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2018年12月30日 イイね!

ひとりっぷ神戸編 その後

ひとりっぷ神戸編 その後
神戸から帰ってきて数週後の、とある朝。
ミニクロのエンジンがかからない…。

前日も移動していたのに、ホントいきなりの突然死。
ライトがちらつくとか、エンジンのかかりが悪いとかの前兆も無く。


今季のスキーに行く前に変えようとしていたけれど
バッテリーがそこまで保たなかったね。

翌日はディーラーがおやすみなので
明後日の朝に保険屋さんにジャンピングスタートをお願いし
そのままディーラーへ入庫。





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抽選でもらえる時計カレンダーをget。

MINI公式サイトのキャンペーンで、この時計カレンダーの応募をしたら
「店に在庫があるので、近くまで来た時には寄って〜」ですと。

担当さんから留守電が入っていたのがバッテリー突然死の前日。
そのうち行こうと思っていたのに、行かざるを得なくなるとは何の因果でしょうね💧





コーヒーを飲みつつ、雑誌をパラパラしていたら積載車でi8が登場。

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珍しいので「見せて!」とお願いしたら、ドアまで開けてもらっちゃった。

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個人所有ではなく、レンタカー。
点検で入庫だったようだけど、タイヤ見たらほぼ走った形跡がないんだよね。
コレ借りる人っているのかな〜?







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Dでバッテリー交換するつもりはなかったけれど、いきなりだったので仕方ないね💧






バッテリーを交換した週末の移動中、今度はリフトマークが…。
今度は一体何でしょう!?

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次はリアのブレーキパッド交換をしてね、と。

この前の神戸からの帰り道で、かなりブレーキ酷使したからね…。
新車から純正そのままで7万キロ走ったので、かなり保った方ではないかと。





今度はDに行かず、埼玉にあるBMW MINI プロショップのAGOさんで交換。

AGOの前日にはYaaa&Kiii家へおじゃまして、CLUBPANプチクリスマスパーティを。

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17時から8時間ほど、飲んで、食べて、おしゃべりして。
最後はもう何をそんなに話していたのか記憶がさだかではなく…😓





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Kiiiさんお手製のカワイイ林檎の薔薇ケーキ💕
美味しかったぁ!またつくってね〜😋






翌日はAGOへ行く前の時間つぶしのため、Yaaa家御用達の酒屋さん「ヤマツ柳屋」さんへ。

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店先、店内写真撮影忘れ💧
利き酒師の資格を持つ店主が揃えた、全国のレア地酒などずらっと並ぶ。
こんなお店が近くにあったらしょっちゅう通っちゃうのでキケン過ぎ!






日本酒を買ったら、次はお魚もね。

関東近県に展開している角上魚類へ。ココ行ってみたかったんだよね。
新潟・寺泊より直送されたお魚はとれたてピチピチ。
メジャーなお魚から、ぜんぜん見た事ないお魚までずらっと揃う。しかも激安!

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見た事ない「ウシガンコ」なる魚を購入。別名ミシマオコゼというらしい。
深海魚らしくぬるぬるした皮の下はピンク色をしたキレイな身。
今回はお刺身とアラ煮で。
刺身はもっちりとした身で薄造りにすると、ふぐの食感に近い。
アラ煮は骨がかなり多く向いていないので
他の魚のアラと合わせてスープドポワソンにした方がいいなぁ。







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そんなこんなしてAGOに到着。







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純正パッドを使い続けていたのでローターも合わせて交換。
パッドはAGOオリジナルブレーキパッド。







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パッドもローターも丁寧にヤスリがけしてもらってから取付。







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使用前、使用後。
まだあと1.5mmあったから、あと5,000kmはイケたんじゃないの?と。







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ローターいる? 漬物石代わりにでも使う!?
いや、重いし、いらないよ〜w






ここでは初めての入庫時にはボンネットを開けて点検をしてくれる。

あれっ? と気になる事があった様子。

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リザーブタンクがカラになってる!




