
初めまして。
東京大学 工学部 産業機械工学科3年の大野泰典です。
この「ラリー・モンテカルロ・ヒストリックに出場する」という企画が始まって2ヶ月ほどが経ちました。
恐らくこの企画は着実に進んでいて、雑誌にも取り上げて頂けました。
WRC PLUS 2010 vol.6 には既に掲載して頂き、
PD(プレイドライブ) 8月号にも載せて頂く予定です。
また今後ノスタルジックヒーローにも掲載予定ですので是非一読して頂けたらなと思っています。
そしてこの企画を皆さんに知ってもらうためにHPとブログが立ち上がったわけですが、
僕の投稿が初のプライベートな投稿になります。
何を書いていいのやら見当もつかないので、
今回はこの企画にかける思いを書きたいと思います。
遡ること中学生の時でしょうか。
当時通っていた学習塾の先生が大変な車好きで、その先生と会ってしまった日は毎日先生が一方的に車の面白さを語ってくれました。
お人好しだった当時の僕は、「へー、そーなんですかー」みたいな感じで聞いていた振りをしていたんですが、F1のBMWチームの興味深い画像を見せてもらったときに一気に興味が湧きました。
そのときの車が上の画像です。
かっこいいかどうかは別にして、単純に「おもしろいな!」と思える一枚でした。
確かこのときはフェラーリがとても強くて、F2004で勝ちまくっていた印象が強いです。
その影響で見始めてからずっとフェラーリが好きで、今は友人にフェラーリなんて呼ばれることをあるように、身の回りにはフェラーリグッズがたくさんあります。
昔から車が好きだったのは間違いないと思うのですが、車好きが加速していったのはF1を観るようになってからでしょうか。
そして大学に進学して3年生の春。
機械系学科の中でも、(良い意味で)車に対して狂っていると有名な草加先生が面白い企画を作って下さいました。
ラリーに出ようじゃないか。
(今回の大会のゴール地点である)モナコに行こうじゃないか。
もちろん遊びでやるわけではなく、ラリーを通して座学では学べないことを実践を通して学んで欲しいとのこと。
僕自身、モナコ行きたい!という軽い気持ちがありつつも参加できることになりました。
ただ実際は簡単ではないんです。
結構大変です。
この企画は今年から始まったので土台が全くありません。
どの時期までに何をすべきか。
大会のレギュレーションはどうなっているのか。
どうやって運営資金を集めるか。
データがほとんどないので自分たちで考えるしかありません。
幸いなことに今回大会で使用する予定の車(トヨタ・スプリンター・トレノ TE27)に関しては、
東京大学と関係の深い関東工業自動車大学校の学生さんがレストアして頂けることになりましたので、
僕たち東京大学の学生はマネジメントに集中します。
今の現状はと言いますと、レストアは順調に進み、今月中にナンバーを取得できるように頑張ってもらっています。
そしてマネジメントの方は、スポンサーをお願いする企業の方々に資料は送付し、一度僕たちの話を聞いて頂けないかとお願いしている段階です。
また個人の方に関しても、僕達の活動に理解を示して頂ける方を探しています。
恐らくマネジメントに関してはここから数ヶ月が一番の山場でしょう。
期末テストが間近に迫り息切れしてしまいそうですが、なんとかやっています。
最後になりましたが、この企画の一番コアな部分を紹介しますと、
将来を担っていく僕たちは、今ある日本のものづくり技術を守っていくだけではなくて世界に発信していかなくてはいけないと考えています。
この貴重な機会を通して、今後ものづくり技術を発展させていくための経験をさせて頂きたいと思っておりますので、応援して頂けると大変嬉しく思います。
それでは今後もよろしくお願いいたします。
Posted at 2010/07/18 19:10:35 | |
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