先週に行った
三峯神社は、
渋滞でほぼ車内に閉じ込められていて
お出かけした気がしなかったな〜。
日曜はお天気もイイようだし、何処かへ行きましょうか。
冬に見たい景色の一つとして富士山はかかせない。
夏富士もイイかもしれないけれど、
雪化粧をしている富士山はやっぱり特別なんだよね。
富士五湖から見る富士山は何度も見ているので、
ここは一つ、まだ行った事の無い「
三保の松原」へ。
清水ICまでは東名経由からの方が近いけれど、新東名経由で。
途中の
駿河湾沼津SAでは珍しいモノが沢山販売しており、かなり長居をしてしまった。
高速では渋滞も無く清水ICへ。
そこから三保の松原まではおよそ30分程。
200台ほどのキャパがある駐車場は無料。
冬場は混雑しないと思うけれど、夏の海水浴シーズンは大混雑しそう。
あと、大晦日〜元日の初日の出もね。
松林の中に、ユネスコの世界遺産登録の記念碑が建立されている。
松林を抜けると…
あれ? 富士山がいない。
イメージとしては目の前にど〜んと現れるイメージだったけど。
ちなみにここへ訪れる際には、スニーカーは厳禁。
ブーツやトレッキングシューズなど砂の入らないような靴で。
そのまましばらく海方向へ歩き、左を見ると
歌川広重の三保の松原の光景が広がっている。
浮世絵だと俯瞰で描かれているけれどね。
それにしても、雲一つ無いサイコーのお天気。
晴れていても雲がかかっている印象の強い富士山。
ここまで晴れているというのは珍しいのではないかな?
冬の海とは思えない位の暖かさで、海はキラキラと輝いている。
富士から背を向けた伊豆半島方面の方は雲が出ていたけれどね。
それにしても、キミたち冬の海は寒くは無いのかい!?
絵葉書にあるような「富士山」「松」「白波(砂)」を撮影するためには
大分離れた場所へ歩いていかなくては行けないけれど(場所は
コチラ)
ひとりっぷでないとなかなかそういう事出来ませんね。
広角で「富士山・松・白波(ちょびっとw)」をカメラに収める。
富士山にファインダーを向けていると、突如パラグライダーが現れた。
どんどん富士山へと登って行く。
富士山の頂上へと着陸〜!?
モーターパラグライダーのタンデム飛行。
上空からだと、広重の浮世絵と同じ景色が見られるだろうね。
海の方へと歩みを進めると
あれ?富士市を挟んでいるはずなのに富士山ってこんなに内陸に近かったっけ?
という錯覚に陥る。
地元の子どもたち(多分)が富士山めがけて石を投げて遊んでいた。
駐車場へと戻る時に、その存在に気づく羽車神社。
羽衣では無く、何故羽車なのかは調べてもあまりよく分からず…。
ここでは石にお願い事を書いて納めると願いが叶うとか。
「三保の松原」といえば、広重の浮世絵、あとは
羽衣伝説。
この写真中央にある細い松の木は、
羽衣をかけたとされる松の接ぎ木による二世作りに成功した「羽衣の松」二世の松。
そしてこちらは羽衣の松 三代目。
一代目の松は富士宝永山噴火で海中に没し、
二代目は樹が衰弱したため、平成22年に世代交代(!)をしたのだとか。
ということは先にあった二世の松とは二代目の二世という事なのかな?