リフトアップして、原因判明。

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どうやらパイプが劣化してじわじわ漏れていたらしい。
駐車場にも水溜りは出来ていないので、ホント少しずつ漏れていたみたい。

応急処置として、硬化剤で固めてもらって様子見。

あと、オイル上がりor下がりを起こしていて、オイル食いが始まっているそうなので
エンジンオイルを1リットル追加。

年末年始のディーラーお休み前にいろいろ判明して良かったです…。
近々またAGOさんにはお世話になります。



なかなかボンネットは開けず、Dにおまかせしていたので反省💧
でも、ほんの一週間前にDへ行ったばかりなのに、タンクとかって全然見ないのかしら…?
まぁ、何かあったら買い替えてくれた方が、Dにとっては良いお客さんなので仕方ないかなぁ。


という事で、来年3月には7年目(3回目)の車検を迎えるミニクロくん。
買い替える気も全く無いので、これからはメンテナンスをする事が増えて来るでしょう。




きちんとメンテナンスをして、また来年も新たな場所へ「ひとりっぷ」したいと思います。

今年も「イイね!」や「コメント」をたくさん頂戴しましてありがとうございました。
良いお年をお迎え下さいませ♪
Posted at 2018/12/30 19:36:32 | コメント(5) | トラックバック(0) | クルマネタ | クルマ
2018年12月25日 イイね!

ひとりっぷ「1903-1970-2025大阪万博」編

ひとりっぷ「1903-1970-2025大阪万博」編
前日のいいお天気とはうってかわって、朝からどんよりの空模様😔⤵️

今日は大阪街歩きなので、なんとか天気が持ってくれればいいのだけど…。

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神戸から大阪へ移動し、先ずは万博記念公園へ。








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ららぽーとエキスポシティに駐車。
万博記念公園へ向かう途中に万博食堂なるファミレスを発見。
当時の万博を再現したということで、店内にはグッズ等が飾られているらしい。
ショーウインドーには当時話題になった料理や、パビリオンをモチーフとした料理が並ぶ。



万博記念公園へ入場するには入園料が必要。
入園料:250円(日本庭園・自然文化園共通)

太陽の塔の内部見学の予約をしている場合も、入園料は別に必要となる。



こんにちは〜、こんにちは〜。
以前から行きたいと思っていて、ようやくお目にかかる事が出来た太陽の塔。

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大地に踏ん張り、世の中に睨みを利かせているべらぼーな存在感!

正面の「太陽の顔」は現代を象徴している。






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塔の頂上にあるのは「黄金の顔」。こちらは未来の象徴。
目の部分にはLEDが取付けられており、夜になると目が光る。






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塔の背後には「黒い太陽」。こちらは過去を象徴としている。






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太陽の塔の内部公開は前日までの完全予約のみ。当日に行っても入場不可。
予約の際、30分単位での入場時間を指定。
予約手続きは4カ月先まで予約が可能(今は4月分の案内)だけど
一回予約すると1カ月間は再度の申し込みは出来なくなる。
1枠80名入場が可能だけど、土日の良い時間はかなり早い段階で埋まってしまう。






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入口にある太陽の塔のバルーンアート。

内部は撮影禁止なので、ここでカメラを仕舞う。
(12月20日より生命の樹1Fからの写真撮影が可能となりました)


塔内部の耐震工事、オブジェの修復などを経て、万博終了から48年振りに公開。

1Fのプロローグ空間には世界の仮面が展示され、そこには今回復元した「地底の太陽」も。
薄暗くて、ちょっとおどろおどろしい空間なので小さい子はガン泣き…。

プロローグ空間から順次10数名のグループ毎での案内となり塔内1Fの「生命の樹」へ。
写真で見ていた時よりもずっと色あざやかで、その迫力に圧倒される。
1Fから順にらせん階段を使い、上のフロアへ。
地球上の原始生物から現代へと続く人類の進化を表現したオブジェが、樹木の上に展示されている。
オブジェは全て修復はせず、1体だけ48年前そのままの劣化した姿を残して展示されている。

太陽の塔の腕の内部構造もスゴく、当時は腕の中から先までエスカレーターを通じ
館内から出れるような仕組みになっていたとか!

