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2018年11月07日 イイね!

2018年10月の輸入車新規登録台数は、AUDI不振、MINI停滞もその他大手は堅調(^^;;

2018年10月の輸入車新規登録台数は、AUDI不振、MINI停滞もその他大手は堅調(^^;;定例のJAIAねたですm(_ _)m

11月6日にJAIA(日本自動車輸入組合)が、2018年10月度の輸入車新規登録台数を発表しています。

2016年4月に輸入車市場が8ヶ月振りに前年同月比プラスに転換して以降は、比較的順調な回復が続いていましたが、徐々に頭打ち感が強まり2017年2月に11ヶ月振りで前年同月比マイナス

1年の中でも最もボリュームの大きい3月は、年度末のインセンティブ拡大に加えて、税制改訂によるエコカー減税縮小による駆け込み需要が加わったと見られ、前年同期比+6.2%と回復しましたが、2017年4月以降は、これまで好調であった海外メーカーの輸入車の頭打ち、一進一退の状況が続いています

2018年新年度に入って少し回復の動きが出て来ていましたが、再び息切れ気味です。4月は、1年の中でも最もパイの小さな月ですが、輸入車新規登録台数は前年同期比+14.3%の2桁増と回復し、5月も同+17.4%。
しかし、6月はボリューム月でもあり同+3.8%の微増に止まり、7月はパイが小さな月で同+10.1%とギリギリ2桁増を確保しましたが、8月同+4.7%に留まり9月は比較的パイが大きな月ですが、同▲4.5%と19ヶ月振りのマイナスとなってしまいました。

10月は比較的パイが小さな月ですが、2万5,612台の、同+7.9%と2ヶ月振りのプラスとなりました。

このところの輸入車新規登録台数の増加は、HONDA CIVICの逆輸入増加による国内メーカーの輸入車の回復が輸入車全体の伸びに大きく効いており、海外メーカーの輸入車は、4月同+4.9%、5月同+11.6%。6月は同▲1.1%と3ヶ月振りにマイナスになってしまいました。
7月同+4.2%、8月同+2.4%と引き続き小幅増加に止まり、9月は同▲5.7%と3ヶ月振りにマイナスでした。
10月は同+1.7%とプラスとなりましたが、ほぼ横ばいに留まっています。

             【輸入車の新規登録台数の推移】
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大手各社の状況

AUDI不振、MINI停滞もその他大手は比較的堅調

輸入車シェアトップのMBはようやく底打ち
好調だったMBは、2017年以降頭打ちが続いていました。
2018年1月同+2.5%、2月同+0.7%、3月同+0.9%、4月同+0.5%、5月同+0.8%、6月同▲7.1%、7月同▲8.0%、8月同▲1.6%、9月同▲17.3%

10月は比較的ボリュームの小さなですが、4,637台の同+1.7%と小幅ながら5ヶ月振りのプラスとなりました。


第2位はBMWが2ヶ月連続でキープ
2016年4月以降同+10%前後の増加を続けていましたが、12月に同▲5.6%、2017年1月同▲4.6%とマイナス2月以降は持ち直しも5%以下の伸びが主体とやや低迷
2018年1月はパイの小さな月ですが、12月のインセンティブ販売の反動が大きかったと見られ、同▲19.5%と大幅な減少となり、8ヶ月振りにVWに抜かれて3位に転落
2月同▲7.9%3月同▲6.5%、4月同▲9.0%、5月同+2.3%、6月同▲9.8%、7月同+4.6%、8月同▲12.9%と低迷が続き8月は3ヶ月振りに3位に転落。
9月は2位返り咲きも同▲3.2%と小幅マイナス

