ツレがうつになりまして

昨日の「ステキな金縛り」に続いてみてきた。

「金縛り」は今年一番だと思っていたが、「ツレうつ」はこちらもどうして、いい映画だった。

映画をただ楽しむという点では、「金縛り」。

「うつ」というのが何か知りたければ「ツレうつ」か。（当たり前か）

「ツレうつ」はNHKのドラマもあったが、映画の方が良くできている。

ちょっと藤原紀香は無理があった。
元気すぎ。

宮﨑あおいはかなりイメージ通り。

神様のカルテも良かったが、こちらの方がはまっていた感じがある。

客の入りはあまり良くなかったけど。

原作の「ツレうつ」にはずいぶん助けられた。

ちょうど心療内科に通っていた頃に出版されていたので。

自分も1年半くらい通ったか。

悩んでいる人は思い切って病院に行った方がいい。

この映画でも「心の風邪」と言っていたが、まさにそんな感じ。
（もっとも、実際すごく苦しい。「風邪」ですむものではないけれど）

病院に行ったら、ただ薬をもらうだけ。

悩みを聞いてくれたりするわけではない。

飲んで入れば、いつか治る。

もちろん、以前の自分に戻れるわけではないけど。

僕の場合は薬の副作用も出て違う方でも苦しんだけど。

どの「うつ」の本よりも原作の2冊はお勧めなので、「うつ」で悩んでいる人も、
家族に「うつ」を抱えている人も読んで欲しいと思う。

少しは何か良くなることが見つかると思う。

今回の映画も良くできているが、漫画の方がより気が抜けていていいかもしれない。

映画のラストはたぶん漫画を読んだ人は泣けると思う。

今、この2つの映画は是非お勧めだ。