先月の話ですが、5月に上の娘(小5)が誕生日を迎えいつの間にやら11歳になりました。
早いもんです。
でも11歳とはいえ、中身は完全に子供。
・・・だと思ってました。
話は1年前にさかのぼりますが、4年生時、クラスの男の子で娘に意地悪ばかりする子がいました。
Y君というクラスで一番やんちゃな男の子です。
娘が大切にしていた筆箱をゴミ箱に捨てられ、真っ黒になって泣いて家に帰ってきたこともありました。
何度泣かされたことか・・・
Y君が同じ中学に上がるくらいなら別の中学に行きたい、と言っていたくらいです。
5年生になってクラスが別々になり、とりあえず親としては安心していました。
月日は流れ、もうY君の存在など私も娘も忘れかけていました。
そして2週間ほど前、ある異変が起こりました。
何やら娘の様子がおかしい!
ソファーに寝っ転がってマンガを読んでいるのです。
漫画を読んでいるという行為は普通なのですが、どう見てもページを捲ってるだけで読んではいません。
完全に、
「心ここにあらず」
すると下の娘(左) ↑ が、
「お姉ちゃん、Y君から手紙とプレゼントを貰ったらしいよ^^」
ん??
どういうこと??
あれだけ意地悪して嫌いだったのでは??
上の娘を呼んで、
「ちょっとパパに見せてくれる?」
すると、「ああ、いいよ・・・」と言ってしぶしぶではありますがこんなものを持ってきました。
よ、呼び捨てか!!!(爆
しかも1回書いて消して書き直した跡が・・・
恥ずかしかったのか??(爆
そして、プレゼントがこちら。
可愛すぎる(爆
下の娘の話によると、
「お姉ちゃんの親友の〇〇ちゃんを日曜日に呼び出して、ジャスコのファンシーショップに連れていって、どんなのが好みか選んでもらったらしいよ」
とのこと。。。
ん?
ちょっと待った!!
よく見ると、キーホルダーに・・・
甘ーーいメッセージが(驚
ずっと一緒にいられる モアハート♥
ずっと一緒にいられる モアハート♥
ずっと一緒にいられる モアハート♥
ずっと一緒にいられる モアハート♥
ずっと一緒にいられる More Heart♥
ガーン・・・(撃沈
私、
ずっと一緒にいられる メルセデス♥ (自爆
こんなものを貰っても全く関心のないはずの娘が・・・
その夜、
嫁の話によると、
Y君に手紙の返事を書いていたらしいのです。
「Y君、なめこのシール好きだったよね。もし良かったら誕生日教えてね♪」
Oh my mine....
I miss you....
こんな状況の中、私も心ここにあらずでM113エンジンのリフレッシュを行いました(爆
M113エンジンの車なら恐らく100台中100台に見られる定番トラブル、タペットカバーパッキンからのオイル滲み、そしてブローバイケースからのオイル漏れです。
左側(運転席側)のブローバイケースからのオイル漏れはずいぶん前に発見したのですが、滲み程度でしたので清掃のみで放置してました。
しかし、こないだ230のパワステオイルを交換している最中、右側(助手席側)のExマニ付近から白煙が・・・(汗
ようやく重い腰をあげて作業することにしました。
あちこちバラしますので、ついでに
・ブーストエアディストリビューター(サージタンクと略させてください)のシール交換
・プラグ交換
・エアマスセンサー交換
・クランク角センサー交換
・プーリー交換
・各パーツ、エンジンルーム徹底洗浄
を行いました。
Exマニからの白煙以外にちょっと気になっていたのが、アイドリング(特に冷間時)の息継ぎ。
これはエアマスセンサーとクランク角センサーの交換で治るとにらんでいます^^
ご存知かと思いますが、私、整備士の資格もなければ整備に関する教育も受けたことがありません。
仕事も車とは全く関係の無いことやってます。
ただ、感覚と妄想と今までのDIY経験とみん友の皆様の情報とWISを頼りにやってるだけです。
ですので、こんな記事を書ける立場ではありませんが、参考程度に見ていただけばと思います。
エンジンカバー、インテークパイプ、エアクリ&ベローズは簡単に外れますので省略します。
あ、左側のベローズにブローバイのホースが繋がってますので抜いてください。