そして、10月も2位をキープして、新規登録台数は3,687台の同+3.1%と小幅増加でした。


第3位は2ヶ月連続でVW
ディーゼル問題で不振が続いていましたが、2017年に入ると漸く回復基調に入り、一進一退と不安定ながらも徐々に回復の動きも強まって来ています。
2018年1月は8ヶ月振りにBMWを抜いて2位に返り咲き、2月、3月、4月、5月も2位をキープ
登録台数は2018年に入り1月同▲10.8%、2月同▲5.5%、3月同▲4.7%と依然低迷
しかし、4月はパイが小さな月ながらも同+19.5%となり、5月も同+20.8%と2ヶ月連続で大幅回復
6月はボリューム月で同+1.9%の微増で輸入車ランキングも6ヶ月振りに3位転落7月は同+17.7%の2桁増でBMWまで70台差と肉薄。8月は3ヶ月振りの2位返り咲きで同+19.2%の2桁増
9月は3,165台の同▲6.3%とやや大きめの減少で2ヶ月振りの3位転落となりました

10月は3,726台の同+8.1%とやや大きめの増加となりましたが、BMWと77台差で3位継続とでした。


第4位はMINIが3ヶ月振りに返り咲き
2017年1月こそ同▲1.3%とマイナスになりましたが、その後は堅調な推移を続けています。
2018年1月は同+0.0%の横ばい、2月同+1.7%で、3月同+3.2%、4月同+1.7%、5月同+18.9%と堅調。6月は同▲7.3%も7月は同+6.3%、8月同+4.8%、9月同+4.1%
の回復。

そして10月も1,706台の同▲3.8%と小幅マイナスも、順位は4位に上がりました。


第5位はAUDIが3ヶ月振りに転落
VWよりも先にディーゼル問題の不振を脱し2016年10月以降は回復基調で、2017年に入っても着実に回復基調も一進一退の動きが続いています。
2018年に入っても1月同▲8.6%、2月同+5.8%。3月同+9.4%、4月同+1.9%、5月同+18.1%、6月同▲1.7%、7月同▲18.3%、8月同▲7.6%、9月同▲5.5%

10月は1,504台の同▲24.8%のお大幅減となり、順位も5位に低下してしまいました。


VOLVOは玉不足の影響あるも好調継続
2016年増減のバラツキが大きかったものの2017年に入ってからは再び順調な拡大が続きました。
2018年1月は同▲5.9%とマイナスも大手が軒並み大幅減となる中ではまずまず。2月は同+5.2%3月同▲0.6%、4月同+13.0%、5月同+32.6%、6月同+23.1%、7月同▲1.5%、8月同+6.3%、9月同+0.9%

10月はややボリュームの小さな月ながら、1,227台の同+15.5%の2桁増となりました。
認定の遅れていたNew XC60のディーゼル車の登録が進んできた様ですが、旧モデルに比べて若干伸び悩みの感があり、依然XC40のNew Modelの玉不足による登録遅れも響いていると見られ、2桁増ではあるものの、それ程の力強さはありません。

7位以下の動向ですが、2018年10月も比較的好調でした。
7位はJeepが3ヶ月連続キープで、登録台数は同+14.4%の803台と好調持続
8位はPeugeotが3ヶ月連続で、登録台数は同+1.0%の578台と微増
9位はRenaultが3ヶ月振りに10位から返り咲き、同+51.1%の532台と好調。
10位はPorcheが3ヶ月連続りに9位から下落も、同+6.2%の479台と堅調

輸入車は低迷からやや復調も再び失速、逆に国産登録車が回復からやや失速
国産登録車は、2017年2月以降好調な推移を続けていましたが、10月以降は失速しマイナス成長が続いています。2018年1月同▲5.7%、2月同▲4.9%、3月同▲4.9%と5ヶ月連続のマイナス。
4月はパイが小さな月でプラスになりましたが同+0.5%とほぼ横ばいで、5月は再び小幅ながらも同▲0.6%とマイナス、6月はボリューム月ながら同▲7.3%の大幅なマイナス
7月はボリュームが小さな月ながら同+1.2%の微増でした。
8月もややボリュームが小さな月ながら同▲0.2%の微減と一進一退
9月はややボリュームが大きな月ながら同▲3.1%と低迷。

