ジムニー（JB23W）のブレーキ改修について

こんばんはでございます（笑）

うちのじむさんですが、ブレーキ改修決定しました・・・orz

んで、ブレーキ改修についてです。

技術的なというか、なんでそーなるのかってことを（まあある意味理屈っぽいですが）ちょっと書いてみようと思います。

ジムニー（軽自動車）とシエラ（普通車）で違うモノの一つがブレーキです。
何が違うのかっていうと軽の方にはEBDが付いておりません。

その代わり、リアがロックしないようにプロポーショニングバルブがあります。
グラベルとターマック両方走るラリーカーには、前後のブレーキバランスを路面によって変えられるように可変式のプロポーショニングバルブが付いています。

ということは、軽のジムニーはその場で液圧を配分するEBDではないため、ほぼ効き方は一定であるということが分かるかと思います。

ネットとか検索するとJB23Wのブレーキの作動グラフなんかもあります。

プロポーショニングバルブは湿気でフルード腐らせると作動不良起こしますので。
古いクルマは点検してみた方がいいかと思います。

ということは、すなわちブレーキの効き方は摩材の特性が大きく反映します。
ブレーキのレスポンスという部分においてはやはりブレーキラインにも影響がありますねー。

ということで、うちのじむさんは既にブレーキフルードとラインは交換済みです。
（ブレーキフルードについては後述）

あと、このジムニーのブレーキで特筆すべきはローターがソリッドです。
ベンチレーテッドディスクだと走行中だと温度が安定しますが・・・（ある程度）
熱が抜けないとローター＆パッドの温度が上昇します。
ノーマルのパッドだと400℃位が限界かなとか思いますので・・・
高速道路の下り坂で何発も入れるとフェードしそうな気がします。

効かねーってなる前にということで、改修をと（笑）
というか実際に足回りいじくってますし、　ノーマルのパッドだと時間の問題なので。
過去何回もノーマルパッド炭化させてます（笑）

まだローターが新しいのでそのまま使います。
スリットローターを入れると制動力は２０％くらい上がりますが・・・
パッドの寿命は短くなります。
ノーマルのパッドだと安いので、そのまま使うならスリットローターもありですねｗ

今回のうちのじむさんブレーキ改修のメニューは後半に入りましたｗ
前半戦でラインとフルード交換して効き方を確認していましたので・・・

後半戦ではフロントのパッドとリアシューを社外品に交換します。

パーツは・・・・　今回注文したのは（笑）
ある意味、妥協の産物で在庫が確保できたってことで買ったかもです。
あと、価格（笑）　思ったよりも安かったんで（水爆）
今ご用達のA社でもいつも検討に上がるP社でもないです。
もともとの設計ではD社の製品になっていましたが・・・・
諸事情で変更しました。

で、何を買ったのか（笑）・・・・　お約束な当鎮守府の機密事項で（笑）
取りつけてあたり付けたらやる気のないパーツレビューに書こうかと（核爆）
まあ、少なくともノーマルより熱に強く、効能書にはコントロール性良好ってあるんで幾分はマシになることを期待しています（笑）

ということで来週には弾着しますので、改修工廠での作業になります。
その際、もう少し手を入れてほぼ完成形になるかと思います。
先日行ってお願いして日程調整をしてもらうことになりました。

今日の結びとしてですが・・・
高性能なスポーツパッドを付けた時は、ラインまで交換しろとは言いませんが、ブレーキフルードも抜き替えて高沸点タイプにしてくださいねー。
適応温度が高いということはそれだけキャリパーも高温になりますから沸く恐れがあります。
最初の抜き替えの場合フルードは多めに用意して、エア抜きは重要です。
ディクセルのフルードが値段も手ごろで1本１Lなんで良いかもです。
入手性も良いですしねー。昔は私も使っていましたんで。（APLockheed時代）
うちは今はNUTECにしましたけど（笑）
フルード沸いてエアが噛むとマジでブレーキ効かなくなりますんで。

ということでございました。

ではではー（笑）