エーモン LEDフットライトキットの取り付け その1
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
フォレスタースポーツにはフットライトがなく、夜になると足元が暗くて困っていました。エーモンからフットライトキットが出ていましたので、こちらの取り付け手順を数回に分けて紹介します。
SK9 SKE用となっていますが、私のSK5(D型)にも装着可でした。
※社外品取り付けおよびDIYは自己責任となります。
この整備手帳では、誰でも仕組みを理解できるように書いていますが、仕組みがまったく理解できなくても、説明書(エーモンの動画)通りに作業すればつけられますので、心配は不要です。
まずは公式の動画をしっかりご覧になった上で、付けられる方が参考になるように私の取付手順を紹介します。
公式の動画↓
https://www.rakuten.ne.jp/gold/e-kurumalife/html/how_to/forester_sk.html 2
キットは2つのLED(運転席、助手席用)を光らせるためのものです。これらをつけてしまえば、後席への増設もLEDの追加だけできます。
簡単に真似できるよう、ちゃんと仕組みを理解できるように整備手帳に書きます。
取り付けは時間は少しかかりますが、カシメをしたり、電気用の特殊な工具も不要で、難易度は低いです。
3
メインの部品はこれです。ここの1番左のLED接続カプラー線に、LEDをつけて光らせます。
その他の5本の線は、すべて電源と呼ばれる線で、最終的にスイッチ類やボディ金属を介してバッテリーのプラス端子とマイナス端子につながります。
5本の線のうち、真ん中の黒いクワ型の線1本は、マイナス線(ボディアース)です。
マイナス線とは、バッテリーのマイナス端子につなげる線です。バッテリーのマイナス端子の先は車のボディの金属部につながっています。
つまり、このクワ型の線をボディのどこかの金属部(ネジなど)へつなげれば、バッテリーのマイナス端子へ間接的につないだことになります。
その他の色がついている線は、青を除いて全部プラスの線ですが、役目が違います。
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色分けされた4本の線の役目がこちらです。
黄色は、いつも電気が流れている線。
赤色は、ACCの時に流れる線。
橙色は、ライトをつけた時に流れる線。
青色は、ドアを開けた時(※)のマイナス出力コントロール線
LED自体は黄色の常時電源で光らせて、他の色の線は信号のコントロールだけに使っていると思われます。
LEDを色々なパターンで、夜は減光するなど、強弱をつけたりして光らせたいので、このように分けているんですね。
※厳密にはドアを開ける以外の場面でもマイナス出力することもありますが、気にしなくて良いです。
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まずは4本もの色付きの線をどこにつなげるんだ?という話ですが、とても簡単につなげられるようになっています。
運転席足元に深く潜り込んで、上を覗きます。
ステアリングの裏あたりを見る感じです。
暗いので寝転がってライトで照らしながら見てください。
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ステアリングの裏辺りに、白くて四角い形のコネクタが見えます。
これが車両側のコネクタで、ここから4本の線の電気信号をとります。
といっても、1本1本つなげる必要はなく、フットライトキットの付属のカプラーをここにポンと差し込むだけで、簡単にできるようになっています。
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コネクタをアップで見てみます。計15個の穴が空いていて、一個一個から電気信号を取ることができますが、それぞれどんな時に電気が流れるのかが異なります。
ちなみに今回はやりませんが、この車両コネクタへ「のれん分けハーネス」という純正部品をつけて電源を複数に分岐させることもできます。
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コネクタから取れる信号の説明図を作ってみました。
エーモンのフットランプキットの4つの線がどこのコネクタの穴を使うのか色分けもしてみました。
黄色の線(常時電源)は1番から取ります。
赤色の線(ACC電源)は2番から取ります。
橙色の線(イルミ電源)は4番から取ります。
青色の線(ドアオープン時)は11番のルームランプ信号から取ります。
これらは理解できていなくても、エーモンの説明書通り作業すればフットランプはつけられますので、心配不要です。
その2の整備手帳へ続きます。
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