左側はブローバイケースからオイルの滲み(時々拭き取ってますのであまり滲んでるように見えませんが)、タペットカバーパッキンから若干の滲み程度でした。
問題は右側のブローバイケース。
ここ、エアクリBOXで隠れてますので意外と盲点です。
Exマニまで伝っているほど漏れてました。
白煙に感謝です(爆
ではサージタンクから外して行きましょう。
矢印のトルクスネジを外します。
ホースバンドを緩めます。
これでサージタンクが外れます。
ホース側はこんな感じです。
手前に写っているのは最初に抜いたブローバイホースです。
サージタンクはそーっと外してください。
なぜかと言いますと、
こんなところにゴミが溜まってます。
中に入ると取れなくなってしまいます。
掃除機で丁寧に吸い取ってから、
シールを外します。
このシールは再利用不可です。
撮影のためにネジをエンジンの上に置きましたが、
落とすと大変ですので絶対に置かないようにしましょう。
このネジ、すべて長さが違います。
どのネジがどこに嵌っていたか、わかるように並べておかないと大変です。
スロットルを外します。
4箇所のボルトでとまってます。
最近の車は(と言ってももう20年以上前からですが)、ブローバイガスを大気開放せずにリターンさせて再燃焼させてますのでスロットルにオイルミストが付着しています。
これは後ほど洗浄します。
ブーストエア切り替えフラップは非常に綺麗でした。
さて、この辺で洗浄作業に入ります。
エアフィルターは今まで掃除機で吸ってしのいでましたが、今回は交換予定です。
中は多少の砂埃が入っている程度でした。
一番洗いたかったのがこれです。
外して洗えるのがどれだけ幸せなことか・・・(笑
内部はブローバイオイルがうっすらと付着してましたのでブレーキクリーナーを吹いたあとにシンプルグリーンで徹底洗浄してます。
洗い終わりました。
洗浄後は、塗装とアルミ、プラスチック部分にはブリスを塗布、ベローズにはラバープロテクタントを吹き付けて自然乾燥するまで寝かせます。
しつこいですが、
これが丸洗い出来たのが本当に幸せでした^^
エンジンの方は、シリンダー、イグニッションコイル、プーリー、その他電装系を養生したあと丸洗いしました。
ブリスとラバープロテクタントを駆使して、
メリハリを付けながら清掃、保護、艶出しをしました。
この状態でしばらく寝かせます。
もちろんボンネット裏も徹底洗浄しました。
只今乾燥中。
イグニッションコイルを外します。
プラグに繋がるコードの長さがそれぞれ異なりますので番号を振っておきます。
反対側も同様に。
イグニッションコイルは中央付近のトルクスネジ1本で止まっています。
このようなトルクスビットソケットで外します。
コイルが外れましたらカプラーを抜きます。このカプラーの爪が非常に折れやすいようですので気を付けましょう。
ハーネス側を押して爪を起こして引っ張るだけだと恐らく爪が折れます。
イグニッションコイルを外してから引っ掛けてある爪の部分を指でそっと起こして引き抜くと1本も爪を折らずに外せました。
次にソケットを抜きます。
17mmのスパナを引っ掛けてテコの原理で引き抜きます。
左側のイグニッションコイルが外れました。
右側も同じ要領で外します。
これは後ほど清掃します。
ボンネット裏も乾燥し、綺麗になりました。
ヒンジも清掃し、塗装部分にはブリスを塗布してます。
スロットルはブレーキクリーナーで清掃。
では、タペットカバーを外します。
まずこちらのブローバイホースを外します。
これ、よく熱で劣化してヒビが入っていることが多いようです。
予防的に新品に換えようかと思いましたが、なんと8000円近くします。ただのゴムホースが・・・
ヒビは全くなかったので洗浄して再利用します。
矢印を入れ忘れましたが、右側にもう1本ブローバイホースがありますので外します。こちらも4000円近くしますので再利用です。
タペットカバーを固定しているボルトを外します。
フューエルホースが干渉しますので、ナットを緩めて外します。
デリバリー側からガソリンがドバドバ出てきますので、キッチンペーパーで受けておきます。
矢印のホース側はテープ等で蓋をしておきます。
タペットカバーご開帳です!
