この記事は、
事故に遭う 助ける気持ち 忘れぬ心。について書いています。
えー、おさぼり気味ではありますが、何かと眠いNZです。
昼休みに携帯でみんカラ見てたら・・・ こんな記事がありました。
その記事を読んでトラバさせていただこうと(笑)。
以前、オフ会帰りに広島高速から山陽自動車道に流入する高架橋の上で同じグループの人が事故を起こしました。 その際やはり慣れていない人はパニくるものだと実際に見てそう思いました。
同じ方向に帰る者たちが3台で広島高速に上がり広島東ICから高速に流入する行程でしたが。
3台めを走っていた人が速度の出し過ぎで流入路の高架のカーブで側壁に衝突・・・・
乗っていたEK9シビックは大破、本人もエアバックで顔面を打撲、シートベルトで胸部を圧迫した関係での打撲と重大な怪我がなく救急搬送されましたが何とか入院なしでそのまま帰宅できるという状況でした。
ただ、事故った直後本人が110番したのは良いのですが土地勘がない人なので、また状況が錯綜してましたので合流車線にいた私は300mばっかしバックして邪魔にならなそうなところに車を止め現場に戻り対応しました。
結局、警察とのやり取り、位置確認、JAFへ事故車の撤去依頼とトーイング手配の電話対応をして、現場で警察や救急を待ちました。 そのうちに後続の四国へ帰る組も到着し事故車を小移動させ通路を確保して交通整理と、事故の対応を一通り行いました。
一応3台のうち1台が大破したので・・・・ 一番遠い(横浜)へ帰る人を帰らせ一番近かったワタクシ(岡山)が残って病院に付いて行き、また連絡先として、警察・JAFの対応を行いました・・・・。
まあ、ワタクシの元職は物流会社の管理系事務職でして・・・ 運行管理とかやっており事故の対応とかは仕事として行っていた関係で、事故の対応に関してはほぼあそこに居合わせた者の中ではオーソリティだと思います。
事故対応のオーソリティと言うのも変な話なのですが・・・
仕事で、数え切れぬほど事故現場に行きまた、トラックに乗って走り回ってもいましたのでそれなりに場数だけは踏んでおります。自分も事故に遭い足を痛めて障がい者の仲間入りしてますし、今のところ事故とは切っても切れないかと。
実際に現場に出くわした際、私も経験がありますがおいそれとできるものではありません。
そして、ある程度できること(後始末・警察の対応)までしてという事は誰にもできることではありません。
位置的にも時間的にもかなり危険な場所であったにも関わらずそこまでされたことに敬意を表します。
なので、この方が取った行動に関しては、満点以上の点数をと思うくらいの行動だと思います。
その行動が取れる源泉と言うものは一体なんなのかという事がこの記事のテーマになります。
と言うのも、みなさまに問いかけたい事がありまして、それは自分が起こす起こさないにかかわらず事故に対しての「覚悟」と言うものを持って公道を走っているかということなのです。
まあ、私的には仕事柄、24時間携帯電話を持って何かあったら即対応と言う生活を何年もしてます。
宿直者の身内に不幸があり急遽泊まった夜、「気を付けろと」送り出したドライバーから・・・
「神戸塩屋の2号線で人はねました、即死みたいです」なんて電話受けたこともあります。
一般の人には全く考え付かない状況下に居たのは事実なのですが・・・・
実際に現場で自分が遭遇したらという事で、ある種の覚悟ができていました。
自分が起こす起こさないにかかわらず、道路上で事故に遭遇したらどうするかということです。
救援する場合、2次災害を起こさないというのが第一条件にはなりますが、できる限りの事はしようと決めてます。
そのもとになるものが「覚悟」なのです。
と言うのも、いつ自分が事故るかもわからない、そうして人に迷惑を掛けることになるという事を覚悟して運転してます。
私がハンドルを握るときいつも思っているのは・・・・
高速を(ぴー)Km/hで突っ走るとき「これでクラッシュしたらたぶん天に召されるな」とか・・・・
阪神高速神戸線の側壁にドアミラー3cmまで寄った時・・・・
「これで吹っ飛んだら間違いなくあの世だな、3時間くらい止まるかな」とかいう事を考えてました。
意外にネガティブな事を思いながら運転してますが・・・・・
調子こいて運転していると実際にろくな事はないのです。
と言いつつ無茶な運転を今までしてきたもんだとも思いますが・・・・
まあ、無事なのでこういったことを書けるわけなのですが。
今は、ハンドル握るときとにかく思う事。
「人に迷惑を絶対かけないような運転をしないといけない。」
運転マナーもですが、駐車場で車を止める際の配慮とか含めてのことです。
そして、困っている人を見殺しにはしないというのも項目に入っています。
と言っても大したことはしておりませんが。
でも一番は、事故を起こさないようにするという事・・・・
走っている時「今のちょっと無理やりだったかも」とか「やり過ぎだったか」と運転しながら反省してます。
あのグループの話はもうしたくありませんが・・・・
単に楽しさだけを追求していては、公道を走る責任と言うのは全うできないかと思います。
「快楽」と「迷惑」は一種紙一重なのですが、適当な事をするとこれがイコールになります。
暗部を見ないようにしたら、困っている人に対して見て見ぬふりをするならば・・・・
今後どうなんでしょうね。 何かあった時一気に信用失うと思います。
走るのは楽しいですし、仲間と会えるのも安全が担保されているからなのです。
それを支えるのは公道でハンドルを握る私たちドライバーの行動次第です。
その行動の基になるのが「覚悟」なのではないかと思います。
いつ事故に遭遇するかもわからない、自分が事故に巻き込まれるか、自分が惹起するか・・・・
そうなったら、どう行動するか・・・・ 自分の身に置き換えて考えてみるのにいい機会ではないかと思います。
そして、自分に何ができるか少し考えてみると良いかと思います。
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それ見ると、世の中まだ捨てたもんじゃないとも思います。
今では、24時間携帯に張りつく生活してはいませんが、少なくとも通勤チョイ乗り程度でも緊張感は失わないようさらに気をひきしめようかと考えております。
安全はすべてに優先します・・・・・
とにかく車外に投げ出された子供さん・・・無事でよかったと。