しかし、10月はボリュームの小さな月ながら同+13.0%の2桁増と回復

不振を続けていた軽自動車も2017年4月以降は急速に回復
4月同+16.5%、5月同+25.3%、6月同+21.5%、7月同+11.3%、8月同+7.2%、9月同+10.8%、10月同+3.7%、11月同+7.4%、12月同▲0.5%と急速に回復も12月は頭打ち。
2018年1月同+8.7%、2月同+2.6%、3月同▲0.7%と再び失速。
4月はパイの小さな月ながら同+7.8%と持ち直し5月は同+0.6%の微増、6月は再び同▲0.4%と小幅ながらマイナスと一進一退。
7月はボリュームは小さいものの同+7.1%、8月もややボリュームが小さな月ながら同+7.7%と順調な回復
9月もはややボリュームが大きな月ながら同+0.0%と横ばい

しかし、10月は国産登録車と同様に同+11.7%の2桁増と回復。

【マーケット動向】
2018年10月
外国メーカー車 21,262台(前年同月比+1.7%)
国内メーカー車     4,350台(同+53.4%)
輸入車総計   25,612台(同+7.9%)

国産登録車   261,554台(同+13.0%)
国内軽自動車  157,439台(同+11.7%)

         輸入車新規登録台数の推移(国内メーカーの逆輸入車含む)
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(出所:JAIAデータより作成)
Posted at 2018/11/19 00:09:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ
2018年11月04日 イイね!

イベント:第5回 V40オーナーズクラブ 全国オフ2018

イベント:第5回 V40オーナーズクラブ 全国オフ2018
「イベント:第5回 V40オーナーズクラブ 全国オフ2018」についての記事

※この記事は第5回 V40オーナーズクラブ 全国オフ2018 について書いています。

今週は4日もライブ行ってたのでバタバタして、写真編集にも時間がかかり早くも1週間以上経ってしまいましたが一応上げときますm(_ _)m
今年も11月3日(土)に第5回 V40全国オフに参加してきました(^o^)/

今回でV40オーナーズクラブ 全国オフは第5回となりました。ハコ替えする方も増えて来たり、新車の頃ほどオフ会に参加しなくなってきたり、諸々の事情があろうかとは思いますが、progre-fanは変わりなく今年も無事参加することができました。

参加台数は最終的に22台となり、初期の30台前後参加していた頃よりは少なくなってしまったものの、昨年よりは若干増える格好になった様です。

皆勤賞は、会長のうのちんさん運営メンバーとして参加されているittensanさん。その他はザッキーさんprogre-fanの計4名との事でした。いつもバタバタしていて参加表明がギリギリとなっていましたが、何とか5回とも無事参加する事ができました。

会場は第二回からほぼ固定かと思われた某所が、残念ながら諸般の事情で閉鎖されてしまい、関西、関東の中間地点で前回の場所の近くという事で、急遽比較的近所の信州まつかわ温泉「清流苑」での開催となりました。
町営でリーズナブルな面がある反面、Web、メールで連絡が取れないなど、色々と融通がきかない面もあった様です。

受付開始は9:30、10:00開催で、こちらはこれまでと同様。
時間的にあまり余裕は無いものの、さすがに眠気には勝てず例年通り4:30起床の5:00出発としました。

川崎から中央高速に入るのは結構不便で、毎年どのルートで行こうか迷うのですが、川崎から鶴見の安めのガソリンスタンドで給油する事もあり、そのまま環状2号線を新横浜方面に向かい、保土ヶ谷バイパス経由で、横浜町田ICで一旦東名高速に入り、海老名JCTから圏央道経由八王子JCTから中央高速に入るコースを利用しました。

いつもの横浜町田ICから海老名JCTまでの混雑はそれ程では無かったものの、こちらもいつもの圏央道の八王子JCTから相模湖に掛けての渋滞が激しく、AM7:00頃に談合坂SAの手前の藤野PAのコンビニで朝食を購入し、軽く拭き上げして早々に出発。

その後大きな渋滞は無かったものの、時間的に余裕が無いので諏訪湖SA過ぎて辰野PAで小休止して現地に向かいました。
そして、松川ICを降りて無事現地到着。昨年よりも少し手前のICでIC降りてからも比較的近くだったものの、到着時間は昨年同様開始時間の10:00ギリギリの到着となりました。ただ昨年はブービーでしたが、今回はまだ2〜3名到着されていませんでした。

