
お友達の皆さん、おはようございますッ!!
久し振りに「みんカラ」に復帰したSHOI坊ですッ!!
この数日間はほとんどログイン出来ずにいて、正直、初めは何か「焦り」にも似た様な感情を自分に感じておりました。
しかし、その感情を伝えるべく「何シテル」に一言だけコメントを残したりしていましたが、その度に、お友達の皆さんからの温かい応援のメッセを頂き、勇気付けられて今日まで過ごす事が出来ましたッ!!
コメントを下さったたくさんのお友達の皆さん、また、あえてコメントをせずに更新の無い事をわかっていながらも、わざわざ毎日あしあとを付けて下さっていらした皆さん、本当に有難う御座いましたッ!!
ここ数日のボクは、毎日、文字通り「朝から晩まで」仕事に明け暮れておりました。
以前のブログで書いた通り、この震災を受けて、被災地に住む者として「今、自分には何が出来るのだろう?」と考えた時、ボクは自分の仕事を活かして「津波によって車を失ってしまった方々に、少しでも早く、少しでも安く普段の足となる車を提供していこう!」と思い、それを実践しておりました。
今回の津波によって、宮城ナンバーで登録されていた車輌に限っても、約一割が波に飲まれ行方がわからなくなったり、冠水して使い物にならなくなってしまいました。
宮城ではこの数字ですが、青森、岩手、福島等はもっと多いのかもしれません。
これは大変なものです。
この様に車を失ってしまった方々が新しく生活の足となる車を求める事は容易に想像がついていましたので、割りと早い段階で復旧する事が出来たボクの店舗では「諸費用込みで40万円以下に収まる、車検が残っていてスグに納車可能な維持費の安い軽自動車のAT車」に照準を定め、とにかくオークションで買い集めました。
もちろん、コチラの地域のオークション会場は全て稼働していない為、仕入れは全て栃木、千葉、埼玉、東京、神奈川などの関東圏からになりました。
ボクの勤める店舗は普段は20台程度の展示台数で、展示車の平均単価は約80万円程度なのですが、この燃料難の中、ボクの考えに賛同して下さって快く陸送を引き受けて下さった陸送業者様のお力で、今回はこの展示場に平均単価は約30万円、展示台数は倍の40台程を入庫する事が出来ました。
ボクの勤務する会社でも港に近い一店舗が津波による大きな被害を受けて瓦礫の山と化してしまいましたので、社員はそちらの店舗の復旧作業に追われて通常業務はほぼ出来ない状況でしたので、ボクの店舗を営業する為には全ての作業を自分一人でこなす他ありませんでした。
勿論、やりましたよ!
漢、魅せてましたよッ!!
入庫後の点検、洗車、ルームクリーニング、外装磨き、展示、商談、販売、車庫証明、登録、回送、集金、納車…更にはタイミングが悪く年度末も絡んだ為に、冠水車からのナンバープレート回収、抹消登録、廃車の手続き、解体業者さんの手配…なんでもやりました。
こんな小規模店舗でも一日の平均成約台数は5台。
多い日だと8台程度。
これを一人で回すとなると、休憩なんか取る時間ありませんでした。
メシ?
バナナです。
一分で食べれます。
ぶっちゃけキツいし、何よりも忙しさから「イライラ」しました。
でも、自分で決めた事。
たくさんの人の役に立ちたいという気持ちでなんとか乗り切りました。
…と言っても、今はまだ精神的にも、金銭的にも多少余裕のあるお客さんが大半で、
「会社で車は流されてしまったけど、自宅は大丈夫だったよ」とか、
「家族も自宅も会社も大丈夫だったけど、娘の車だけ流されちゃってね」
などというお話をよく聞きました。
本当に大きな被害を受けた方々は、こうしている今も避難所での窮屈な生活。
車の事なんて考える余裕など全くありません。
本当に忙しくなるのはもう少し先だと思っております。
しかし、今、店頭にいらっしゃるお客さんも大変な環境にいらっしゃる事も事実。
まずは自分の出来る範囲で人のお役に立ちたいと思っています。
そういう訳でバタバタした生活が続いており、ログインしたくても出来なかったのです。
どうかご理解下さいませ。
今日はこれから登録手続きに行ってきます!
「みんカラ」にはまだまだ完全復帰は出来なさそうですが「今しか出来ない事。今、自分が出来る事」を真剣に考え、遂行していくつもりですので、もうしばらくの間、つまらないSHOI坊になってしまいますが、どうかこれからも変わらず温かい目でみてあげて下さいませ。
尚、プライベートでも一部大きな変化がありましたが、コレについては時間のある時にまたゆっくりと…。
では、またヽ(´ー`)ノ
追記
コメントを頂戴した中でご指摘を受けましたので追記させて頂きます。
今回の震災後、全国的にオートオークションの相場が上昇致しました。
これは一重に、我々被災地の販売業者がこぞって車輌を集めた為です。
この点に異存は御座いません。
仰る通りだと思います。
しかしながら、日々の生活を続けていく為には、会社へ出勤したり、被災の影響の少なかった地域への買い出し、病気や怪我をした家族を病院に、また、瓦礫の中での子供たちの安全な通学を守る為の送迎等に自動車が必要なのです。
津波によって車を失ってしまった方々が本当に大勢いらっしゃいます。
また、ボクの会社の一店舗もそうですが、津波で会社自体がなくなってしまった方も大勢いらっしゃいます。
誤解を恐れずに言わせて頂きますと、
「AA相場が多少上がった位でガタガタ言ってんじゃねぇよッ!!」
もし、この追記で更に御気分を悪くなされた方がいらっしゃいましたら、是非、こちら仙台までお越し下さい。
きっと物事の捉え方の概念が覆されると思います。
長文、駄文、大変失礼致しました。
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Posted at
2011/04/05 06:52:06