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2019年04月20日 イイね!

若手J-FusionグループのDEZOLVEのライブで目黒Blues Alley Japanに行ってきました(^o^)/

若手J-FusionグループのDEZOLVEのライブで目黒Blues Alley Japanに行ってきました(^o^)/相変わらずの音楽ねたのLiveレポートですm(_ _)m

2019年4月20日(土)に、若手J-FusionグループのDEZOLVEのLIVEで、目黒Blues Alley Japanと言うライブレストランに行ってきました(^o^)/

DEZOLVEは今時珍しい若手J-FUSIONグループで、2014年結成で、2016年デビュー
北川翔也(g)、友田ジュン(Key)、小栢伸五(b)、山本真央樹(dr)の4人から成り平均年齢25歳の若手
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2016年に1st Album『DEZOLVE』2017年に2nd Album『SPHERE』2018年に3rd Album『PORTRAY』でキング・レコードからメジャー・デビュー。そして2019年2月13日に4th Album『AREA』をリリース
メンバーそれぞれが、ジャンルにこだわらずにStudio Musicianや、多くのアーティストのサポート・メンバーとしても活動し、Solo Album等も出しているので、演奏テクニックと楽曲のクオリティには定評があります。

Jazz Life等の雑誌でグループ名を目にして、多少聴いたことはあったのですが、4th Album「AREA」がリリースになり、あらためてちゃんと聴いてみました。
ゲストに元T-SQUAREの本田雅人が参加した事もあり、非常にクオリティの高い出来となっていました。
J-FUSIONなのでT-SQUAREに似通った部分はあるものの、最近のT-SQUAREを凌駕していると感じる部分もり非常に気に入りました。

そして、リリース・ツアーが予定されており、東京は4月20日(土)に目黒Blues Alley Japanでの開催で、唯一本田雅人がゲストで参加するとの事だったのでチケットを取りました。

目黒Blues Alley Japanは、今回初めて行きましたが、目黒駅から徒歩3分ほどで、Business Hotelの地下1階に併設されたライブ・レストラン、JAZZ CLUBキャパは150人ほどの様です。
音響は比較的しっかりしているものの、ステージがコーナーに3角形に配置されており、中央付近に柱があり死角が生じてしまうるのが大きな欠点になっていました。そのため左右のスクリーンと柱の裏のLCD TVにステージの映像を投影してカバーしていました。

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いくつかパターンがある様ですが、テーブルのS席、A席、立ち見が設定されていて、テーブルだと料理を注文するプレッシャーがあるので、手軽に立ち見でチケットを予約しました。立ち見だとドリンク注文も義務ではありませんでした。

HPより

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座席は9割弱の入りで立ち見は数人いた様ですが、1st Stageは座席に若干空きがあり、追加料金500円でテーブルに移る事が出来るとの事でした。
でも、ドリンク注文するのも面倒だったので立ち見のままにしましたが、他の数名の方々はいずれもテーブルに変更した様で、結局立ち見は1人だけでした。テーブルの後ろで、入り口の受付とBarの近くで店員の方々と並んで見てました。

FUSION系のコンサートは、JAZZ、プログレ同様に総じて観客の年齢層がかなり高いのですが、若手J-FUSIONグループのDEZOLVEはかなり年齢層が下がると思っていましたしかし場所柄かジャンルの問題か、予想外に年齢層はかなり高く、60代以上と見られる方々も結構いらっしゃいました。所々若い方が混じってはいるものの、平均で軽く40代に入る感じでした。ただ、女性は若干多めで4割弱という感じでした。

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開場14:00過ぎ、開演15:00。1時間近く空き時間があり、飲食タイムですが、立ち見は、ただ突っ立って待っているだけ。控え室の出入り口が受付近くにあって、本田雅人がちょこちょこ出入りしていたのですが、黒のTシャツ姿て地味な格好をしていたためか、DEZOLVEのメンバーが出入りしていなかったためか、誰も気付かずにスルーしていました。

ライブはほぼ開園時間にスタートSEが5分ぐらい流れてメンバー入場し演奏開始。
そして1曲目は『AREA』のオープニング曲「Birth of Earth」からスタート。

