
先日は「ユーロ」についてボクなりの考えを書いてみた上で、みなさんの考える「ユーロ」についてお尋ねし、沢山のお考えを教えて頂きましたッ♪
有難う御座いましたッ!!
さて、今日は「USDM」について「つぶやいて」みようと思います。
まず、この自動車界における「USDM」って、一体どんなジャンルなのでしょう?からですが、ボクなりの解釈は…
アメリカ市場(主に北米ですね)に出回っている車(…日本車ベースが多いのですが、最近ではその限りに無く、ベース車からしてマニアックになっていっているみたいです…)を、現地のパーツを使って「いかにも向こうに生息していそう」「向こうで走っていそう」な仕様に仕上げるカスタム手法…
…と、捉えています。
具体的には「ホンダ シビック」等をベースに…
ヘッドライト、コーナーレンズ、テールレンズの交換、サイドターンレンズレス化、及びフェンダースムーズ、手動アンテナの位置変更、ナンバーポケットの交換…いや、もう無理です…書ききれる訳ありませんからッ(笑)
…まぁ、などなど「ホンダオブアメリカ」製の純正パーツ、北米のカスタムパーツメーカー製のパーツを使って、アメリカの路上に普通に停まっていてもおかしくない(違和感の無い)仕様に変えちゃうってカスタムですねッ!
中には向こうでしか設定の無いグレード(例えば、国内のEJ1シビッククーペにはベースグレードしかありませんが、北米には有り得ないほどショボい「DX」ってグレードが存在したりしちゃいます…)を想定して純正装着されているカラードバンパーを捨て、わざわざ商用車みたいなウレタンの黒バンパーへ換装しちゃう変態さんもいらっしゃいます…。
この「USDM」、「いかに北米仕様に近付けるか」がポイントなので、はっきりとした定義の無い「ユーロ」と違って明確な答えがある分、一見簡単そうに見えますが、実は非常に奥の深い、ある意味「変態さん以外お断り」的なジャンルなのです…。
誰でもわかる灯火類の交換やコーションラベルの貼り変え等、一般的な「USDM」のレベルを越えると…
まずはUSのカタログやら雑誌やら中古車情報誌やらを入手→それらを元にまだ誰も気付いていない国内仕様との細かい違いを探す→やっとこさ僅かな違いのある部品を見付ける→その部品を慣れない英語を交えながら、ネットやらコネやらをフル活動させ発注→場合によっては国際空輸便のバカみたいな送料が発生しながらもようやく手に入れる→納期に半年も掛かったり、注文時の英文ミスにより全く違う部品が届く場合も有り(泣)→届いた部品がボルトオンで着けられるならまだしも、ボディ加工しなければ取り付けさえ出来ない様な事もしばしば→20ドルの部品を着ける為に送料と鈑金代で20万掛かる事も普通→無事に愛車に装着出来た小さな部品を眺めながら悦に入る→されど細かすぎて誰も気付かない→自己満だからいいんだと自分に言い聞かせる→…しかしやはり大枚叩いて交換した部品にはやっぱり気付いて欲しい→嫁 (彼女、友達、同僚…含む)に言う→「ココ見てッ!! コレはね…(中略)…なんだよッ!?スゴいでしょッ!?」→「…いや、言われてもわかんねーし。ってか、ソレに何か意味あんの?そんなにお金掛けて…〇鹿じゃないの?」→心の中で何かが音を立ててk…(ry…→しかし、翌日には立ち直り、また飽くなきUSDMの追求を始める→最初に戻る…
…こんなのばっかりです。
このブログを読んで下さっていらっしゃる方の中にも、思い当たる方、いらっしゃいませんか?(笑)
ボクも車歴の中の数台は「USDM」やってました。
…いや、ボクの場合は一通りの灯火類の交換で満足しちゃうので、上記の様な変態まではなりませんでしたよッ!?
…で、その知識と努力と根性で仮にフルUS仕様となっても…上には上がいるものです…。
そのUS仕様をベースに北米の社外パーツでチューニング…
分かりやすいベース車を敢えて排除し、ベース車からしてわからないような車種での完全US化…
室内の芳香剤も北米でしか売っていない物を使用…だけならわかるけど、その車を運転している人種やら年齢やらまで想定しての小物(CD,キャップ、飲みかけの缶ジュース、雑誌…などなど…)を車内に自然に散りばめる…
…あの~…、もう、いいですか?
変態でしょ?彼ら…。
最初から答えが決まっている「数学」みたいなジャンルだったにしても、最後にはやっぱり「国語の感想文」みたいに正解の無いジャンルになっちゃうねッ( ´艸`)
っていうお話でした。
異論、反論は認めますが、なにぶん中途半端な素人の「つぶやき」ですので、何か気に障ったとしても「な~に言ってやがんでぃ、コイツはッ!ワッハッハッ!!」と、笑って流して下さいね。
では、またヽ(´ー`)ノ

Posted at 2011/03/05 19:53:25 | |
トラックバック(0) | モブログ