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紺の豚のブログ一覧

2019年11月12日 イイね!

2019 ミルキーウェイ・ブルーアイランドラリー 1日目南下篇

2019 ミルキーウェイ・ブルーアイランドラリー 1日目南下篇去る11/9-10に、2019ミルキーウェイ・ブルーアイランドラリーが行われた。当家は初めてフラミニアで、かつ初めて娘がナビをして11位入賞完走を果たした。これもモンツァのNさん、Mさん、Oさん、T工場長など皆さんのおかげだ。ありがとうございました!

実は去年のミルキーにてフラミニアを走らせる予定だったのだが、シートレールのかさ上げの解除、クラッチ部品の交換、不良品だった新品ブレーキマスターの交換、そしてトリップメーター不良とそれに伴うラリーメーターケーブルの新作など、様々な問題が起きて一年伸びたのだった。モンツァのNさんからは、
「どうせ行くなら完全バックアップで行きます。私とMとでローダーに乗って、紺豚さんの家の車を積んで追っかけます。T(工場長)も2000GTでOと一緒に行きますので。」
「それってフラミニアの後をうちの足車を積んだローダー、そしてフラミニアを組んでくれたTさんがずっと付いて来てくれるという事ですか?!ありがとうございます!」
あまりのお大尽バックアップ体制に言葉も出ない。

11/8金曜日、忙しがったが何とか19時に仕事が終わり、自転車で速攻帰宅。今回は腰痛が酷かった嫁さんを置いて、初めて娘と2人だ。
「大丈夫?ミル君の散歩行ける?11/3-4の連休はハイハイも出来なかったのに。」と嫁さんに聞くと、
「ベインクリニックで火曜日にブロックしてもらったし、MRIも酷くないと言われたし大丈夫よ。伝い歩きだけど動けるようになったし。楽しんで来てね。」
ゴメンね。

娘は一応コマ図の読み方を嫁さんから教えてもらっていたが、不安は隠しきれない。
「あんまり期待しないでね」
と言うので
「今回は完走が目標だから。出来る範囲で頑張ろう。」

1930、家のBMW X1で出発。宿の到着予定時刻は0020だ。阪神高速、明石大橋から淡路SAで夕食。去年嫁さんと入った同じ店だ。

私は淡路たまねぎ御膳。

娘は淡路たまねぎカレー。
娘は「たまねぎが甘え!美味え!」
そのYouTube実況風の喋りは止めてくれる?(笑)

今回はiPad miniを初めて持参した。これはミルキーでナビ、音楽プレーヤー、カメラ、ビデオカメラを一台で兼用するために購入していたのだが、今や娘のYouTubeとLINE、Twitter、お絵かきマシンと化している。それをインパネにホルダーで固定し、娘がいつも聞いているボカロの曲やMMDの曲(これらも初めて知った単語だ)を、YouTubeからガンガン掛けながら進む。

でも2人とも一番気に入ったのはRADWINPS「君の名は」「天気の子」メドレーだった。眠くなると娘がそれらを一緒に歌って起こしてくれた。石鎚山SAの手前の入野PAで休憩は入れたが、ほぼノンストップで松山郊外の宿、「見奈良天然温泉 利楽」には2350に到着した。25時までやっている大浴場はヌルヌルの湯で気持ち良かったが、興奮から中々寝付けなかった。

11/8土曜日は0550に起床。20分で宿を出発し、集合場所の久万公園に着いたのは丁度7時だった。モンツァのNさんに電話すると、
「朝3時に神戸を出ました。あと20分で着きます。」
夜通し走ってもらって申し訳ない。

ちくわパンとコーヒーをもらって、エントラントの皆さんと旧交を温めていると、来た!モンツァのローダーだ。娘にコマ図を渡して読んでおくように言ってから挨拶に行く。

フラミニアを下ろしてもらい、始動にかかる。旧車の朝一番の始動はいつも緊張するが、今回は特別だ。チョークを引き、キーを回し、燃料ポンプの音を聞き、10秒ほど経ってからキーを押し込み…

