旅行(鯖街道・湖西)にXJ8を使ってみた。

夏の家族旅行(鯖街道・湖西)にXJ8を使ってみた。8/12-14の三日間、帰省している長男を含め4人で家族旅行に行ってきた。今だけ手許にある、一番クーラーの効きが良いジャガーXJ8を使ってみようと思っていた。

8/12朝、仁川にある義兄の家にナナちゃんを預け出発。一日目の目的地は京都の北、「鯖街道」にある「朽木温泉てんくう グリーンパーク想い出の森」だ。お盆の最中だが、名神高速上り線は少し混雑している程度。大事を取り、中央道宝塚ICから吹田ジャンクションで名神ではなく近畿道→門真から第二京阪道→阪神高速京都線で九条→京都市内を北上して大原→途中越え→鯖街道(国道367号)。渋滞は京都市内だけ、宝塚から三時間半だった。宝塚を出発してすぐにエアコンが切れてびっくりしたが、単なる誤操作のようでちゃんと復帰した。冷や汗をかく(笑)367号は、とくに途中越え以北は気持ちのいいワインディングで楽しい。ちゃんと嫁さんは朽木の道の駅で野菜を買込んでいた。

朽木温泉「てんくう」は温水プールと温泉の複合施設。廻りにはグラウンド、宿泊施設、バンガロー、テニスコートなどもある。温水プールで娘の相手をしてけっこう泳いでいたらぐったり。部屋に帰って爆睡のあと散歩。昼食と夕食は中にあるレストランで取ったが、期待していなかった鯖寿司が美味しかった。

川魚好きの嫁さんが頼んだ岩魚の塩焼き膳。うまかった。初日は9時には息子と就寝。あんなに早くから寝たのは久しぶりだった。

8/13朝は早起きして、施設内をまた散歩。朝の弱い長男もぶつぶつ言いながら付き合ってくれる。以前はふとんからさえ出なかったのだから、大きな進歩だ。

朝の光が美しい。気温は25度だが、大阪市内よりずっと爽やかだ。

今回の旅行の一つの目的地、マキノにあるメタセコイヤ並木に向かう。以前F105Lさんと出場したNCCR滋賀ラリーで訪れて以来、家族を連れて来てやりたかった。

早起きは三文の得。綺麗に晴れた。
メタセコイヤ並木の途中にあるマキノ農業公園マキノピックランドにてのXJ8。美しい。

嫁さんはここでも野菜を買込んでいる。
「だってきゅうり5-6本で100円よ!大阪だったら一本100円くらいするのに!」
そうして節約しても、旦那がぜんぶクルマに突っ込んでたら...堪忍袋の緒が切れるわな(爆)

まだ午前10時前。今から二日目の宿、びわ湖バレイの頂上アルプス山荘(お盆とスキーシーズンのみ営業)に行くのは早いなあ。せっかく鯖街道に来たのだから、小浜か敦賀には行ってみたいなあ...そうだ!三方五湖に行こう!よく父が家族を連れてドライブに連れて行ってくれたっけ。
敦賀から三方五湖のレインボーラインに乗り込む。家族は熟睡していたが、外海を一望する展望台に上がると歓声が上がった。
「すごく海が綺麗!」
「これ、日本海?」
「そうだよ。若狭湾だな。」と私。

途中の梅丈岳の上からは三方五湖が一望。

右手前が水月湖、奥が菅湖、左手前が日向湖、左奥が久々子湖。もっと右手に三方湖がある。小学生の頃はよく父が連れて行ってくれたなあ..と思っていたら、嫁さんが
「お盆にお父さんを思いだす場所に来たのも、良かったのかもね。」
その通りだなあ。

道の駅あどがわで昼食を取り、びわ湖バレイのロープウェイで標高千メートルに上がったのは、午後3時。涼しい!気温は25度。ひなたは暑いが、木陰は涼しい。山頂からすこし下りた、「アサギマダラの森」にあるハンモックで涼を取る。

ああ、極楽。午前中の三方五湖が暑かったので、余計に涼しい。

娘と嫁さんも一つハンモックに寝そべっている。

宿のアルプス山荘にはクーラーが無く、日中の屋内は却って暑かったので、ハンモックで過ごして良かった。涼しくなった夜は、すき焼きバイキング(具材や肉を取り放題)。朝食もバイキングで一泊8000円はお得だ。毎年バイキング形式なのだが、この数年どんどん美味しくなってきている。熱の出てきた娘を寝かせて、大人三人は外に星を見に行った。風が強く寒い位だ。真っ暗な中で、天の川や夏の大三角、北斗七星やこぐま座、カシオペア座などを見つけて楽しんだ。夜はクーラー無しで就寝。これがやりたくてここに宿を取ったのだった。

8/14は朝7時から散歩に出かけた。娘は一晩で熱が引き、元気一杯だ。昨日の夕方、山頂で水着で遊んで冷えたんだろうな。

朝のびわ湖バレイ。


結局ハンモックで昼前までダラダラして、そのあと毎年恒例の宝探し遊び。夕方はまたハンモックでぶらぶら。

山の上には赤とんぼ。もう秋の気配だ。

ハンモックから見上げた木漏れ日。ゆっくり出来て良かった。

いつもkotaroさんのびわ湖バレイミーティング(8月最終日曜)では避けている湖西道路で帰路につく。びわ湖バレイを出てすぐから坂本北インターまでは約一時間渋滞したが、その後は名神・中国道とも順調で、宝塚までやはり3時間半だった。ナナちゃんをお出迎えして、帰宅すると午後10時だった。
XJ8はオーバーヒートやバッテリートラブルの兆候も無く、酷暑のなか全行程400キロを家族のアシとして無事に走り抜いた。8/15はebaebaebaさんとのミーティング、8/18はJapthugさんのジャガーミーティングに岡山まで遠征の予定だが、自信に繋がった。

ジャガーとの一夏。3年前のマラネロとの一夏と同様、忘れられない夏になりそうだ。
Posted at 2013/08/15 15:53:16 | コメント(3) | トラックバック(0) | ジャガーXJ8 | 日記

プロフィール

「@KEI@FSZ 修学旅行以来でしたが、やはり素晴らしかったです。来年も行きたいです」
何シテル?   06/07 08:23
紺の豚です。 「飛ばさねぇ豚はただの豚だ」 でも、三角窓を使うには、それほど飛ばせない(笑)。 よろしくお願いします。
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