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ステゴン
「ご主人、運転お疲れ様でした」

おお、お疲れお疲れ。
長距離は初だったもんね、ステゴンも。

ステゴン
「はい、しかし出雲とかまで行かないと映画見れないってのもせんないですね。
　シン・ウルトラマン。
　「ステゴン」を名乗らされてる身としては、
　「新ウルトラマン（＝帰ってきた）」であって欲しかったんですけど」

あ、でもちょっとその要素入ってたよ。
ウルトラマンが斎藤工に乗り移る動機が「罪滅ぼし」っていうのはハヤタ隊員の場合と同じなんだけど、その時斎藤工がとってた行動は郷秀樹と同じなんだよね」

ステゴン
「また細かい・・・
　じゃあ楽しめたんですね。
　世間は賛否両論みたいですけど」

う～ん・・・
終盤は終わらせるための展開になってたかなあ。
まあ原典で押さえとかないといけない要素も多いから、
あの展開しかないとは思うけど・・・
もう少し尺があると良かったのか・・・

ステゴン
「意外に辛口ですね」

でもね、アタクシは喜んでますよ。
確かに、ウルトラマンに興味ない人にはウケない気はする。
反対に、庵野さんや樋口監督のウルトラマン愛は、好きな人にはバシバシ伝わってきますよ。
これを楽しまないのは損だと思う、マニアとしては。

ステゴン
「好きな人にはオススメと」

いや・・・アタクシが思うだけでね。
マニアの中でも色々意見があると思うし、そこは尊重しますよ。

今回観に行って、なんかわかったような気がする。
「シン」シリーズの意味。

特報で「シン・仮面ライダー」の映像も出てたけど、
ゴジラ・ウルトラマン・仮面ライダーと並べると、
アタクシ世代の体験した強めのセットリストが、見事に時系列に沿って並んでるわけよ。

ゴジラとそのフォロワーの出現によって、日本は怪獣の国になった。
その怪獣の好敵手としてウルトラマンのような巨大ヒーローが現れた。
やがてそれは等身大の怪人同士の戦いに連なっていく。

日本の空想特撮映像の歴史をもう一回総ざらえして見せてくれるなんて、嬉しいじゃないですか。
それは庵野秀明という才能が存在しなければ実現しなかった。
もう感謝しかないっすよ。

ステゴン
「結局最後は大甘になっちゃいましたね」

いや、だっていきなり冒頭、「ウルトラQ」って出るのかと思ったら
「シン・ゴジラ」って出て、そっから始まるんだよ、燃えるでしょ。
ウルトラQ怪獣一挙登場も大サービス・・・
あ、でもゴーガだけ名前が「カイゲル」とかいうのに変えられてたな、何でだろ。
あとHey!Say!JUMPの子の机にサンダーバードとかエンタープライズ号とか並んでたけど、
権利的に大丈夫なんかね？
怪奇大作戦のトータス号は円谷作品だから問題なし、と。
ウルトラマンも初登場時はいわゆる「Aタイプ」マスクだったのでシビれた。
Bタイプも出るのかと思ったけど、次の出現ではもうCタイプになっちゃってたな。
まあAとBは材質の違いだけで、同じ型から抜いてるから良しとしますか。
Hey!Say!JUMPの子は最終的にイデ隊員の役回りだったね。
だとしたらピグモンも出て欲しかったな～(^o^)
「カラータイマーはテレビの都合で考えられたもの」
これ今日のナイツのラジオで毒蝮三太夫も言ってたね。
あとスペシウムの原子番号が133なのは、マルス133から・・・

ステゴン
「長くなりそうですので、今宵はこの辺で・・・m(_ _)m」

うちの家には、時の流れの止まった
異次元の部屋があります。


「物置き」といいます。


その異次元からサルベージしました。



２代目シャレードにターボが追加設定された際に、ディーラーでもらった大判の冊子です。

この少し後に登場する、
有名なデ・トマソターボのベースモデル。
この時は「猫科のターボ」(^｡^)

ターボ乱発時期なので、各社いろいろありましたな。

ペパーミント・ターボ（ミラ）
あ！ターボ（セルボ）
遊イングターボ（マーチ）
　　・・・などなど。

懐かしいと思いながら見てると、
見覚えのない記事が。



徳大寺有恒氏がシャレードターボを語る、というか、
国産車のターボ・ムーブメントを語るけど、
写真は尾根遺産(^^;;という記事です。


「ほんの15万円高くらいで
　ターボが手に入る
　日本のユーザーは幸せだ」


涙出そうになるなぁ。
まあターボに限らず、日本車の幸せな時代だったと勝手に思っているアタクシなぞ、
「師匠〜！」と泣きつきそうなフレーズ。



面白いのは、ダイハツの出版物なのに、
他社製品の名前がバンバン出てくることです。
クラウン、セドリックに至っては小見出しにまで。

まあ徳さんの記事だからでしょうね。
メーカーに忖度しない姿勢がユーザーに支持されているあの頃の空気を、ダイハツサイドが
逆忖度したというところか。


これをもらった頃の自分は、
ようやく免許を手に入れて、初代愛車を模索してた時期です。
親父がダイハツ党だったので、親父に付いて行き、
初代シャレードの中古車も含めて検討していました。
やはり出たばかりのミラターボもありえたけど、
同期入職の4つ年上の女性が、
はやりの「赤ミラ」を買ったばかりだったので、
早々に選択肢から外した、とか。

クルマ一台買うのも、選び甲斐があったな〜。
そんな選ぶ楽しみも、徳さんから随分教わりました。

楽しい思い出です(^-^)