
小林です。
こんばんは。現地時間2月3日1430です。ただいまニース空港よりアムステルダムスキポール空港に向かう機内の中で報告文書を作成中です。はい、そうです。先発帰国隊は本日午後より日本へ向かっています。一部のメンバーが船積みとパリへレンタカーを返しに行くため残っています。彼らは2月6日にも日本へ帰国の途につきます。あー、帰りたくないよう。
それでは、ネットにつながらなくて途中になっていた4日目以降の活動をお伝え致します。
4日目
1月30日1005
モナコ、出発。
昨日より天気は回復したもののときどき雨か雪がちらつくモナコ。
この日はブレーキパッドを純正品から社外品に取り替えることが必要となったため、比較的時間の取れるタリアールのCH前に、3台中2台をサービスに充てることにしました。また、この日よりヨーロッパの各地から集結した全車が同じコースをたどります。その数300台強。フランスでの開催のためかルノーがとても多いです。昔のワークスのような態勢でサービスをしているチームもありました。
1月30日
カステラーヌ Castellane サービス。
給油と点検のみに終始して早めに送り出しました。
1月30日1655
タリアールTALLARD (L'Arizona)出発。
CHポイントのTE27が通ると予定されている道端に即席のピットを設置しました。
今までで最も準備に時間をかけ、ジャッキを上げる担当、タイヤを外す担当、パッドを変える担当等を作りました。写真がその図。フォーメーションを組んでいるのが一目でわかります。最短時間で送り出せるようフォーメーションを作った今回のサービスの経験がこの日以降のサービスの迅速化につながりました。一つ前の大野のブログで紹介されていたフルード交換もそのひとつです。少しTE27が来るまでに時間があったのでほぼゼッケン順のラリー車を1分ごとに撮影して楽しむこともできました。
1月30日2035
サンナザレロワイアン(ST NAZAIRE EN ROYANS)出発。
こちらは前回のタリアール担当のサービスカーが連続で担当したため、ぎりぎり間に合うことができた際どいサービスとなりました。給油点検の後に道が複雑なバレンスでの先導も併せて行いました。最後に少しミスコースしてしまいましたが・・。
このポイントに行く道中では霧が出る峠道を通ることもありましたが、現地の人々の運転感覚に驚きを覚えることが多かったです。日本では制限40km/hになりそうな道が70km/hだったり(ハイエースだとまずそんなに出せない)、ブラインドコーナーを対向車線にはみ出して追い抜きをかけてきたり(現にTE27は対向車にひやっとする場面があったらしい)。そもそも道が細い、狭い、コースアウトすると崖に真っ逆さまという道が多いヨーロッパでは運転もうまくなるだろなーと話し合っていました。
、
1月30日2120
バランス(VALLLENCE)到着。
街中の公園の中に用意されたパルクフェルメに車を停めてホテルに向かいます。
ここは1人1泊1200円ほどのB&Bだけあってそれなりの部屋でした。オートロックが壊れるとかシャンプーが切れるとかね!夜少し騒がしくして隣の部屋の人に I will call the police と言われたのも今となってはいい思い出です。この日の夜から全体ミーティングで明日の活動を包括的に確認した後、各部屋のリーダーで細かいサービス場所・時間を相談することが定例化しました。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2011/02/04 16:07:50