データーロガー(LAP+とデジスパイス）のグラフなど

サーキットを走行する方にとって、必需品になりつつあるデーターロガーについてです。

私は、３６M3とビートではLAP+とデジスパイスを、VITAではVBOXを使用しています。

今回は、LAP+とデジスパイスの速度グラフ等の表示を、私なりに印象を述べます。

画像は、それぞれのソフトで、ビートで鈴鹿フルコースを走行した際のグラフです。






上がLAP+で、下がデジスパイスです。

縦G横G、回転半径（旋回半径）の取り上げ方・表示の仕方に大きな違いがあります。

Gについては、LAP+では、縦Gと横Gを個別にグラフ化していますが、
デジスパイスでは、縦G＋横Gを表示（もしくは非表示に切り替え）しています（速度グラフのところで、薄いピンクで表示されているのが縦G＋横Gです）。

回転半径については､LAP+では別にグラフ表示していますが、
デジスパイスでは、プロット表示です。

私は、Gについては、縦と横とを個別に表示すべきである考えています。
縦G+横Gと足して表示することにどれほどの意味があるのかよくわかりません。
このことについて、デジスパイスの開発元に改善を依頼したことがありますが、そのままになっています。

回転半径の表示についても、グラフで表示する方がプロット表示よりもわかりやすいと思います。

私は、これまでロガーの解析については、速度グラフの検討に終始しており、Gや回転半径について、充分な検討ができてこなかったのですが、
今後は、Gと回転半径についても、検討していきたいと思っています。

さて、最後に､LAP+の優れているところですが、ユーザーの要望に応えてくださいます。
（サポートは、有償版ユーザーに限られるようですが。）
最近、VBOXのデータをLAP+Vで直接読み込めるようにしてほしいと要望を出させていただいたところ、まもなく対応してくださりました。

私は、LAP+の開発者を応援する意味も込めて、有償版を使っています。