とにかく、岡本太郎の遺した「べらぼー」な太陽の塔を一度は見に行って!






太陽の塔を後にし、次は大阪をギュっと濃縮させたような場所の新世界へ。

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新世界の成り立ちは、1903(明治36)年に開催された第5回内国勧業博覧会の跡地。

今回の旅は、なにげに過去の万博から未来へと繋ぐ旅となっていた。
新世界が万博跡地だったことも後から知って驚いたのだけど。






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ジャンジャン横町の囲碁将棋クラブ。
数件あったクラブも今やここだけとなってしまったそう。







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ド派手な看板とネオンサインの渦巻く、大阪の下町が垣間みれる新世界。






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現在の通天閣は二代目。
初代通天閣は1912(明治45)年に開業。
1943年に火事の延焼により解体を余儀なくされるも、1956年に再建。
2007年には国の登録有形文化財となっている。






新世界といったら串カツ!
通りには串カツのお店がずらーっと立ち並び、どのお店に入ったらいいのか迷ってしまう。

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表通りの客引きから逃れ、ちょっと外れた場所にあった近江屋別館
何となく入りやすかったのでこちらへ。







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セットものの内容を聞いてみたらあまり好みでは無かったので単品注文。
他のお店よりもお値段はちょっと高めかな。






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衣がふわふわでサクッとしたパン粉の食感とは違うので、好みがわかれると思う。
美味しかったけれど、次に訪れた際にはサクサク系なお店へ行くかな〜。






通りを歩いて行くと、なんだかオドロキのディスプレイのお店が。

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見っ…見えそうで見えないっw👀

いや〜、コレはかなり入りづらいでしょw







次に訪れたのは安居神社

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ここは真田幸村が最後を迎えた終焉の地。
辺り一帯は大阪夏の陣の激戦区であった場所とは思えないほど静かな住宅地の中にある。







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真田幸村の銅像、戦死碑。奥には真田杉。







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社務所の窓の左右には猫が対でおり、片方はぴんと背筋を延ばし凛々しい出で立ち。
もう片方はのんびりとお昼寝を。
撫でてもカメラのシャッターを切っても動じない姿は、まるで幸村公が乗移ったかのよう。
この神社には猫がたくさん住み着いているそうなので、猫好きさんもよく訪れるとか。








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初穂料:300円

頂いた御朱印には「真田幸村公戦死の地」と記されている。








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今年受験を迎える子を持つ親として、こちらで合格祈願の絵馬を奉納。

この神社は学問の神様 菅原道真が祀られている。
「安居神社」という名も菅原道真が太宰府へ流される際に
こちらで休息を取ったのでその名がついたという伝承がある。








安居神社から道路を挟んだ場所に位置する一心寺

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宗派を問わず納骨を受け付けており、納められた遺骨を大体10年分一纏めし、お骨仏を造立している。
なお、現在は本堂の大屋根の耐震工事中。





御朱印は本堂裏手にある寺務所にて。

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御朱印料:300円







次は聖徳太子が創建したという堀越神社へ。

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何でも、「一生に一度のお願い」をきいて下さる神様がおられるという神社。
今のところ「一生に一度のお願い」をする時ではないので、お参りだけで。








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初穂料:300円





心配していた雨は降らず、天王寺界隈をぐる〜っと一周。
四天王寺まで廻りたかったけれど、広過ぎるのでここで街歩きはおしまい。

ラストは天王寺駅にあるチーズケーキで有名なりくろーおじさんの店へ。

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このりくろーおじさんのチーズケーキは大阪以外には店舗が無いので
購入するとなると、大阪へ行くか通販で取り寄せしかない。

店舗キッチンで常にチーズケーキを焼き上げており、焼き立てはふるふるっのふわんふわん。
思わずその場で焼きたてをほうばりたくなる。
家に持ち帰ってからは、少しレンジで温めるとふるふる食感を再現できる。
大阪にある10店舗限定のお土産となるので、大阪へ行ったらゼヒ!なお土産。