キュルキュルキュル…ブォン!
始動成功!暖気してチョークを戻すと快調にアイドリング。ローダーからバックで降り、X1を代わりに積み込む。

今回は皆さんのクルマを見ているヒマが無い。自分だけで手一杯だ。ドライバーミーティングもそこそこに、2人でフラミニアに乗り込む。娘は初めて乗るのだが、
「これの後ろに乗るのは無理そう…」
ママが居なくて良かったな(笑)

iPadをホルダーに固定しビデオにしてみる。これはいい感じだ!Bluetooth スピーカーを繋ぐとYouTube も聞けるぞ!1967年式のクルマの中とは思えない。

ローダーと一緒なので少し遠慮していたのだが、意を決して出発待ちの列に入れてもらう。小林さんのフラッグでスタート!ラリーメーターをリセット。

ビデオは上手く撮れている。次は初体験のTS(Time section)だ!

後で見ても娘の緊張が伝わってくる。でもいい仕事してるぞ。いつもP6の後ろで見てたし、最近の数年はメトロノームの設定や検算も一緒にやってたからなあ。

石鎚山ドライブウェイの駐車場に到着。

紅葉が綺麗だ。



娘の撮った写真。いいじゃないか!パパよりずっと上手いぞ!特に三枚目はボンネットに紅葉が写り込んで美しい。色々のものがよく見えているなあ。

今回は昨年に続き晴天に恵まれた。四国カルストは今まで二回行ったが、2010年は曇天であまり見えず、2015年は濃霧で何も見えなかった。今回は期待できるぞ。



少し前に進んでみる。




素晴らしい!


こんなに美しいとは!

レジェンドのKeiさんが撮って下さった写真。ありがとうございます!

四国カルストを降りても、SS(スペシャルステージ)やTS(タイムセクション)が続き、寝込む余裕もない。高知県の須崎市に向かい南下してゆく。須崎は太平洋に面している。
昼食は数年前にも昼食をとった道の駅「布施が坂」で。

私は「源流そば定食」。四万十川の源流が近いそうな。

娘は「からあげ定食」に生卵。
私はそばだけでこんなにご飯いっぱい食べられないので残していたら、娘が
「もらっていい?」
「え、そんなに食って気持ち悪くならないか?」
「朝パンだけだったんで、今頃すごくお腹減った。食べられるよ!」
ペロリと平らげていた。いつもは車酔いすることもある位なのに、ナビをしていると全く車酔いしない。アドレナリンが出ているんだろう。

そうこうしているうちに道の駅「かわうその里すさき」の横にある「マルナカ」のチェックポイントに到着した。北上篇に続く
Posted at 2019/11/13 22:53:56 | コメント(5) | トラックバック(0) | フラミニア | 日記
2019年11月04日 イイね!

フラミニア、芦有道路に現る

フラミニア、芦有道路に現る11/3日曜日。先週半ばから嫁さんがひどい腰痛で全く動けない。娘は塾の合宿で11/3-4は居ないので、二人でゆっくりしようと思っていたのだが予定がまったっく狂ってしまった。
朝からミル君を散歩させて、洗濯物を干して、朝ごはんを出して片付けて。主婦はいつもこんなに働いているんだな。ありがとう。嫁さんは腰痛で立てずに這っているような状態だ。
「今は大丈夫だから行ってきて」と嫁さんに言われる。ごめんね。

2時過ぎにモンツァに。T工場長にまたレクチャーを受け、走り出す。今日はT工場長が帰る5時には戻らないと。やっぱり六甲に上がろう。今日は芦有道路に行ってみようか。速度域が上がるけどどういう走りをするんだろう?