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受付を済ませて、開催予定のAM10:00過ぎに会長うのちんさんの開会挨拶、日程説明。その後写真を取りながら、各自車の前で自己紹介。そしてしばし歓談

【うのちんさん開会挨拶】
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【ittensanさん】
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【VRDさん】
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【迷彩屋さん】
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【えおさん】
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えおさんの隣が同じビアリッツブルーのprogre-fanのノーマル車

【じゅんレフさん】
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比較的レアなフラメンコレッド、progre-fanも現地発注の際に最後まで迷いました

【しんびちさん】
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アマゾンブルーも良いですね、また絶版との噂もありますが?

【ゲストさん】
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じゅんレフさんのお知り合い

【CAZESさん】
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言わずと知れたCAZESさんのレース仕様車

【MILACKさん】
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RDのレーベルブルーも絶版になってしまいPolestar専用色になってしまいましたので今となっては貴重な色ですね。

【コック40さん】
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【Andrea de Chatanoppiさん】
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【70Sanさん】
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【Questerさん】
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【ボルボにゃんさん】
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【kameriさん】
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【master dpcさん】
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【Kine蔵さん】
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【ザッキーさん】
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【シークーさん】
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【うのちんさん】
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【地元の青年の車】
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【各車のリアエンド】
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全車揃ったところで12:00から昼食会。今回は町営施設で会場代込みとは言え、ソコソコの料金を募っているので、昼食は旅館の夕食に近い和食フルセットと言う感じで、かなり豪華でちょっとボリュームあり過ぎと言う感じでした。
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【宴会場入り口】
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【昼食会場】
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【料理】
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そして昼食後にはビンゴ大会。スポンサーからの豪華商品を含めてハズレ無し。progre-fanは比較的早めにリーチになったもののビンゴに至らず、ついにクアッドリーチとなるもビンゴにならず結局ブービーメーカーとなってしまいました。
ノーマル車に改造パーツを貰っても宝の持ち腐れとなるので残っていたラーメンとチーズケーキをいただいて来ました。

【プレゼント交換の品と豪華景品】
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そして駐車場に戻って早めに帰宅される方のために集合写真の撮影があり、その後15:00にうのちんさんから中締めの挨拶
今年の開催場所は急遽変更となりましたが、来年の開催場所は、今回と同じ場所で昼食としてはやや多かった料理内容等の見直し交渉しての継続開催と別の場所の再検討含めて今後検討との事でした。

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そして、うのちんさん最低10年は乗る予定で、みんなハコ替えして参加台数が少なくなってきても、少なくとも10年は継続開催する予定との事で、私も基本10年は同じ車に乗り続けていますので、よほどの支障がない限りV40に乗り続けて、できるだけ参加し続けたいと思います(^^;;

【CAZESさん号に群がる群衆】
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【景品現場取付】
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【今年のトレンドはこれ】
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まとめ購入されていたCAZESさんから分けていただいていたかた多数(^^;;


遠方なので16:00頃にお暇させていただきました。
中央高速では諏訪湖SAで小休止。チンタラ走っていたので後から出発された方々に追いつかれV40が5台ほど集まってしまいました。

その後釈迦堂PAで小休止して談合坂から八王子JCTまで19kmの渋滞に突入。八王子の先も渋滞25kmとの事でしたので往路と同じく八王子から圏央道に回りました。
そして厚木PAで夕食休憩をとって海老名JCTから横浜町田まではいつもの通りの渋滞横浜町田からは保土ヶ谷パイパスに入って、その後は順調で環状2号線経由で川崎まで帰ってきました。
到着は21:45頃でした。八王子から先の渋滞はだいぶ解消されていたとの事で、帰りは東名の海老名から横浜町田の渋滞にハマるよりも、素直に中央道で高井戸まで行った方が早かったかもしれませんね。