天王寺駅には551蓬莱の店舗があるので、こちらも併せてお土産ゲット。



さて、あとはひたすら東京目指して帰るだけ。

お土産を積んでリアハッチを閉めて、発進。
と、あれ?警告音が鳴る…。ドアが閉まっていないようなので
再度リアハッチを開け…あれ?開かない!
旅の最後でトラブル発生!?
困り果てて、色々調べたり、電話をして聞いてみたり…。
結局、ハッチ部分にリュックの紐が噛んでしまっている事が判明💧
思いっきりドアを上にこじ開けて事無きを得る。
最後の最後で、ホントどうしようかと焦った…。




 
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東京〜神戸・大阪のひとりっぷの旅。
廃墟の女王と過去から未来へと繋ぐ大阪万博の旅、ほんと楽しかった!


また次行く場所を考えないと。
それにしても、往復で1200km超走ったけれど、特にトラブルも無く走りきったなぁ〜。


と思っていたけれど、クルマには負担がかかっていたらしく
この後、一カ月内でいろいろとダメージが出て来るコトになるのです…💧

to be continued….
Posted at 2018/12/25 11:33:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 城・神社仏閣・建造物 | 旅行/地域
2018年12月19日 イイね!

ひとりっぷ「神戸観光」編

ひとりっぷ「神戸観光」編
摩耶山からケーブルカーで下り、次なる目的地へ。

そこは17時までしか受付しておらず、
駅から駐車場に辿り着いた時は、既に16時15分過ぎ。
そこから4km、およそ15分の道程だけど夕方の帰宅渋滞が…。

間に合うかとヒヤヒヤしながらも、受付10分前になんとか到着😃

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フィギュアスケートに詳しい方はご存知であろう神社。
羽生結弦選手の名前と似ている神社名のため、羽生結弦ファンの聖地とも言われている。







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ここの神社のシンボルは八咫烏。導きの神として信仰されている。

八咫烏とは…
日本神話において神武東征の際、高皇産霊尊によって神武天皇のもとに遣わされ、
熊野国から大和国への道案内をしたとされる三本足のカラス。
日本サッカー協会のシンボルマークでもある。






社務所の受付は9〜17時まで。
10分前なので、駐車場から走って手水舎で清め、急いで参拝。

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なんとかギリギリ御朱印の受付を済ませる。ふ〜、間に合った〜。







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この日は11月18日。
羽生選手が、前日の11月17日に右足首の靭帯損傷の報道がされた日の翌日だったので
朝からかなりの参拝者が訪れたのではないかと思う。







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阪急御影駅から歩いて5分程度の、閑静な住宅地の中にある落ち着いた雰囲気の神社。







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八咫烏が日本サッカー協会のシンボルに使用されたこと、
日本初のサッカーチームが近隣で編成されたこと等のサッカーに縁があるということで
境内には御影石製のサッカーボールが設置されている。






なので、ここではサッカー絵馬を奉納。

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絵馬の購入時に「えっ!サッカー絵馬の方!?」というような不思議そうな顔をされましたがw

フィギュアスケートは毎回観ていて、もちろん羽生選手のファンでもあるのだけれど
FC東京関連の仕事をしているので、ココへ来たらサッカー絵馬の奉納をしておかないとなぁ、と。
お仕事とはいえ、来年こそはJ1制覇をしてもらいたいという思いもあったりして😓







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前半戦はよかったんだけどな〜。後半何故あんなにグダグダに…。
ホーム最終戦でも勝てなかったしなぁ…💧

絵馬も奉納したので来年は大丈夫!