4日前と同じく表六甲から六甲山ホテルへ。


晴れた夕方と、曇りの昼では本当に違う色に見えるなあ。

尾根筋から芦有道路に下っていく。操舵力が要るのでどうしてもアンダーに思ってしまうが、挙動自体は素直だ。2⇄3速を多用して下る。いつもの東六甲展望台に入ると

ゲレンデワーゲンの人たちがオフ会をやっていた。でもすぐ解散して降りていく。

お、これは新しいジャガーFタイプ!カッコイイなあ。
ジャガーのドライバーの方もこちらが気になるよう。
「どうぞ写真でもなんでも撮ってくださいね。」
「ありがとうございます」
「私もこのFタイプ撮らせてもらっていいですか?」
「どうぞどうぞ」

うむ。リアもかっこいい。
二人でしばらくX300やX308の話で盛り上がる。昔お父様がX300の最終からX308に乗り換えたとき、ずっとパワフルになっていて驚いたという話や、私がデイムラーダブルシックスに憧れたけど結局乗れなかった話などが出た。

さあ出ようかなと思っていたところに、また素晴らしい車が!

パゴダルーフの280SLだ!

「素晴らしい内外装の色ですね!内外装ともきれいにレストアされてますね。」
「私色フェチなんですよ。この色が気に入って買ったんです。前とその前のオーナーがレストアしてくれてます。でもこのフラミニア、すごくいい色ですよね!」
「色フェチの人に言っていただくと嬉しいです!これ、パゴタルーフですよね。」
「ええ、形はパゴダルーフが好きなんですけど、オープンが好きなのでついつい外してしまって。ガレージにウインチを付けてルーフ付けれるようにはしたんですけど...」
「二人掛かりでないと出来ないくらい重いそうですね。傷付けたら嫌だから、やっぱり外してしまいますよね。」

「このステッカーは?まさかルマンクラシック出られたんじゃないですよね」
「これは観戦ですけど、グランプレミオ・アウトストリケは出ましたよ」
「名前は聞いたことがありますけど、どこなんですか?」
「小淵沢のあたりです。コースが素晴らしいのと、宿が良いんですよ。6月初めです。」
「それは行きたいですね!」
秋はミルキーで決めてるけど、春に行くイベントが欲しい。この間森さんに聞いたジーロ・ディ・カルデラッソも良さそうだし。
「良いことを伺いました。ありがとうございました!」
「またイベントでお会いしましょう!」

皆さんと別れて、芦有道路を一往復してみた。登りは流石にパワフルで楽しい。下りもブレーキはしっかり効くのだが、この時代としては重さを感じさせるボディなので、まだ思い切り下ることはできない。
芦屋浜から湾岸線に乗り、モンツァに戻る。その前に給油して満タンにおかないと。次回フラミニアに会えるのは、ミルキーのスタート、久万高原だから、そのときにガソリンがないと大変なことになる。

何度も再始動したが、結局症状は再現しない。
このままミルキーを完走できたらいいなあ。
Posted at 2019/11/04 17:07:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | フラミニア | 日記
2019年11月04日 イイね!

フラミニア、六甲山に登る

フラミニア、六甲山に登る10/27ランチアクラシコのあと、Nさんから
「スターターの件、再現できるとありがたいので、できれば水曜日午後とか時間があるときに乗りに来ていただいて良いですか?」と言われた。
「わかりました。10/30水曜日と、11/3-4の連休は空けてあるので、乗りに来ます。」

10/30水曜日、15時前にモンツァに伺う。コールドスタートの方法をおさらいする。
「まずチョークを一杯に引いてください。イグニッションをonにしたら、後ろからの燃料ポンプの音を聞いて、10秒くらいしてから押し込んでスタートさせてくださね。エンジンがかかったら、しばらくはそのままにしておいてください。ずっと置いておくとプラグがかぶりますからね。」
「いつごろチョーク戻せばいいんですか?水温計が動いてから?」
「そんなに要りません。チョークを完全に戻して普通にアイドリングすればもう大丈夫です。1分くらいですかね」
Nさんからも
「プロペラシャフトから音が出てるのとか、100キロ超えの振動とかは気にしないでください。とにかくスターターの症状が再現するかを気をつけて。ジャガーでもXKシリーズからEタイプになったときにすごく高速性能とかが進歩しています。」
と言われたので
「なるほど。フラミニアはちょうどXKとEタイプの間くらいの世代ですものね。」