往路約5時間弱、復路約5時間45分、往復約550km行き帰りとも渋滞がありましたが、途中渋滞ではACCを多用しチンタラアクセルワークを抑えて運転していましたので、特に帰りに大渋滞にはまりましたが下りが多い事もあり燃費はメーター読みで往路、復路とも15.8km/L程まで伸びました

22台のモデル別の内訳は、T5 R-Design7台 (5気筒1台、4気筒6台)T47台D44台CC4台(T5が3台、D4が1台)となりました。

そしてマイナーチェンジ前が15台、マイナーチェンジ後のトールハンマーが7台(内CC台3台)でした。

色はスノーホワイト11台で、色付きも11台と物の見事に半々
色付きは、レーベルブルー2台、ビアリッツブルー2台、オニキスブラック2台、以下、アマゾンブルー、パッションレッド、フラメンコレッド、ルミナスサンド、ブライトシルバー各1台でした。

今年も、うのちんさん、ittensan始めとした運営の方々誠にありがとうございましたm(_ _)m。ご参加の皆様お疲れ様でした。今後ともよろしくお願いいたします。

【その他諸々】
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Posted at 2018/11/12 06:23:11 | コメント(6) | トラックバック(0) | オフ会 | クルマ
2018年11月03日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2018年10月販売もXC40本格化で好調継続も、米中頭打ちで先行き不透明感も(^^;;

VOLVO CAR GROUPの2018年10月販売もXC40本格化で好調継続も、米中頭打ちで先行き不透明感も(^^;;現地時間11月2日にVolvo Car Groupの2018年10月のグローバル販売の状況が発表されています(^^;;

2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降グローバル販売は前年同月比マイナスが続いていました。XC90を中心に復活していた米国の回復一巡も大きく影響しまいました。

しかし、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、2017年1月に4ヶ月ぶりにグローバル販売が前年同月比プラスに転換して以降11ヶ月連続で回復
ボリューム月の2017年12月に一時的に前年同月比▲3.7%と12ヶ月振りに小幅マイナスも、2018年に入ってからは2桁増の順調な拡大を続けています。

1月前年同月比+24.4%、2月同+12.1%、3月同+10.3%、4月同+12.2%5月同+13.3%、6月同+17.9%、7月同+15.0%、8月同+14.5%、9月も同+12.9%

そして比較的ボリュームが小さいものの、10月も同+11.8%の5万3,509台と2桁増を維持しました。alt



中国は2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど調整気味でしたが、8月に底打ちし、9月、10月、11月と2桁で回復。パイの大きい12月は一時的に減速も、2017年に入ってからは20%以上での高成長が続きました。

ボリューム月の12月は一時的に同▲1.0%と20ヶ月振りのマイナスとなりましたが、2018年に入ってからは好調な伸びを続けています。

1月前年同月比同+38.0%、2月同+11.1%、3月同+17.6%、4月同+20.2%、5月同+8.2%、6月同+15.6%、7月同+9.2%、8月同+18.4%、9月同+14.4%

ただ、10月はややボリュームの小さな月ですが、1万1,083台、同+3.2%小幅な増加に留まってしまいました。

2016年3月以降は中国が単一国としては販売台数No.1を維持し、一段と中国依存度が高まっています。特に現地生産のS90、S60Lが好調で、新型XC60の生産も始まり販売も好調な様です。
ただ、中国市場全体が減税の縮小、景気減速や貿易戦争等の影響から前年比マイナスになって来ており、輸入車の一部にも調整の動きが出てきています。Volvoは現地資本系列で現地生産も行っていることから、相対的には優位と見られますが、今度の動向が注視されます。
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長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、2016年に入ると新車効果が一巡し伸び率は減速10月には23ヶ月振りのマイナスとなり、11月、12月、2017年4月、5月を除き殆どマイナスが続きました。

ただ、2017年8月にプラスに転換し、再び底打ち回復が進んで来ています。ボリューム月の12月は同▲4.4%と5ヶ月振りに再びマイナスとなりましたが、こちらも2018年に入ると順調に回復しています。

1月前年同月比+60.5%、2月同+35.1%3月同+53.7%4月同+17.0%5月同+50.6%、6月同+35.1%、7月同+23.8%、8月同+12.2%、9月同+10.3%