駐車場は車1台分の幅桜並木を100メートル位抜けた所の神社の隣にある。

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4台分の細長いスペースで奥に2台、手前に2台。
左奥と手前の縦列はかなり厄介…。
空き待ちのスペースも全く無いので、土日の日中には近隣の駐車場を利用したほうがいいのかも。







ホテルへ戻り、再び観光へ。
前日は三宮へ行ったので、今日は神戸ベイエリア。
神戸ガス燈通り→umie MOSAIC神戸ポートタワーメリケンパークの順で。


神戸ガス燈通り

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神戸ハーバーランド メリケンパーク方面

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メリケンパーク方面の全景






神戸ポートタワー

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神戸ポートタワー3Fにあるスカイラウンジ「回転喫茶室」は、床が20分で一周するので
お茶をしながら360度の夜景を楽しめるとのことでかなり気にはなっていたけれど
あまり時間も無いので次の機会に、と思っていたら12月15日をもちまして営業終了、と…。
なんか突然閉店してしまったらしく…。今となっては行っておくべきだったなぁ〜😭






博物館内に併設されているカワサキワールドが面白そう!

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日中は、大屋根の白いフレームが夜になるとグリーンに光り、とにかくカッコいい✨






メリケンパーク内にある「BE KOBE」の映えスポットw

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かなりフォトジェニックな映えスポットwなので
みんなBE KOBEの上に、座ったり立ったりもたれて写真を撮っていたり。







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ちょっと離れた向かい側に看板があるけど、この位置だと誰も見ていないんだよね〜💧






メリケンパーク側からモザイク方向。

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1898(明治31)年に建設された煉瓦倉庫。
ガス燈通りから横にそれた目立たない場所にあるので、海側には愛を語らうカップルがちらほら。
お邪魔しないようにそ〜っと写真を撮りつつ退散w




明日は帰路に着く前に、また大阪へ立ち寄りを。
Posted at 2018/12/19 20:17:36 | コメント(4) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域
2018年12月13日 イイね!

ひとりっぷ「廃墟の女王・摩耶観光ホテル」編

ひとりっぷ「廃墟の女王・摩耶観光ホテル」編いよいよマヤカン調査の日。

数日前から雨予報が出ていて心配していたけれど
願いが通じたのか、この日は終日晴れるとのこと。

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うん、イイ探索日和になりそうだ!





集合場所は摩耶ケーブル駅。
駅周辺には駐車場が無いため、ちょっと離れた駐車場に停めて駅まで歩く。
わずか300mちょっとの道のりだけど、かなりの急坂でこの時点ですでに登山気分に…。

駅に着いた時には、もうヘトヘトに💦

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摩耶観光ホテルまでは摩耶ケーブル駅からケーブルカーに乗り、虹の駅で降りる。
JAFカードを持っていれば料金は2割引。JAFカード1枚につき4名まで。







虹の駅でマヤカンに通じる柵を開けてもらう。
ちなみに虹の駅からマヤカンを見る事は出来ない。
もし、柵を乗り越えて行こうとすれば直ちに駅員が飛んで来る。

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石段を下っていく我々の目の前に、マヤカンが現れた。

摩耶観光ホテル=通称:マヤカン
1929(昭和4)年11月営業開始。1945年に休業。以降15年以上に渡り、第一次廃墟時代が訪れる。
近隣の観光地化に伴い、全面改装し1961年営業再開。
が、67年ごろに集中豪雨により再度休業。第二次廃墟時代が訪れる。
1974年ごろに近隣大学の学生の合宿所として営業再開。
その間に、映画「ユー☆ガッタ☆チャンス」(主演:吉川晃司)(YouTube)や
ドラマ「過ぎし日のセレナーデ」(主演:田村正和)のロケ地としても使用。
(2016年には「デスノート Light up the NEW world」のロケ地にも)
1993年に合宿所としての営業も終了し、第三次廃墟時代突入。
阪神淡路大震災で建物自体に大きな損傷を受け、立ち入り禁止。
だが2000年代に入ると、廃墟ブームで不法侵入する者が多くなり行政指導が入る。
昭和初期の貴重な文化財として守っていこうと「摩耶観光ホテル保存プロジェクト」が立ち上がる ←イマココ

こちらのブログにものすごく詳しく掲載されているので、興味ある方はぜひ。






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マヤカン内部のにはセキュリティが張り巡らされており、
立ち入るとセコムの中の人ではなく、警察がやってくる。
なので、冗談ではなく本当に不法侵入はやめましょう。