そうは言われたものの、自分で一番気になるのはラリーメーターの補正だ。オドメーターは正確だが、トリップは修理したのだが動いたり動かなかったりする。ミルキーウェイではトリップメーターは必需なので、後付けのツイントリップを持つラリーメーターがちゃんと動くことが必要だ。補正のためには100mごとに距離が表示してある道路が良い。前回P6の時は湖西道路を何度も往復したが、そこまでは行けない。速度を出すと誤差が大きいのだが、一番近くて走りやすい阪神高速湾岸線を使ってみよう。
住吉浜から入り、1キロの間にどれくらいラリーメーターが動くかで補正してみる。まず近くの深江浜で降りて、補正係数をラリーメーターに入れ、また西宮浜から乗ってみる。クルマは全く快調だ。尼崎末広料金所で降り、近くのコンビニに止める。お、バックするのが大変だな。とにかく回転半径が大きい。ノンパワーステアリングのこともあり、切り返しが必要なことが多いなあ。
エンジンを再始動するが、特に問題なくかかる。帰りは新しくできた南芦屋浜PAでクルマを止め、アイドリングしながらどこにいくか思案していたら、
止まった。
慌てて再始動する。何事もなかったようにかかる。ETCの機械のパイロットランプがどうなっているかを見るようにT工場長に言われていたのに忘れていた。

補正は上手くできたので、ちょっとホッとした。さあ、まだ4時過ぎか。6時までに帰れば良いと言われている。
六甲山に登ってみよう。
今度のミルキーのテーマは「標高」四国カルストや寒風山など、それなりに山道や標高の高いところに行くはず。そのシミュレーションとして六甲山は良いだろう。

国道2号線から表六甲に上がる。鶴甲団地のあたりで信号につっかかり、2速2000回転から加速しようとしたら...エンジンが咳き込んで止まってしまった。後ろの皆さんごめんなさい。これも普通にエンジンの再スタートが出来たので、症状は再発していない。その後は快調に表六甲を登るが、九十九折で観光バスの曲がれないカーブは切り返しが必要になる。4速しかなく間が開いており、2→1速はまず弾かれてしまうため、同じキャブ車でもリトモアバルトあたりよりは難しい。重いのでアンダーも出やすいが、一度曲がりだすと素直に曲がってくれるのは流石にトランスアクスルだ。

上まで上がってきたら六甲山ホテルが綺麗になっていた。

夕焼けの神戸市街をバックに。

その後はそのまま表六甲を降りてモンツァに。症状は一回しか再現しなかった。

何となくミルキーウェイが完走できる気がしてきた。
Posted at 2019/11/04 16:26:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | フラミニア | 日記
2019年10月29日 イイね!

2° Raduno Lancia Classico

2° Raduno Lancia Classicoこの記事は、2° Raduno Lancia Classicoについて書いています。

10/27日曜日に亀岡トライアルランドにて2° Raduno Lancia Classico(2nd Classic Lancia Meeting)が行われた。五年前の第一回 の時に、次は当家のフラミニアが出来たら集まりましょうという話になっていたのだ。最初は去年の秋あたりに開催しようと言われていたのだが、延び延びになっていてやっと今回開催できることになったのだった。

朝7時過ぎに自宅をX1で出て、モンツァに着いたのは8時前だった。

ボンネットにつく小さなSuperleggeraマーク。カロッツェリア・トゥーリングの代名詞である「超軽量」の意味だ。

阪神高速神戸線、名神高速、阪神高速池田線を乗り継ぎ、国道423号線で亀岡トライアルランドに。フラミニアを私が運転し、T工場長を助手席に、そしてNさんがうちのX1を載せたキャリアカーで続く。こんなお大尽な道行きは初めてだが、今度のミルキーもこの構成で走ることになりそうだ。
阪神高速神戸線でいきなりもう一台のフラミニアトゥーリングが!バックミラーにまるで分身の術を使ったように写っている。地道に降りたところで車を停めると、今回のレストアにもパーツリストや細部写真を撮らせていただき、すごくお世話になったOさんだった。
ドアを開けて後ろのフラミニアに近づこうとしたら、左ドアを少しガードレールにぶつけてしまった!径2ミリほどのドアガツン傷をつけてしまった(泣)
「急に同じ車がバックミラーに写ったから、びっくりしましたよ!」
「新名神から行こうと思ってたけど、たまたま阪神高速に魚崎から乗ったら、ぶーちゃんのフラミニアとモンツァのキャリアカーが走ってるから、びっくりしたよ!」