FUSIONとしては珍しく、約9分の壮大な大作ですが、概ねCDに忠実に演奏。やや演奏に粗さは感じられるものの、テクニックはしっかりしていて、稀有なJ-FUSIONグループの若々しい演奏を聞く事ができました。

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また、特徴的だったのが、FUSIONグループとしては珍しく、曲説明を中心にMCが非常に長く、全体の1/4ぐらいがMCでした。ゲストの本田さんもMCが長いのに驚いていましたが、一緒になって世間話を繰り広げていました。
そして本田さんも絶滅危惧種のFUSION界に良くこんな若手グループが出てきたなと感心していました。

そして再び『AREA』から、2曲目にDEZOLVEとしては珍しい8ビートのRock Sound曲と言っていた「Beat The Moments」、3曲目はアコースティックなバラード曲のTrapezist」を演奏しました。Bassはスタンド固定したFlettless Bass。

4曲、5曲目は過去の曲と言いながら、昨年リリースの3rd Album『PORTRAY』からFUSIONらしいバラード曲Insomnia」とハードなビートでSlap Bassを駆使したDisasters」。

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後半戦でいよいよ本田雅人登場。
『AREA』から6曲目「Vista」でAlto Sax、7曲目「Fairy Garden」でFluteを演奏。
本田雅人は初めてライブの現場で見る事ができましたが、Alto Saxのテクニック、音色は予想を上回る素晴らしさ
で、正直T-SQUAREで人気、知名度の高い伊東たけしを凌駕しているのをあらためて現場で実感しました。Fluteは楽曲に合ってはいるものの、テクニック的には普通でしたが。
そして、8曲目には何と本田雅人がT-SQUARE在籍時の『NEW-S』から「Megalith」を演奏。DEZOLVEとの共演曲以上の難曲で、よりテクニックが映える感じでした。

9曲目はDEZOLVEのデビューアルバム『DEZOLVE』から「Circus」を共演。Alto Saxに加えてBalitone Saxも吹いていました。
ラスト10曲目は『AREA』に戻って「Last Colony」でEWIを演奏。

一旦楽屋まで戻ってアンコールでDEZOLVEの4人がステージに戻ってきて演奏するかと思ったら、再度本田雅人も呼び出し『AREA』から軽快なFUSIONナンバーの「Soaring」で再びEWIを演奏
EWIはWind Synthesizerで、誰が吹いても音色はプリセットの音色からそれほど大きくは変わらず、そこそこ変わらない演奏ができますが、ブレスコントローラーの息の調節以上に細かな微妙なニュアンスの調整を行っていて、さすがプロはEWIを演奏してもここまで違いを出せるのかと驚きました。

2部制の1st Stageだったので、1時間強から長くて90分程だろうと思っていたら、アンコールを含めてキッチリ120分のライブでした。MCが長かったので実際の演奏自体は90分ほどだったと思われますが。

初めてライブで観たDEZOLVEの4人のメンバーそれぞれの若々しいテクニカルなFUSION Soundと、同じく初めてライブで観た本田雅人の凄いテクニックと素晴らしい音色を堪能する事ができました。また機会があったら是非観に行きたいと思いますし、今のT-SQUAREを凌駕している部分もあると思われますので、是非とももっと有名になって大きなホールでも演奏できるように成長して行ってもらいたいと思います。
また、FUSIONだからと言って年寄りばかりではなく、彼らと同年代の若い方々にも、もっともっと浸透して欲しいなと思いました。

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【Setlist】
SE
01.Birth of Earth「AREA
02.Beat The Moments「AREA
03.Trapezist「AREA」
04.Insomnia「PORTRAY」
05.Disasters「PORTRAY」

06.Vista「AREA」feat.本田雅人(Alto Sax)
07.Fairy Garden「AREA」feat.本田雅人(Flute)
08.Megalith「NEW-S(T-SQUARE)
」feat.本田雅人(Alto Sax)
09.Circus「DEZOLVE」feat.本田雅人(Alto Sax,Balitone Sax)
10.Last Colony「AREA」feat.本田雅人(EWI)