う〜ん、なんだかとってもややこしい…。
先に三保の松原へ訪れる事になったけれど
駐車場手前には「
御穂神社(みほじんじゃ)」がある。
本来ならば神社にお参りしてからの方が良いかと思うけれど
早いうちの方が富士山に雲がかからないので参拝は後からで。
御穂神社から三保の松原へ向かう参道は「神の道」といわれ
左右には立派な松の木が植えられている。
神の道は500mほど。
三保の松原より神の道を下り、御穂神社へ。
後から気づいたけれど、御穂神社の右側には数台車が停められる駐車場があった。
初詣期間も過ぎ、境内はお参りをしている人もいなかった。
こちらの御朱印は、残念ながら書置き。
初穂料:300円。
さて、お昼にしましょう。
と、調べておいたお店は13時半で閉まってしまうとのこと。
今から行ってもオーダーストップしているよね…。
という事で、清水港まで戻る事に。
清水港で、タンクon富士&ミニクロshot。
清水魚市場 河岸の市
駐車場は200台。
500円以上で駐車代1時間半無料。
食事をすると2時間半無料。
クルマをどんどん駐車場内へ入れてしまうため場内大混雑…。
ちょうどタイミングよくクルマが抜けたためにすぐ駐車出来たけれど
タイミングが合わないと相当待つ事になりそうな!?
魚市場内は
いちば館と
まぐろ館に分かれている。
まぐろ館の2階のお店へ向かうと
なにやらデカ盛りのメニューを出している所が多い。
赤富士丼 18,000円
高さ37.76cm、重さ3.776gだってw
宝石ちらし丼 18,000円〜20,000円
20分で食べたらお代は無料。大食いに自信のある方はぜひどうぞ!
一貫にぎり 1,500円
他2つと比べたら可愛いモンね。これだったら一人で食べ切れる!?
チョイスしたお店は、一際繁盛していた「
ととすけ」で。
食べログ評価は3.57。
他のお店では行列が出ていなかったけれど、
ここだけウェイティングがかかっていた。
この状況だと他店はデカ盛りとかで目を惹くしか無いなぁ。
大体の定食に付いてくる「ととすけ揚げ」がココの名物料理。
まぐろのカマを揚げたものにコショウと甘辛いタレがかかっている。
味は名古屋の手羽先唐揚げに近い。
まず表に返して、皮を外し箸で身をほぐしていく。
食べにくいけれど美味しい!
これはおかずというよりもツマミにいいね。
一番人気のまぐろトロ三昧定食。
本まぐろトロ、バチまぐろトロ、ビンチョウまぐろトロ&まぐろの炙り、トロすき身の豪華セット。
これに小鉢一品がつく。この日はマグロフレーク。
ごはんはちょっと少なめなので、沢山召し上がりたい方は大盛りにしてもらった方がいいかもね。
市場では、大きな本マグロのカマのお土産を購入。
帰宅して塩胡椒してからオーブンで焼いて日本酒と。
販売している水産物は、神奈川の三崎港よりもかなり安い!
ご近所さんはうらやましいなぁ。
再度三保の松原方面へと戻り、旅の締めくくりはやっぱり温泉で。
三保園ホテル
日帰り入浴(タオル無し):600円
ホテル内は〝The 昭和〟なイメージで、ちょっと大丈夫かな?な印象。
が、お湯は冷泉を沸かしたナトリウム-塩化物強塩冷鉱泉で源泉掛け流し。
内湯、露天、変わり湯の三種類。
内湯は薄茶色でトロリとした成分の濃い湯。
露天の方は透明。残念ながら露天から海は望めない。
変わり湯はバスクリンをぶちまけた色をしていて入る気起きず…。
男風呂のサウナは、スージー曰く「寒かった」だそうで。
(私はサウナに入らなかったので女風呂はわからないけれど)
泉質はとてもいいので、ここはのんびりと内湯に浸かっておくのが正解。
帰りは東名を使って帰宅。
現在東名自動車道では、1/9〜4/27まで
裾野IC⇔清水ICのリニューアル工事で1車線規制中。
これを知ってたら新東名を使ったんだけどな〜。
という事で、ここを通過する際にはお気を付けを。
富士山をキレイに撮影することが出来るのはやはり冬!
空気が澄んでいて、黄砂が飛ぶ前の今が一番の絶好の撮影期間。
お天気の良さそうな日は、三保の松原へぜひ足を伸ばして見て下さい。
感動の景色が待っていますよ。