9時過ぎに亀岡トライアルランドに到着。森さんがさっそく出迎えてくださる。
「ようやっと出来ましたな!」
「出来ました!」
固く握手を交わす。
長男さんとも固く握手。
「うちもGT何とか形にしましたよ!」
「ありがとうございます!」

もうビックリするくらい集まっている。

手前は希少なアッピアGTザガート。


アウレリア三台!世界初のGT、B20GTとB24コンバーティブル。コンバーティブルは静岡の重鎮、星野さんの個体だ。

後から来られた岡山からの個体。何を隠そう10年前の最後のポンテペルレで横におられ、初めてアウレリアを見た、その個体そのものだ。

アウレリアはシリーズ1−7まであるが、手前のシリーズ2はよりクラシックな小さいテールランプが特徴だ。


フラミニア・トゥーリング三者三様。あとで細かく解説します(笑)

フルヴィアクーペはやはりラリーのイメージが強い。


ザガートの三台。手前のアッピア・ザガートはアウレリアと同じ世代。その後ろはフラミニアの最強バージョン、手前が森さんのフラミニア・スポルト・ザガート、奥がstratosさんのフラミニア・スーパースポルト・ザガートだ。

この中で一番新しいベータ・クーペ。これだけ綺麗な個体ももうあまり見られない。

9時に始まったミーティングだが、皆でボンネットを開けたり、細部の違いを比較したり、全く話が尽きない。ホスト役の森さんの奥様から
「食事の用意ができたからみんな上がってきてね!」
と言われるまで話し込んでしまった。

奥様が考えてくださった素晴らしいテーブルセッティング。ランチアの小さい旗が付いたお花が飾ってある。

トスカーナで修行した女性シェフが腕を振るった料理。テーブルマットはランチアの車名になったローマ帝国の街道の場所と、それに対応するランチア車の写真が付いている。さすが森さんの奥様は何度もヨーロッパでこういう会に参加されているだけあって、素晴らしいセッティングだった。

食事の後は試乗会。オーナーの横に乗せていただき、トライアルランドから西に入る山道を走る。私の番になった時、星野さんが
「ぜひT工場長が組まれた車に乗せてくださいよ」
と言っていただく。
「どうぞどうぞ!」

「やっぱり2.8Lだけあってトルクが太いね」
「ええ、すごく走りやすいです」
「無理せず自分のペースで走ってくださいね」
「わかりました」
そういう星野さんは自分が運転されるときはすごく速いらしい(笑)

やたら似たような車ばかりなので、少し解説させていただこうと思う。大多数の興味のない方は飛ばしてください(笑)
戦後のランチア第二世代はアウレリアとアッピアだったが、あまりに凝った構造で生産性が悪いため、第三世代が1960年前後に生まれた。それが小さい方からフルヴィア、フラヴィア、フラミニアの三車だ。フルヴィアは狭角V4を縦置きにしたFF、フラヴィアは水平対向4気筒を縦置きにしたFF、そしてフラミニアは世界初のアウレリアV6を受け付いたトランスアクスルFRだ。これ以降ランチアはFRを作っていない。
フラミニアはその頃のイタリア高級車の例に倣い、様々な形のボディがカロッツェリアにより架装された。ピニンファリーナ、トゥーリング、ザガートの3つのカロッツェリアによるボディをもつ車はそう無いはずだ。
今回のミーティングにはピニンファリーナによるベルリーナ(4ドアセダン)は参加していない。全体の数としてもかえって少数だ。多分一番多いのはピニンファリーナによるフル4シーターのクーペ、フラミニア・クーペ・ピニンファリーナだろう。

