この1週間、来るマイカー買い替えに備え試乗しまくってますww
持論としては、候補が幾つかあったら間髪入れずに乗り比べるべし!!
そして、出来るだけ同じ車に2度以上乗るべし!!
です。
今回の選定基準ですが、トランポとしてもそうですが妻、子供、高齢になりかけてる親等、人を乗せる為の車種選びでもありますのでその辺も踏まえて試乗及び選定中です。
とりあえず、以下の車種を試乗して来ました。
トヨタ ヴォクシーZS7人乗り
ホンダ ステップワゴンスパーダ 7人乗り
ホンダ スパーダワゴンスパーダ ハイブリット7人乗り
ルノー カングー
なお、今回は子供や老人を乗せる事にも比重を置いて考えているので、ハイエースやサンバー等のバンは除外してます。
除外ついでに言えば、ヴォクシーの兄弟車であるノアとヴォクシーハイブリット、そして日産のセレナも候補から除外です。
理由は単純。
ノアは今回のマイナーチェンジでフロントが出来損ないの仮面ライダーの顔みたいになりアウト。
何故急にメッキ多用の派手路線に変更したよ?!ノア!!
ヴォクシーハイブリットは燃費良さげだが、エンジンパワーがガソリン車よりも無い様なので除外。
セレナはそもそも跳ね上げたサードシートの場所が最悪。
実車見ましたが、完全にアウト。
視界確保したいのは分かるけど、一番使いたい高さの積載性が悪すぎる。
バイク積むのには勿論論外だが、一般的な使い方をしたとしてもあれは如何なものか?
とまぁ、こんな事から除外してます。
私の勝手な好き嫌いでのインプレになりますが、トランポとしての機能及び人が乗った時の機能。
これをざっくりと検証したいと思います。
まずは。。
試乗及び選定前で、有力候補No.1だったステップワゴン。
本当は現行の前期型である
この顔のスパーダが欲しかったのですが、世の中のミニバンフリークにはデザインが不評だったらしく生産終了。
めでたくトヨタのミニバンの様な厳つい顔になってしまいました。。
前期のスパーダ欲しけりゃ中古しかありません。。
話しが脱線しましたがここいらで肝心のインプレ。
まずステップワゴン(後期)1.5ガソリンモデル
良いところ
1.5リッターターボは本当に秀逸。
静かでスルスル車速を上げていく。
アクセルを踏み込むとパワーの出方はフラット気味になるが、2トン近い車輌を引っ張ってる訳ですから、それを思えば本当に良く出来たエンジン。
セカンドシートを外さなくてもバイクを容易に積める。
ただし、ドラポジに余裕を持たせるならセカンドシートを外す方が幸せになれる。
サードシートの床下収納のお陰で抜群の積載性。
イマイチなところ
リア及びサイドのデザイン変えてないのに、フロントの張り出しを強くした為に、私的には「この車ニコイチ??」と思える程のデザインのチグハグ感。
普通に使ってても分かる程の空気抵抗の増加と、恐らくフロントが悪さをしてるだろうステアリングフィールを伴う
軽快な動きが激減。
ここは確実に前期の方が秀逸でした。
カバーで隠してるが、無理やりフェイス変更に伴うボンネットを開けた時のノーズのスカスカ具合。
セカンドシートのスライド量は相変わらず普通。
サードシートはあくまでも緊急用、大人は乗るべきではない。
次にステップワゴンハイブリット
良いところ
あのモーターヤバイ!!静かなのは当たり前だがトルク感がかなりある。
街中での恩恵はかなり受けれそう。
以上ww
イマイチなところ
基本的にここの部分に関してはガソリンモデルと同じ感想ですが、ハイブリットが故のイマイチなところは、モーターの出来が良すぎるところ。
街中平坦な道では殆んどモーターだけで走行出来ました。
しかし登り坂に入ると、あっという間にエンジンに切り替わるのですが、モーターが良すぎるが為に切り替わった瞬間物凄くダルな感じになってしまう。
ガソリンエンジンなら、踏み込んだ所からのフィーリングはそれなりに良く、決して不快な印象はありませんが、ハイブリットは切り替わった瞬間の違和感が半端ない。
次にヴォクシーZS
良いところ
ステアリングの手触りがさらっとして自分好み。
フェイスデザインに関しては派手さは有るものの、80系前期に比べるとだいぶ良くなったと思う。
一番後ろまで下げた時のセカンドシートの居住性は抜群!!寧ろ自分が常に座りたいぐらい!!
セカンドシートがキャプテンシートにもなるし、ベンチシートっぽくもなるので便利。
ステップワゴンに比べてスライドドアの開口部が広く、アシストグリップも大きいので、子供や年配者が乗る時に凄く乗り降りしやすい。また、ステップ位置も多少ステップワゴンに比べて低いのでそこも良いところ。
サードシートの形状変更に伴い、跳ね上げ収納時に今使ってる60系のヴォクシーと比べて格段に積載性アップ。
もしかしたらGSX-R125ならセカンドシート外さなくても載りそう??まぁ、外すとしても10分もあれば取れるので問題なし。
イマイチなところ
良くも悪くもトヨタのNA2000のエンジン。ステップワゴンと比べるとやっぱりモッサリした印象。
トヨタミニバンお約束の電車並みのホイールの引っ込み具合とホイールとフェンダーアーチの隙間具合。
トヨタミニバンお約束の張り出しの強さとメッキをあしらった派手目のデザイン。
ステップワゴンに比べるとシート座面のクッション性が少しだけ乏しい。
最後にルノー カングー
ネットで見てるとチラホラトランポにしてらっしゃる方が居たので、幸い試乗車置いてるディーラーも近所にあったので試乗して来ました。
良いところ
外車、特に変わり種の車カングーを持つという所有欲。
フロントシートの座り心地は本当に秀逸。
インポートのちょっと良いソファーに座ってる感覚。
イマイチなところ
結局のところ、寸法がギリギリ過ぎてトランポに出来そうな気配が無い。出来たとしてもかなり制約付きそう。
走りが絶望的。他のレビュー見てると「全体的には遅いが1.2リッターターボエンジンは下からトルクを出し、またそれを補う以上の良さがこの車にはある」と謳ってる方が結構居ましたが、鈍感な私にはその何かを全く見出だせなかった。。
アクセルペダルが重い。一昔前のベンツのオルガン式ペダル並に重い。
重い上更にパワーが無いので余計に悲しくなる。
リアシートは大人が三人しっかり座れる幅を持つが、座り心地はよろしくない。商業車だから仕方なしか?
総括。
下馬評ではステップワゴンがかなり優勢でしたが、そこに並ぶ勢いでヴォクシー急浮上です。
完全にトランポのくくりで考えるなら勿論ステップワゴンですが、バイクを載せて人も快適に乗せるとなるとヴォクシーが優位になります。
また、運転して楽しいか?をフォーカスするとこれまたステップワゴン優勢ですが、そこはセカンドカーであるコペンの出番になる訳で。。
楽しさをコペンが担当して、実用性をステップワゴンかヴォクシーどちらかが担当する。
甲乙着けがたいですが、今のところ0.5ゲーム差ぐらいでヴォクシーかなぁ~
いや、ステップワゴンかなぁ~
まだしばらく悩みそうですww