
この記事は、
117th TSM。について書いています。
12/8日曜日、久しぶりに高雄サンデーミーティングに行ってきた。初めてモンツァのサポートを離れ、家から出かけて無事帰還してきた。
朝0710起床。前日World of Warshipsでクラン戦(仲間でチームを組み、8対8で他チームと対決)を0045までやっていて眠いはずなのに、しっかり起床。前日に少し冷間始動をトライしてみたときは少し手間取ったけど、当日朝は一発で始動した。0745には自宅を出て、阪神高速→近畿道→第二京阪道→京都高速で堀川通りから162号で高雄へ。小雨の中初めてフラミニアを濡らす。ワイパーの接地性が悪くてかつ短いのであまりうまく拭けていない。調整してもらおうっと。
朝0910に高尾大駐車場に到着。もうほとんど一杯で最後の3台くらいのところに滑り込む。

事務局に参加料を支払い、まずぐるっとみて回る。お知り合いの車は有るのだが、なかなか御本人と会えない。

アメリカ車特集では欠かせないデロリアン。3台まで集まったのは見たが、5台は初めて。

コルベットはやっぱり綺麗だなあ。右端は

GT40レプリカ!レプリカでも迫力満点だ。

まだあまりお知り合いがいないのでぐるぐる回っているとこんな車が。

トミーカイラM20。わたしの乗っていたR31スカイライン2ドアGTS-Tのチューニング版だ。これの上級のM30が欲しくて京都のトミーカイラまで見にきたが、あまりに高くて諦めたっけ。

純正は赤に黒のカムカバーだったけど、これは緑一色なんだな。
オーナーさんに
「珍しいですねえ。これってM30とかと違ってターボのままなんですね。」
と聞いたら、
「ええ。ファインチューニングで10HPアップなんですよ。でもそのお陰でディーラーでそのまま見てくれてます。その前にR33のGTSを新車で買ってたんで。」
「それは良かったですねえ。主治医が居ないとどうしようもないですよね。」
親戚の方が持っておられた個体で、売るというので引き取ったらしい。
「わたしもGTS-Rの抽選に外れて、GTS-Tを買ってホシインパルのコンピューター入れてましたね。リミッターが解除できて210キロ出ました」
自分も若かった(笑)
そうこうしているうちにお知り合いを捕まえることが出来た。

うちのフラミニアの前にはこの車が居た。

アルファロメオTZ-1。ザガートボティだ。トゥーリングとザガートを近くに置きたかったのだが、横にフェラーリ328GTSもあって、ピニンファリーナも共演だった。オーナーのSさんは京都の人で、ポンテペルレ、その後のヴァリオストラーダやヴァリオストラーダ・ツーリングなどでもご一緒させていただいた。以前紹介させていただいたプリンスR380の復刻車のオーナーでもある。
「Sさんご無沙汰しています。これ、わたしの車なんです。」
「おお久しぶりですね。P6はどうしたんですか?」
「これのために売りに出そうと思って。R380どうしてますか」
「うん、ちょっと煙が出るようになったんで、一度エンジンバラしてみたんです。普通は外注を受けないT自動車が、何とかやってくれる事になったんです。そしたらチタンのコンロッドなんかが入っていて、外はR380-Iだけどエンジンは日産になってからのR380-IIになってるということがわかったんです。」
「それはすごい!次はどこでお披露目ですか?」
「ニスモフェスティバルには出したいと思ってるんだけどね、時間がかかりますね。」
「このフラミニアも6年かかってますから(笑)」
そうこうしているうちに見たこともないリトモが!

あれ、あれは蘭陵王さん、よし丸さんたち地味イタ教団の皆さんじゃないか!それも女性が運転している!その上名古屋方面のナンバーだ。
「蘭陵王さん久しぶりです!このリトモは何ですか?白く塗り替えた?」
「いえいえこれは新人なんです。今回僕たちも初めて会うんです。」
教団員とともにワラワラと取りかこむ。女性なのにリトモを軽々と駐車した。なかなかのパワーだ。彼女のことは「白リトモさん」と呼んでおこう。早速ボンネットを開けてもらう。

「これ普通のソレックスじゃなくてウェーバーですね!ラッキーじゃないですか」
と私(ソレックスだった)と言うと
「初期はソレックスだったんですが、後期にはウェーバーに替わってるんですよ。」と蘭陵王さん。さすが教祖様よく知っている。いや、単に自分の乗っている車種だからか。白リトモさんに
「よくこの重ステのリトモを買いましたね。でも錆びてないし綺麗!」
というと
「これずっとイタリアで子供の送り迎えなんかにも使われてたようです。13万キロ走ってます」
「それだけ乗っててこれだけ綺麗。しっかりメンテされてきた証拠ですね」
じゃんけん大会があり、その後はコンクールデレガンスの表彰。うちのフラミニアは特別賞としてSHCC(湘南ヒストリックカークラブ)のTシャツをいただいた。ジャンケン大会の相手は見覚えのある方だ。これは自動車評論家の西川 淳さんじゃないだろうか。よく高雄サンデーミーティングにこられていると言うし。今度ローバーP6の出品をお願いしたCarzyを主催しておられる方でもある。一段落したところでお声がけしてみる。
「西川淳さんですよね。今度ローバーP6をCarzyでお世話になる、大阪の紺の豚です。」
「おお、こんにちは。」
「本来Carzyは2ドア縛りなんだけど、うちのP6は西川さんが刺さっていただいたそうで、ありがとうございます。」
「取材12/21でしたっけ。楽しみにしています。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
Carzyで直接の担当である岡野さんも早速挨拶に来ていただいた。ここに一緒におられたとは知らなかった。
「今度、紺色のフェラーリ456GTも12/22に取材されると思うんですが、あれの前のオーナーは私なんです。」
「そうなんですか!」
「そちらもよろしくお願いします。綺麗な写真を撮っていただくようで、私も楽しみです。」
不思議な縁だ。
三々五々参加車が帰ってゆく。12時も過ぎたし、kotaroさんは来られないんだ。(あとでメールチェックしたら午前4時にすでに熱が出て行けないと連絡いただいていた。すみません)
地味イタ教団で並べておられるので、せっかくだから紅白でめでたいリトモ二台の横に並べさせてもらう。

こっちサイドだけではなく、折角だから後ろからも。

地味だけど、決して嫌いではない。価格だけでなく、皆が自分の車を愛して楽しめれば良いんだと思う。

紅白のリトモを見ながら、あーでもないこーでもないと談義する教団員。でもこう言うのがいつまで経っても楽しいんだよな。さっきのウェーバーキャブの件では、私も加わって楽しかったし。
楽しく談笑の後、会場を後にする。折りたたみ椅子を忘れてきたのはご愛嬌。また蘭陵王さんのところに取りに行かないと。帰りは小雨でまたワイパーが怪しい。ずっと使うのではなく、ちょいちょい間欠作動で帰ってゆく。162号線から西大路、そして1号線に出る前に「ステーキのドン」へ

きのこバター牛ロース切り落としランチ150gを美味しくいただき、名神高速豊中IC→阪神高速で帰宅した。今回も全く問題なかった。
フラミニアは快調だ。どんどん出かけてみようっと。