今回のツアーはNPO法人J-heritageの前畑さん、ひょうごヘリテージ機構H2O神戸
クラウドファンディングで募った10名。大阪近辺の方3〜4名と、残りは関東からの参加。

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自己紹介の時に
「東京からクルマで来ました。クルマで巨大建造物を巡っていて、昨日は舞州のゴミ処理施設で写真を撮ってきました〜」
と自己紹介すると、皆さんザワついて若干引き気味w
一人で東京〜神戸間のクルマ移動はみんカラだと普通な気もするけれど
それってどうやら普通では無いようで!?
周りには稚内〜佐多岬のM氏や大阪〜九州一周のP氏がいるのでどうやら感覚がマヒして来たらしいw







今回は内部調査&写真撮影ツアーで、まずは写真撮影をしてから午後に調査をするとのこと。
産業遺産コーディネーターの前畑さんの案内でマヤカン内外を一周。

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床にはガラスが大量に散らばっている。







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窓ガラスもこのような状態。写真撮るのに夢中になりすぎるとザックリやっちゃうから気を付けてね、と。
頭上からも何が落ちて来るかわからないのでヘルメット装着で。






入口からはいってすぐにあるのは余興場という名の大ホールが広がっている。

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外からも見えた、このマヤカンの象徴というべき丸窓。
ホテル全体が鉄筋コンクリ建造で、この丸窓が舷窓っぽくも見えることから軍艦ホテルとも言われた。







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この大きなタイヤはB29爆撃機のものとされている。

戦争時に屋上へ落ちて来たなんていう話もあるけれど、
そもそも白く色が塗られているのはおかしいよね。
どうも、以前屋上にタイヤを使用した遊具があったそうで
何者かが屋上から屋根へ落とし、その後屋根を突き破ってここへ落下したらしい。







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新緑の季節の廃墟もいいけれど、どこか物悲しさをまとう紅葉の廃墟は別格。

他の参加者さんと話した際に、ここに来る季節は絶対秋に行くと決めていたと言っており
確かにそうだよね〜と納得。







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マヤカンにおいて一番有名な部屋の「額縁の部屋」
以前はガラスも割られておらず、椅子も壊れていなかったけれど
度重なる侵入者によって大分荒らされてしまった…。







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一番ゴージャスな部屋でスイートルームとして使用されていたけれど
改装以前は浴場として使用されていて、その上に床を張り部屋にしていたとのこと。
朽ちた床下を見るとその名残も残っていた。






元々、温泉のある保養施設として営業していたこともあり、浴場が数カ所残されている。

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かわいい船型のタイル貼りの浴槽も。一人しか入れなさそうだけど。






このホテルはアールデコ風の洋室のほか、旅館風の和室も存在している。

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床は抜け落ち、梁の部分しか通れず。
今回のツアーでは廃墟系の人wが多かったので、この和室部分も公開したとのこと。
普段のツアーではあまりここまでは公開していないらしいw







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第一次廃墟時代に書かれた落書き。
「昭和35年5月24日 阪田繁 13歳」
ということは、13歳で忍び込んだこの方は、もう71歳となっている…。







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他にもお見せしたい部屋がたーくさんあるけれど、
すさまじく長くなるのでそのうちにフォトアルバムの方へUPします。
興味ある方は気長にお待ちを。






さて、普通では見ることの出来ないこの摩耶観光ホテル。
どうしても外観だけでも見てみたいな〜という事だったら、
摩耶ケーブル駅からケーブルカーを利用し虹の駅へ。
そこからちょっと歩き、摩耶ロープウェーで山頂まで。
その時ロープウェーは山頂方向ではなく下界の方を向いて乗りましょう。
下りの時も同様に下界方向で。

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行きよりも帰りの方が被写体を合わせやすいのでおススメ。
当然、望遠は必須。






摩耶山頂からは神戸の町並みがよく見える。

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キッチュな色合いの王子公園の観覧車がカワイイ。






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夜景はさぞかしキレイでしょうね〜。







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他の方法としては摩耶山ポータルサイトでもイベントを開催しているのでそちらもチェック。
(外観のみで、今回のような内部公開はしていません)