Encor
11.Soaring「AREA」feat.本田雅人(EWI)

DEZOLVE 4th Album "AREA" Release Tour 2019
○3/11(月)米子AZTiC laughs
○3/12(火)名古屋Bottom Line Cafe
○3/13(水)京都Rag
○3/14(木)大阪Mister Kelly's
○4/6  (土)川口SHOCKON
○4/20(土)目黒Blues Alley Japan
追加公演
5/12(日)六本木クラップス


【1st Album
『DEZOLVE』2016年2月9日発売
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【DEZOLVE DIGEST】


【"DEZOLVE" 1st Album RELEASE LIVE】


【2nd Album『SPHERE』】2017年2月25日発売
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【"SPHERE" Digest Movie】


【"Distance to the Light" MV】


【"Into the Azure" MV】


【"Rails in the Cloud" MV】


【3rd Album『PORTRAY』2018年2月7日発売
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【DEZOLVE「Ancient Capital」(Music Video Edit)】


【4th Album 『AREA』】2019年2月13日発売
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【"AREA" digest】

Posted at 2019/04/22 06:24:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | LIVE | 音楽/映画/テレビ
2019年04月06日 イイね!

VOLVO 40シリーズの2019年1Q輸入車登録台数ランキングもXC40効果で6位をキープ(^_^;;

VOLVO 40シリーズの2019年1Q輸入車登録台数ランキングもXC40効果で6位をキープ(^_^;;2019年4月4日にJAIAから3ヶ月に1回発表される四半期別の外国メーカー車の新規登録台数のモデル別トップ20が発表されています

2019年1Q(1〜3月)のVOLVO 40シリーズの輸入車登録台数ランキングは、2018年4Qに続き6位をキープ
しました。

2018年1Q(1〜3月)に6ランクアップの6位に急回復したため、その後反落が懸念されたものの、2Q(4〜6月)は7位3Q(7〜9月)8位と1ランクずつの低下と粘りを見せていました。
そして4Qには、ようやくXC40の初期受注車の登録効果が現れてきた様で6位に再上昇。依然玉不足が継続している様で、一段の上昇は見られないものの、2019年1Qも6位をキープしました

40シリーズの最高ランクは、発売初年度の2013年3Qの5位ですが、その後も10位前後をキープ2015年1Qに15位まで低下するも翌2Qには8位に返り咲き、その後10位〜13位での安定した推移
しかし、2018年1Qは登録台数は前年並みながら、競合車種の販売減少から順位が6ランク押し上げられ、2Q7位、3Q8位、4Q6位、2019年1Q6位と安定した推移を続けています。

登録台数は、
2017年1Q1,984台、2Q1,544台、3Q1,603台、4Q1,583台
2018年1Q1,986台、2Q1,943台、3Q1,977台、4Q2,534台
2019年1Q2,305台
2018年1Q以降前年を上回る水準をキープし、4Qには玉不足のXC40もある程度貢献して来た様です。

                  40 Series           60 Series   
2013年2Q(4〜6月)        2,270台 第10位  1,379台 第16位
     3Q(7〜9月)        3,208台 第5位    1,686台 第13位
           4Q(10〜12月)  2,272台 第10位  1,822台 第13位
2014年1Q(1〜3月)        2,544台 第11位  1,400台 第17位
           2Q(4〜6月)        1,455台 第9位    1,115台 第13位
           3Q(7〜9月)        1,584台 第13位  1,314台 第15位
           4Q(10〜12月)    1,741台 第12位     967台 第19位
2015年1Q(1〜3月)    1,615台 第15位  1,385台 第17位
           2Q(4〜6月)    1,717台 第8位   939台 第17位 
           3Q(7〜9月)        1,800台 第10位  1,398台 第14位
     4Q(10〜12月)    1,894台 第11位  1,594台 第12位
2016年1Q(1〜3月)    1,763台 第11位  1,527台 第15位
           2Q(4〜6月)        1,614台 第11位  1,150台 第15位
           3Q(7〜9月)        1,805台 第12位  1,265台 第15位
           4Q(10〜12月)    1,824台 第11位  1,505台 第15位
2017年1Q(1〜3月)    1,984台 第11位  1,383台 第16位
     2Q(4〜6月)        1,544台 第12位  1,253台 第15位
           3Q(7〜9月)        1,606台 第13位  1,543台 第15位
     4Q(10〜12月)    1,583台 第12位  1,819台 第11位
2018年1Q(1〜3月)    1,986台 第6位    1,296台 第17位
     2Q(4〜6月)        1,964台 第7位    1,709台 第11位
           3Q(7〜9月)        1,977台 第8位    1,351台 第16位
           4Q(10〜12月)    2,534台 第6位    1,849台 第11位
2019年1Q(1〜3月)    2,305台 第6位    1,759台 第11位