こまめにオイル交換してますので、非常に綺麗です。
タペットカバー裏もこの通り、スラッジ等全く付着してません。
矢印のガスケットを外します。
もちろんこれはポアします。
シリンダー内部に汚れが入らないように気をつけながらガスケットとの接触面の汚れを綺麗に拭き取ります。
このあと、ブローバイケースの再シーリングなどやることがいっぱいありますので、サランラップで包み込んで内部にチリが混入しないようにします。
反対側も同様にタペットカバーを外してガスケットを外します。
こちら側も綺麗でした。
タペットカバーはブレーキクリーナーを吹いただけでここまで綺麗になりました。
一応、このあとシンプルグリーンで洗浄しておきました。
両側ともラッピングしたら、
ボンネットを閉じてボディーカバーを被せておきます。
黄砂対策です(爆
これでゆっくり室内で作業できます。
これは左側のタペットカバーです。
矢印のトルクスネジを3つ外して、
ブローバイケースを外します。
ブレーキクリーナーとシンプルグリーンで洗浄した後、古いシーリング剤を剥がします。
これが何気に恐ろしく時間がかかります。
反対側のブローバイケースも同様に。
反対側はトルクスネジ2本で止まっています。
外したアルミネジにもシーリング剤がベットリ付いてますので、
ワイヤーブラシで綺麗に除去します。
普段は普通に仕事をしてますので、夜中に作業してシール材剥がしに2日くらいかかったような・・・
タペットカバーとブローバイケースの勘合は、
・ブローバイケース側が凹
・タペットカバー側は凸
になってます。
反対側も同じです。
液体ガスケットはこちら、ThreeBondの1104 NEOを使用しました。
ブローバイケースの凹側に液体ガスケットを盛ります。
反対側も同様に。
これで蓋をするのですが、注意点があります。
液体ガスケットは種類によって特性が違います。
ThreeBond 1104 NEOの場合、塗布後15分以内に圧接となってますが、塗布直後に圧接するとトロトロ状態ですのでハミ出た液体ガスケットが垂れてきて外側も内側もえらいことになります。
塗布した後、10分くらい置いて半硬化状態で圧接します。(15分以上放置すると表面が乾燥し始めて接着力が低下します)
圧接後、アルミボルトで固定します。
締め付けトルクは4Nmですが、どうしてもボルトのネジ山に液体ガスケットが付着して正確なトルクで締められませんので、手トルクで締めたほうが良いです。
固定後も30分くらいは流動しますので、ブローバイケース側が下になるように置いて硬化させます。
ブローバイケースの勘合部の凹内に液体ガスケットを留めておくためです。
トルクレンチを使うとアルミボルトが折れますので要注意です。
完全硬化まで丸一日寝かせますのでその間に・・・
イグニッションコイルを清掃します。
ブレーキクリーナーとアルコール綿で清掃した後、エアブローし樹脂部分にはブリスを塗布しました。
これ、プラグ交換の際にいつもやってますが、電極の部分をパーツクリーナーで清掃したあと接点復活剤をほんの少し塗布します。
電極の錆防止とミスファイアの防止です(笑
これで10馬力ほどパワーアップ・・・・! しません(爆
アース部分に若干錆と汚れがついてますので、
綿棒に接点復活剤を付けてクリーニング&錆止めします。

今回交換するパーツは殆どセントピアさんで揃えました。
(プラグはアマゾンです)
近所ですのでいつも直接店舗に買いに行ってるのですが、社長が応対してくれます。
社長自身、SL55 AMGのオーナーで(現在はお客さんに譲り、現行のCL65 AMGに乗ってます)、さすがパーツ屋さんだけあってめちゃめちゃ詳しいです。
一言で言えば「OEMオタク」です(笑
各パーツについて大変詳しく説明してくれます。
OEMは純正供給メーカーが製造してますので品質は間違いありません。
特にセントピアさんのOEMパーツは対策品など知り尽くした社長が自ら厳選してますので安心して使用できます。
アジア製の社外品は中華製の微妙なものがありますので要注意です。
では車に戻りまして、
クランク角センサーを交換します。
クランク角センサーは左バンクの後方部にあるのですが、直視できません。
完全に手探りで作業します。
大体の場所ですが、写真で私が指を差している辺りにあります。
カプラーにカバーが被ってますので尚更分かりにくいです。
カバーをずらしてコネクターを抜きます。
矢印のが抜いたクランク角センサーのカプラーです。
隙間にデジカメを突っ込んで撮影したら偶然に写りました^^
これがクランク角センサーです。
クランク角センサーを固定しているボルトは数種類あるようです。
星型トルクス(頭が凹になっているタイプ)←これが一番多いようです。
私の車両は頭が凸になっている星型のミリネジでした。
とにかく作業スペースが狭く、このような極小ラチェットを使って外します。
6.35mmのソケットを使いました。
クランク角センサーはGST製です。
GSTはドイツ車に純正供給しているメーカーですので大丈夫です。
230の純正はBOSCHでした。
BOSCHじゃなくて大丈夫?? と思われるでしょう(爆
ドイツ車を愛するオーナーさんはもう気付いておられるかもしれませんが、ドイツ車はとにかく電装品、コントロールユニットやセンサー類、モーター、オルタネーターがよく壊れますよね?