あっという間に終わってしまった合法的マヤカンツアー。
この摩耶観光ホテル保存プロジェクトで、登録有形文化財として認定され
価値ある文化財として今後も残されてくれればと思います。





さて、この日のイベントはこれだけじゃありません。
ひとりっぷ@神戸の旅はまだまだ続くよ〜!
Posted at 2018/12/13 20:52:48 | コメント(3) | トラックバック(0) | underground | 趣味
2018年12月04日 イイね!

ひとりっぷ「2025大阪万博」編

ひとりっぷ「2025大阪万博」編
約一年前から計画していた神戸への旅。


きっかけはこのクラウドファンディングから。


「廃墟の女王」とよばれる摩耶観光ホテル(通称:マヤカン)は、閉業から20年。
神戸・摩耶山でひっそりと朽ちてゆくアールデコ基調の美しい廃墟は完全立ち入り禁止。

「廃墟の王様」の軍艦島は行ける廃墟は行くことが出来るけれど、
マヤカンは写真や映像でしか窺う事が出来ない憧れの地。
(※軍艦島は台風25号により損壊したため復旧工事のため現在上陸禁止。再開未定)

そんな立ち入り不可能な場所が入れるのだったら、支援するしか無いでしょう。
マヤカンの歴史・文化的価値を位置づける登録文化財の申請の為の測量などのお手伝い&写真撮影。
測量のお手伝いをしつつ、廃墟の入場料に2万円は酔狂だと言う人もいそうですがw


が、仕事が立て続けに入り、行けなくなるかも…いや、何があっても行くよという事で
出発当日のギリギリまで仕事して、2時間の仮眠で出発。

朝5時に家を出て、四日市-鈴鹿の渋滞にがっつりハマり、昼過ぎに大阪湾岸エリアに到着。
ひとりだとそんなに休憩挟まないから意外と早いのね。

USJ方面を目指すクルマが多いのに、ちょっと違う方面へ足を伸ばす。

大阪ベイエリアに広がる人工の島、舞州(まいしま)。
この舞州にあるゴミ処理工場は、ウィーンの芸術家「フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー」による建築で
ワタクシ的にはUSJよりもワクワクする建物。
前もって予約をすれば内部見学も可能だけど、電話した時は予約がとれず外観の撮影のみ。



ホントは正面入口から撮影したかったけれど、働くクルマの交通量がかなり多かったため
工場の裏手側に廻っての撮影。

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ゴミ処理場とは思えないド派手な工場!

自然との共生をテーマに掲げ、自然界には存在しない直線を嫌い
カラフルな曲線や装飾で外観を施した建物。ちなみに窓は500個超あるそうで(8割はダミー)。







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生い茂る草や蔦がイイ雰囲気を出している。






単純にこの建築を見たかったという事もあるけれど、この外観にはコレでしょ、やっぱり。

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日本一この外観に似合うクルマだと自負しておりますw

工場正面から撮る事が出来なかったけど、満足満足💕






近くには同氏が手がけた舞州スラッジセンターもある。

10年前に夏期五輪開催を大阪・舞州での開催を目指しており
その玄関口である場所に、この2つの施設を建造。
だが、この施設や五輪招致活動に53億円もかかり、大阪市の財政を圧迫し負の遺産とも言われた。

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周りには釣りをしている人が沢山おり、路駐も多い。
なんとか空きスペースをみつけて撮影。電柱やガードレールが邪魔だな〜。







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撮影ポイントを探して、工場横から。






次は、2000年開業で2013年に閉鎖された「なにわの海の時空館」跡地を見ようと咲州エリアへ移動。
この施設も負の遺産で総工費176億円もかけてしまった挙げ句、展示内容もかなり乏しく不人気で
入場者も小中学生の無料入場者が大半という事もあり、毎年3億の赤字を出していたそうな。