最強版がザガート製の二種類、フラミニア・スポルト・ザガートとフラミニア・スーパースポルト・ザガートだ。

ザガートらしいお尻の共演。

一番奥のスーパースポルト・ザガートはコーダトロンカになっている。

そしてトゥーリング社は三種のボティを作成した。ツーシーターのGT、2+2のGTL、そして2シーターオープンのコンバーティブルだ。

手前からGTL、GT、コンバーティブル。


後ろから見るとよりルーフラインの違いが分かるはず。

真横からの眺め。私はやっぱりGTはコクピットが小さすぎて好きではない。やっぱり自分の乗ってるGTLが好き(笑)

試乗から戻ると、奥様が入れてくれたコーヒーとケーキが待っていた。美味しく頂いた頃にstratosさんから素晴らしい景品を頂いた!

エルメネジルド・ゼニアがランチアのために作ったネクタイと、今回の会合を記念した盾。プレミアム・ランチアの一位となっている。stratosさんありがとうございます!


やっぱりうちの子が一番だ!

帰りもずっと待っていて下さったT工場長が助手席に乗り、Nさんが当家のX1を載せたキャリアーを運転して自走でモンツァへ。行きと同じくOさんのコンバーティブルも同行した。そのまま423号を帰ると川西で混雑するので、初めて新名神の川西入り口から西に山陽道、そして六甲北有料道路から阪神高速北神戸線、新神戸トンネルを越えて灘のモンツァに帰り着いた。約150キロをノントラブルで走り抜いた。ミルキーウェイでの完走に一歩近づいた気がした。

会場を提供してくださった森さんご家族、そして豪華な景品を用意し、皆さんに声を掛けてくださったstratosさん、本当にありがとうございました!素晴らしいお披露目となりました。
Posted at 2019/10/31 22:17:19 | コメント(4) | トラックバック(0) | フラミニア | 日記
2019年10月15日 イイね!

ついにフラミニアに試乗

ついにフラミニアに試乗10/12−14の連休は、本来13日にジーロデル大山に行く予定だった。しかし嫁さんが発熱し、また台風19号も来たため、それどころで無くなってしまった。そこに12日の土曜日にモンツァのNさんから電話が。
「かなり調子良いんで、一度フラミニア乗ってみませんか?」
「台風の通過具合と、嫁さんの体調と、ジーロがどうなるかを考えて返事させてください」

大阪は幸いにして台風は大きな被害にあわなかった。またジーロは14日に延期になった。これで13日日曜日が空いたので
「台風が過ぎて雨が降ってなかったら、明日日曜日試乗に行きます。」
とNさんに返事をした。
嫁さんの体調は最低だったのでジーロデル大山の主催者白猫#35さんには
「嫁さんの調子が悪いのと、フラミニアの試乗が出来そうなので、今年は欠席させていただきます。来年は本当にフラミニアで行きます!」
とかくと
「了解です。
奥様お大事に。
クラシコが楽しみですね」
とお返事をもらった。

日曜日午後1時半、モンツァにお邪魔する。T工場長がリアに馬をかませてフラミニアを暖気させてくれていた。
「このラリーメーターの減算スイッチがわからないんですけど?」
「あ、それは減算では無くて...」
「なるほど。それならちゃんとラリーメーター動いてますよ。」
早速コックピットドリルを受ける。
さすが1960年代、同じようなプルスイッチが真ん中に4つ並んでいるが、一段ひく、二段目までひく、それを回すなどすごく難しい。ハイビームなどは二段目まで引っ張って回した上にウインカーレバーの上のボタンを押してやっと点灯など、訳がわからない(笑)始動のしかた、チョークの引き方、ボンネットの開け方。みんな70年代のP6とも違うやり方ばかり。

さあ、私が乗り込んで、エンジンスタート!
と思ったら、どうもスターターモーターの回りが鈍い。さっきT工場長が始動したときは全く問題なかったのに。Tさんの顔色が変わり、
「スターターは大丈夫なんですが、ヒューズボックスをオリジナルのままにしてるんで...」
と色々みてくれる。Nさんと二人で
「得てしてオーナーが来ると旧車って拗ねますよね。」
「どうしてでしょうねえ」
「マラネロの納車の時もエアコンガスが吹き出てあたり真っ白になりましたよね!」
「そうでしたっけ(笑)」
などと駄弁っていると

