アヒルと鴨のコインロッカーＤＶＤ

「椎名は引っ越し先のアパートの隣人（河崎と名乗る）に「本屋を襲わないか」と誘われる。断りきれなかった椎名は本屋から広辞苑を奪う手伝いをさせられてしまう。その計画の後、河崎やペットショップの店長をしている麗子から2年前の話を聞かされることになる。
2年前の物語は琴美、その恋人であるキンレィ・ドルジ（ブータン人）、河崎、麗子を中心に展開する。世間で多発しているペット惨殺事件の犯人たちに出会ったことにより、琴美が目を付けられてしまう。琴美は何度も襲われるが、ドルジや河崎に助けられ、逆に犯人たちを捕まえようとする。
2年前の事件と現在の本屋襲撃が次第につながっていく。」


本屋を襲う理由が「広辞苑を奪うこと」ではなかったのだ。




まず原作読んで、ＤＶＤを見たら、イメージのギャップありすぎ。

麗子さん、色の抜けるように白い、表情を表さない女性のイメージが違う。
椎名 濱田岳がいい。河崎 - 瑛太 はいまいち。ドルジ - 田村圭生はなんだかなあ。
麗子 - 大塚寧々、これがいちばんイメージが違う。

ブータンの「鳥葬」を行う仏教的な動機が描かれていない。2年前の事件と現在の本屋襲撃が次第につながっていく。

映画は原作には及ばない。原作が「創元推理文庫」というわけが原作読んで納得した。