究極はSBCの2度に渡るリコール。
壊れたパーツを外すと、大体BOSCH製なんです(撃沈
OEMを買うときはなるべくBOSCHを避けるようにしてます^^;
今後の方針、脱BOSCHです。
クランク角センサーは対策品になっていて(先端の形状が若干異なります)消耗品ですので、まだ未交換の方は是非交換されてみてはいかがでしょうか。
・純正BOSCH製 10000円前後
・GST製 6230円
です。
次にエアマスセンサーの交換です。
M113でも、SL500はセンサー+筒ごと交換するようですが、AMGはセンサーのみの交換となります。
エアマスセンサーはスロットル(外してます)の下部の後方にあります。
センサーの上部をつまんだら爪の勘合が外れる仕組みですが、つまんでもビクともしません。
爪の部分を直接細いマイナスドライバーで起こして外しました。
車種にもよりますが、SL55の場合は作業スペースが狭いためそこそこバラさないと取れないかもしれません。
こちら、VEMO製のエアマスセンサーです。
VEMOはドイツの大手電装メーカーですので心配ありません(笑
ここも脱BOSCHです(爆
AMGというだけで部品代が3倍ほどかかることが当たり前のようになってますが、
なんと!
このエアマスセンサーにおいてはAMGであるがゆえに筒がなく、センサー代2940円!!
エアマスの筒代どんだけ高いねんって感じですね^^;
装着は差し込んでカプラーを戻すだけです。
次はプラグ交換です。
なぜこのタイミングで交換かと言いますと、矢印はプラグソケットを差したところですがプラグがこんなところにあるんです。
エクステンションの種類をあまり持ってませんのでタペットカバーを外したときが換え時です。
プラグはツインプラグですので16本必要です。
DENSOのイリジウムパワーにしました。(安かったため)
DENSOですと、230の55では「IKH20」が適合します。
純正はNGKでした。
カッパーグリスらしきものが塗布されています。
おかげで簡単に外せました^^
カッパーグリスが塗布されている場合、シリンダーにもグリスが残っているためトルクレンチのトルクは信用しないほうが良いです。
(締め付けトルクはドライ状態が基準になってますので)
新品プラグの場合、指で回して締まらなくなったところからレンチで1/2(180°)回すとちょうど良いです。
16本交換すると腰がやられます(撃沈
年ですわ^^;
こちら、新しいタペットカバーのガスケットです。
聞いたことないメーカーですが、大丈夫です^^
セントピアの社長がチョイスしたものは品質には間違いありません。
ガスケットはタペットカバー側の溝に嵌めておきます。
こちらはブローバイホース2種です。
ホース内部も洗浄し、ラバープロテクタントを吹いて寝かせておいたものです。
ではタペットカバーを閉じます。
タペットカバーのボルトはオイルが付着してますので、ブレーキクリーナーで完全にオイルを落とし、エアブローして乾燥させます。
シリンダーヘッド側のボルト穴も同様にブレーキクリーナーでオイルを落とし、乾燥させます。
タペットカバーはゴム製のガスケットが潰れないように、正確に規定トルクで締めなければいけません。
「正確なトルクで締めるにはドライ状態で締める」 これが基本です。
ボルトを締める順番ですが、これは様々なやり方がありますので何が正解かは一概に言えません。
4隅から締める方法、中央からジグザグに締める方法・・・
私の方法ですが、
中央からジグザグに締める方法を基本に、
最初は指で締まるところまで締める→2Nmで締める→4Nmで締める→6Nmで締める→8Nmで締める→9Nmで締める
という面倒なことをやってます。
あと細かいことですが、タペットカバー側のボルト穴には多少の遊びがあります。
ということは、組み付け方によっては若干右にずれたり下にずれたり、ということも出てくるわけです。
指でボルトを仮止めした状態で各ボルトを緩めたり締めたりしながら、一番抵抗なくボルトが回る位置を探して(この位置をニュートラルゾーンと勝手に名付けてます・爆)、位置が決まれば本締めしていきます。
クリーニングが終わったスロットルを組み付けます。
このパーツを忘れないように・・・
こちらの締付けトルクはWISに載ってませんでしたので、
こちらを参考にしてます。
ボルトの径、材質、用途によって標準的な締付けトルクが決まってます。
イグニッションコイルの締付けトルクは8Nmです。
カプラーを戻し、タイラップで2箇所固定します。
次はこちら、熱で縮んで垂れたインシュレーターの修正です。
やり方は使徒さんに教えていただいた方法、そのまんまです(笑
ちなみに、これの新品が7000円ちょいします。 ありえん・・・
クリップを6か所外し撤去します。
長穴加工する場所を赤鉛筆でマーキング。
こちら側も同様に。
毛羽立っているところは散髪しておきました。
マーキングしたところを先の曲がっている小さなハサミでカットします。
反対側。
中央上部に切れ込みを入れて
裏側に両面テープを貼り付けます。
そしてクリップを付けて装着!