そして10月は、比較的ボリュームが小さい月ながら、7,327台の同+4.6%と久々の1桁増に留まりました。

XC90とXC60が販売の中心ですが、XC90の新車効果一巡による反動減が一服し、XC60の新旧切り替えから新型の貢献が本格化してきている様です。しかし、米国マーケット自体が頭打ちになってって来ている上、90シリーズの頭打ちに加えて、新型XC60の販売本格化がまだ十分ではないのではないかと見られます。S60の現地生産販売も開始されていますが、セダンの貢献度はまだそれほど大きくないと見られます。
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VOLVO CAR GROUPの開示変更により、2018年1月から低迷していた本国Sweden単独での開示が無くなってしまいました。
また欧州も従来は中東を含めたEMEAで集計されていましたが、1月からは集計範囲が狭まりEuropeでの集計となっています。

EMEAでも本国Sweden同様低迷気味でしたが、2018年1月のEuropeは、他の地域同様にボリュームは同+11.7%と2桁増を確保2月同+8.4%。しかし、3月同+0.9%の横ばい、4月同+3.1%の小幅増加、5月も同+1.7%の小幅増継続

しかし、6月は同+11.2%と半年振りの2桁増となり、7月も同+10.1%と2桁増をキープ
8月は最もボリュームの小さな月にもかかわらず同+4.9%と再び減速、9月は同+8.4%と若干持ち直し

そして10月はボリュームが小さい月ではありますが、26,82台の同+12.2%と2桁増を確保しました。

XC40の本格出荷が本格的に貢献してきている様ですが、カニバリやXC60の新旧モデルの切り替えがあまりスムーズに進んでいないと見られ、ホームテリトリーにもかかわらず力強さは欠いています。既存の40シリーズ、S,V60の減少、V90の伸び悩みも影響しているものと見られます。


【モデル別販売動向】

モデル別の販売で、V40については発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナスが続いていました。
マイナーチェンジモデルの販売が本格化し2017年2月以降はようやく安定した推移となりましたがXC40の発売が近づき6月以降は再びマイナス

2018年1月からXC40の販売が開始され、New Modelで代替モデルが無く、純増になっていることから本格的な貢献が始まっています。
2018年1月の40シリーズ全体の販売台数はボリュームが小さい月で、前年同月比では+13.2%と8ヶ月振りのプラス2月同前+20.0%を確保3月同+25.0%を確保4月同+59.3%、5月同+40.3%、6月同+43.7%、7月同+110.0%、8月同+114.1%、9月同+102.1%の大幅増。

そして、10月は比較的ボリュームが小さな月ですが、1万5,305台、同+105.0%と倍増ペースを維持しました。従来の40シリーズモデルはマイナスが続いていますが、XC40が本格的に貢献してきています。
XC40の販売台数は7月に初めて従来の40シリーズ合計を凌ぎましたが、10月はも9,568台まで出荷を伸ばし、従来の40シリーズ合計の5,740台の2倍近い水準になっています。

XC40の販売は1月395台、2月1,580台、3月4,261台、4月5,554台、5月5,413台、6月6,538台、7月9,005台。8月6,540台、9月8,598台、10月はボリュームが比較的小さい月ですが9,568台まで伸ばしてきています
今後XC40がどこまで拡大し、旧世代となる既存の40シリーズがどの程度維持できるかが注視されます。
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これまでモデル末期でも最量販車種の座を維持してきたXC60ですが、New XC60の出荷が本格化し、10月以降販売減少が強まり、2018年1月782台(前年同月比▲93.1%)、2月384台(同▲99.6%)、3月377台(同▲98.0%)、4月213台(同▲96.9%)、5月171台(同▲98.9%)、6月70台(同▲99.6%)、7月34台(同▲99.8%)、8月22台(同▲99.8%)、9月18台(同▲99.9%)、10月24台(同▲99.7%)と大幅な減販となってしまいました。

