ダイハツ工業は2019年7月9日、軽乗用車「タント」をフルモデルチェンジし、販売を開始した。大泉洋のCMでも話題のタントだが、N-BOXやスペーシアに負けないようにかなりしっかりと作られた印象を受けた。
トヨタの「TNGA」にインスパイアされたという、ダイハツの新世代のクルマづくりの方針「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」を初採用し、サスペンションや骨格の部品配置をゼロベースで再構築。新開発のプラットフォームは従来に比べて曲げ剛性が約30%向上したほか、ハイテン材の活用などによりボディー骨格全体で約40%の軽量化を実現。衝突安全性やNV性能の向上にもつながったとのことだ。なんだかお金をしっかりと掛けている。
ただデザインはキープコンセプトなので、前のタントと比べればインパクトという意味ではそう感じないが、正常進化をしているから安心感がある。こういうクルマは奇抜よりも安心感を与えられる方がユーザーの心には響くと思う。
安全性能も向上している。世界最小のフロントステレオカメラを使った先進安全技術は次世代型に進化。予防安全機能「スマートアシスト」に、新たに運転支援機能「スマートアシストプラス」が加わり、全15個の機能で安全運転をサポートするという。
インテリアはまだ写真でしか見てないが、ここは標準という感じがする。
エンジンは環境性能をより高めているようで、軽初の排ガス5☆(平成30年排ガス基準75%低減レベル)を実現したのがトピックだ。
また機能面ですごいと思ったのはスイッチで予約しておくとクルマに戻った時にパワースライドドアが自動で開く「ウエルカムオープン機能」などは軽自動車初採用だという。
熾烈なハイトワゴンの争いにタントが食い込んでくるか??王者N-BOXは揺るぎない形で売れるか??なかなか出来のいいタントを見ると今年軽自動車販売台数が伸びるのではないかと思う。また今月はN-WGNもFMCを控えているから、楽しみです。
Posted at 2019/07/09 23:20:01 | |
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