「これで掛かります!」
今度はしっかりエンジンがかかり、出発することに。うわ、ノンパワーのステアリングが重い!久しぶりにハンドパワーは重いなあ(笑)

Tさんをナビに走り出すと、実に快適だ。
トランスアクスルのシフトは前後のストロークは長いもののスコスコ入る。クラッチは少々重いがミートは分かりやすく、またエンジンもトルクがあるので実にイージーに運転できる。これは良い!
阪神高速神戸線を東に走る。尼崎あたりで折り返すつもりが
「Tさん、これは気持ちいいから、大阪の自宅まで乗って行っていいですか?」
「いいですよ!帰りも高速で大丈夫でしょう」

阪神高速は80キロほどで走っていたが、本当に直進安定性が良い。しばらく手放ししても全く蛇行しない。まるでラックアンドピニオンのように遊びが少なく、当て舵も必要ない。シートもあんこがたっぷりで全く疲れない。少し加速させると「クオオオオオ」という3キャブの咆哮と図太い排気音がいい感じだ。さすが2.8リッターで、それもとんでもないハイチューンではないので、低速からこの日試した3500回転程度まででは実にスムーズかつトルキーだ。ブレーキも四輪ディスクにサーボ付きでダンロップ製、P6より効く。とても原設計が1950年代の車とは思えず、1980年代後半の国産車、兄の乗っていたR30スカイラインターボの乗り味と遜色ない気がした。

阪神高速を降りて中央区の自宅に向かう。あと200メートルのところで急にエンジンが力を失い、アクセルに反応せずゆっくりと止まった。

あと少しなのに!

Tさんが原因を究明している間、自宅に戻り嫁さんに
「体調大丈夫?少し出られるかな?フラミニアそこまで来たので、一度前後席に入れそうか見てくれる?」
「わかったわ。行ってみましょう」
近ずいて行くと、
「こんなに小さかったっけ?でもいい色ね」
「旧車は小さいからね」
早速前席と後席に座ってもらう。今や嫁さんも娘も同じ身長だ。
「後ろはきついわ。かなり前かがみにならないと乗れないわ。前席をかなり出せばなんとか座れるけど、長距離は無理よ。」
「後席は横向きに座って、体育座りだったらどう?」
「なんとかなるけど、でも丸見えよね、後ろから」
確かにキャビンがルーミーでベルトラインが低いので、後ろも丸見えだ。これはかなり厳しいな。困った...

「これで大丈夫だと思います。」とTさん。

エンジンがかかりアイドリング中。タコが1000回転を指して、ウインカーがちゃんと右を示している。フラミニアは生き返ったんだ!
「でも帰りは下道で帰りましょうか」とTさん。
「やっぱりそうしましょう(笑)」

帰りは中央大通から弁天町で右折して43号線に。
実に痛痒なく走って行ける。これならマニュアルのクラシックミニに乗れる人なら誰でも乗れるな。キャビンの視界が良く、フロントの峰が立っていて車両感覚が掴みやすい。年寄りになっても楽しく運転できそうだ。

モンツァに戻り内装の写真を撮る。綺麗だなあ。あ、でもバスタオルひいてあるのはどうするのかな?
「あ、それは内装屋に言って、ゴムで滑らないようにしたマットを作ってもらってます。」とTさん。良かったあ。

2週間後には「ランチア・クラシコ」でお披露目だ。
自走で行けるかキャリアカーで行くかはまだ分からない。出来れば自走でいければありがたいのだけど。
Posted at 2019/10/15 23:09:47 | コメント(11) | トラックバック(0) | フラミニア | 日記

プロフィール

「60年代のクラシックカーの乗り味を持つネオクラ http://cvw.jp/b/769949/49254232/
何シテル?   08/17 22:08
紺の豚です。 「飛ばさねぇ豚はただの豚だ」 でも、三角窓を使うには、それほど飛ばせない(笑)。 よろしくお願いします。
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