2017年3月7日にGeneva Auto ShowでNew XC60が発表になり、8月以降販売が本格化して来ています。
新型XC60の販売台数は、10月は販売開始18ヶ月目で15,824台となっており旧型に代わって2017年11月からXC90も抜いて最量販車種となりました。またV60の販売も開始され5ヶ月目で3,659台となっています。

モデル末期まで売れ続けたXC60の旧モデルの減少は大きく、生産体制の問題もあるかもしれませんが、まだ新型で旧型の減少を完全には補いきれていません。
60シリーズ全体では23,078台で同▲5.6%に留まってしまっています。一部XC40とのバッティングも出ているのではないかと見られます。またV60の出足がやや鈍いのも気掛かりです。alt



新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが、本格デリバティーから2年目に入り、2017年2月はついに前年同月比で前年割れとなり、8月までマイナスが続きました。ただ、初期需要の反動減が一巡し、2017年9月以降は再びプラスに転じてきています。
2018年1月も同+4.0%2月同+32.1%、3月同+25.1%、4月同+13.1%、5月同+20.0%、6月同+18.9%、7月同+9.3%、8月同+20.4%、9月同+5.6%と回復。
10月は7,296台で同▲2.3%と14ヶ月振りのマイナスと再び頭打ちとなり、マイナーチェンジ等のテコ入れが必要になってきているとも見られ、今後の動向が注視されます。

S90、V90の動向ですが、2018年9月はS90が販売30か月目で3,977台(前年同月比▲20.6%)、V90は販売開始28か月目で2,115台(同▲0.4%)、更にV90CCは発売22か月で1,738台(同+31.1%)。
S90は中国生産集中で中国での販売が好調な様ですが全体としては需要一巡。欧州で主力となるべきV90の伸び悩みが顕著で、逆にニッチモデルのV90CCが健闘してします。

以上の結果、9月は90シリーズ全体では15,126台で同▲2.3%となり、シリーズ全体でやや伸びが一巡し減速しつつあります
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旧型XC60は大健闘でしたが、新型への移行期に入り、V40もマイナーチェンジ後力強さを欠き、XC40投入で様子見姿勢が強まっていました。

新型XC90がデリバリーが始まってから4年目に入りようやく初期出荷の反動減から再拡大をしてきましたが、S90の中国需要も一服欧州で主力になるべきV90のグローバル販売が伸び悩み、シリーズ全体でも伸びが一巡しつつあります。

米国、中国を狙いとしたXC90、S90はジーリーの思惑通りに成功し、中国生産も現地需要への対応で順調に拡大して来ましたが、本国Sweden、欧州ではV90の販売が停滞気味と見られ、戦略がうまく行っていないのではないかと懸念されます。また、これまで需要を牽引してきた米国、中国のマーケット自体が縮小気味になってきている点も懸念材料です。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプレミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷、V90の立ち上がりを見ていると、欧州ではそれほどうまくいっている感じには見えません。New V60の販売も開始されましたが、V90同様に立ち上がりあまり力強さは感じられません。

今後は欧州での主力、量販車種となる新型60シリーズの先鋒として販売が開始されているNew XC60の生産・販売販売拡大、1月から販売が開始され市場が拡大しているコンパクトSUV市場に投入されたNEW XC40がどのように推移してくるのかが注目されます。

相次ぎCar of the Yearを受賞し、好調好調ともてはやされていますが、足元では90シリーズの成長一巡、XC60の新型への切り替え遅れとXC40とのバッティング、SUVモデル以外の低迷等が表面化しつつあります。販売台数の増加が新規に追加されたXC40の純増にすべて掛かっている状況に陥って来ています。米国、中国の自動車販売全体の頭打ちもあり、Volvoも先行き決して楽観できる状況にはありません。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直し。8月以降は急速な回復、拡大。

2018年に入っても1月同+51.1%。2月23.9%、3月同+39.1%、4月同+48.5%、5月同+60.8%、6月同+44.7%、7月同+32.0%、8月+30.1%、9月同+14.3%。
直近10月は12万8,986台(同+3.1%)となりましたが、市場の低迷の影響が出てきているのか伸び率が急減速してきています。
Posted at 2018/11/17 18:47:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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