と、その咲州エリアへの移動の途中に立ち寄ったコンビニ周辺でコンテナヤードを発見。

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コンテナのフェンスが壊れているのは先日の台風24号の影響でしょう。
撮影するのにはイイですけどね〜。



コンビニとこのコンテナヤードしかないエリアを通過し、咲州エリアに向かうも
時空館周辺エリアは壁に覆われており全く見えないという状況。
入国管理局もあるので、あまりウロウロ出来ず周辺を2周して退散。職質されても困るしねw


で、このコンビニとコンテナヤードしかないエリアは、帰宅してから数日後に有名となった
2025年に行われる大阪万博の予定地の夢州だったという…。
ホントに何にも無いトコだったけど、2025年にはどうなるかホント楽しみだなぁ。
このコンテナヤードもそのうち無くなるかもしれないので、撮影出来るのは今だけかもしれませんよ。






大阪ベイエリアを後にし、神戸・灘へ移動。
一般:700円
駐車場は美術館裏手に20台ほど。
精算機にて受付券を発行し、インフォメーションに見せると2時間400円(通常1時間400円)となる。

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今月24日まで開催しているのは「在庫一掃 大放出」展

展示内容は「まだ当館で展示されたことがない作品」
この入口のメインビジュアルは「こんな絵は売れない」と言われ、売れろとの願いをこめて
「SALE」の文字を後から追加したところ、一番最初に売れた絵になったという逸話あり。





この美術館は撮影(NOフラッシュ)OK。

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作品の隣の壁には、作家自身の手による「きれいにおかきなさい」などのハンコが押してあったり
言い訳が添えられたりしていて、とても面白い展示。







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滝のインスタレーションも展示。
滝にハマって滝のポストカードも1万枚蒐集していたとか。







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資料室にある一角は、夢に出てきてうなされそうな空間。







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「SALE=大安売り」ということで、チンドン屋が美術館に出現。
平成になってからはチンドン屋って見なくなりましたね〜。そんな平成もあと少しで終わりますが。






美術館の近くにあるこじんまりとした「王子神社

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社務所の入口にあるインターホンを押して御朱印をお願いする。
初穂料:300円






王子公園から三宮へ移動し、神戸の縁結びの神様の生田神社へもお参り。
駐車料金:1時間500円(以降15分毎に100円)。

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創建から1800年を超え、神戸の名称発祥の地ともいわれる。






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初穂料:それぞれ300円



ここでひとまず本日のタスク完了〜。
宿泊先へ向かい、クルマを置いて電車移動で三宮へ戻る。
クルマだと飲めないからね〜。


神戸・三宮といえば神戸ビーフ。三宮は神戸牛のステーキ屋が密集している。
インバウンドの旅行者も多く、おひとりさまでも入店しやすいという「ステーキランド神戸館」へ。

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神戸牛が他店の半額近くと、かなりリーズナブルにいただける。







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焼き手によってかなり左右される店のようだけど、案内された席がメインカウンターだったのでラッキー✨
ミディアムレアの焼き加減でお願いして。
お肉はやわらかく、かなりコスパは良いがお酒は総じて高め。

ガーリックチップとおつけもので、残りの赤ワインをちびちびやってたらお皿を下げられてしまった💦
リーズナブルな価格設定にするには回転率を上げるため仕方ないので
ゆっくりディナータイムを過ごすというのには向いていないけれど、ささっと食べて店を出る、そんなトコ。


南京町へも足を延ばしたかったけれど、ほとんど寝ていないこともありホテルへ戻ってバタンキュ〜。

さぁ、明日はマヤカン調査の日!
Posted at 2018/12/04 19:12:13 | コメント(6) | トラックバック(0) | 旅行 | 旅行/地域

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「@POWER!さん ウチのコはここまで身ぐるみ剥がされたことは無いですよwww」
何シテル?   04/29 17:30
MINIクロスオーバー(R60)と共に「巨大建造物」「産業遺産」「廃墟(合法的)」「青の絶景」「神社仏閣」などを巡り、撮影&ひとりっぷ。 コロナ渦をきっか...

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