356Aスピードスターのエンジンルームを覗くと、「キャブレター・ヒーター」のフラッパーを開閉する「リンクボール」が外れて、動作していませんでした。 汗)寒冷地である甲府盆地では、キャブレター・ヒーターが動作しないと、アイシング(キャブレターに霜)が発生して、エンジン不調になります。フラッパー部を再度組み付け直して、開閉動作を確認。「エアーガイドチューブ」を外すと、フラッパーが閉じて、温風が出ない状態でした。正常なら、冷間時は開いています。フラッパーを開閉している「バイメタル」正常するなら、冷間時にエンジンを始動すると、エンジンを冷却した温風を、キャブレターに吹きかけて、アイシングを防止しています。フラッパー開閉時の移動距離冷間時の位置一走りした後の位置 ・・・バイメタルは1cm程、伸びました。温風の吹き出しは止まります。