あまりにも縮みが激しく、中央部をここまでカットしないとフィットしませんでした^^;
やっぱりコンプレッサーEGの発熱量は半端ないようです(汗
カットして開いた部分は黒の布テープで隠してウェザーストリップを戻します。
かなり良い感じです^^/
エアクリのベローズで半分隠れますので言われなければわからないくらいです。
使徒さんグッジョブです♪
サージタンクのシールもセントピアさんで取り寄せました。
これは純正品しかありません。
1枚1650円×2=3300円です。
このシールです。
その前にこちら、フューエルホースを接続しておきます。

こちらもタペットカバー同様にボルトをブレーキクリーナーで洗浄、エアブローし、指で仮止めした後に、中央部からジグザグに2Nm~最終10Nmの締付けトルクで締めていきます。
シールのネジ穴部分に遊びがありますので、きっちりと中央にくるようにセットします。
各ボルトの長さが違いますので、元々入ってたボルトの位置を間違えないようにします。
最後に締め忘れがないかどうか、すべてのネジを規定トルクにてチェックします。
規定トルクをまとめますと、
・サージタンク 10Nm
・タペットカバー 9Nm
・イグニッションコイルの固定 8Nm
となります。
エアクリーナーを戻します。
EGカバーを戻します。
エンジンルーム内を洗浄しましたので、ここでボンネットを閉める前にエンジンをかけてしばらく暖気します。
あちこちから蒸気が上がってきますので、完全に蒸発するまで待機します。
パーツを対策品に交換し、オイル漏れ対策したことも満足度が高かったのですが、なによりも外して分解洗浄できたことが嬉しかったりします^^
このようにピカピカになりました^^
インシュレーターも何事もなかったかのように綺麗に直りました(笑
外で使ったブレーキクリーナーがこれです。
室内でも同じくらい使いました。カインズホームオリジナルで1本150円くらいです。
そして最後のシメです。
オイル交換です。
エレメントを回すソケットが見つからなかったので急遽自作しました(爆
全く問題なく使えます(笑
オイルはアンダーカバーを外してすでに抜き取ってます。
エレメントは久々でしたので結構汚れてました^^;
分けわからんメーカーかもしれませんが、セントピア社長のおすすめの一品です。
信じましょう(爆
銅ワッシャーもセントピアです。
さすが、モノは非常に良く出来てます。
エレメントとOリングを4つ外します。
そして新品のエレメントと付属のOリングを装着。
エレメント交換までした時は、ここからオイルを入れると楽です。
エンジン回り、これにて一旦完了です。
エアマスセンサー、クランク角センサーを交換しましたので、アイドリング時の息継ぎは完全になくなりました!
ただ今エンジン絶好調です^^/
平日の夜中から朝方まで作業し、約1週間かかりました。
1週間、仮眠のみで仕事してましたのでストレス性の蕁麻疹まで出てしまいました(爆
と言っても、作業時間の半分以上は工具探しでした(撃沈
「前買ったはずなのにどこにしまったか覚えてない・・・」
DIYな方々ならご経験があるかと思いますが、
「マイナスドライバーを探していると、プラスドライバーばかり出てくる」
こんな毎日でした(爆
では次回は、テンショナー、プーリー交換、ベアリングのグリスアップの記事を予定しております。