60シリーズもマイナーチェンジ以降低迷していましたが、ディーゼル、特別限定車、CC、XC60 Classic投入等で底打ち回復し、15位で安定した水準をキープしていました。

2017年4Qは、New XC60販売開始で旧モデル等の登録が増加したのではないかと見られ11位に大きく上昇。
2018年1QはNew XC60の納入遅れ、玉不足が響いたものと見られ、一時的な端境期と見られますが17位に下落
そして認定が遅れていたXC60人気のディーゼルモデルの登録が貢献してきているものと見られ2Qは再び11位に上昇。

しかしながら、XC60のNew Modelへの切り替えが思う様に進んでいないのか、3Qについては再び16位にまで低下4Qは玉不足が解消されて来たのか、11位にまで上昇ました。そして、V60の登録が貢献してきたと見られ、2019年1Qも11位をキープしました。

XC90は計画の2倍水準で健闘しているとの話ですが、日本ではやや持て余す大きさで絶対的な台数がさばける車ではありません。S90、V90、V90CCと90シリーズはフルラインナップ投入となりましたが(S90はMY2017のみで中国製になったMY2018以降は当面導入せず)20位以内にランクインするのは難しいと思われます。

New XC60が健闘していた旧型をカバーしてどの程度60シリーズ全体を押し上げられるか、販売が始まり潤沢に玉が準備されているというNew V60がどの程度伸びてくるかが注目されます。
またXC40も、玉不足が続く中で40シリーズ全体をどの程度押し上げることができるのか注目されます。

         【輸入車のモデル別登録台数ランキング】
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(出所:JAIA)

その他の主要モデルですが、1位は2QからキープのBMW MINI
2019年1Qの登録台数は6,328台(2018年1Q:6,518台、2Q:6,253台、3Q:6,417台、4Q:6,795台)


第2位はMB C Classが4Qの4位から2位に2ランクアップ
2019年1Qは5,691台(2018年1Q:4,797台、2Q:3,759台3Q:5,314台、4Q:4,451台)

MBの他のモデルは、5位にE Class4Qの8位から3ランクアップで2,347台(2018年1Q:3,277台、2Q:2,359台、3Q:2,748台、4Q:2,070台)
7位にGLCが2018年4Qの15位から8ランクジャンプアップして2,181台(2018年1Q:1,662、2Q:1,448台、3Q:1,401台、4Q:1,805台)
9位にA Classがモデルチェンジ効果による4Qの圏外から5位ジャンプアップからの反動4ランクダウンで1,957台(2018年1Q:1,768台、2Q:1,147台、3Q:圏外、4Q:3,171台)
17位はCLAが2018年4Qの12位から5ランクダウンで1,326台(2018年1Q:1,650台、2Q:1,193台、3Q:1,495台、4Q:1,831台)
CLSは4Qの17位から圏外、2017年4Qに16位だったGLA、19位だったS Classは圏外のまま。


第3位はVW Golf2018年4Qの2位から1ランクダウン
登録台数は2019年1Qは4,879台(2018年1Q:6,535台、2Q:5,589台、3Q:4,686台、4Q:4,506台)

VWのその他のモデルは、POLOがモデルチェンジ効果で2018年2Qから4位をキープし2,966台(2018年1Q:1,997台、2Q:3,057台、3Q:2,895台、4Q:3,240台)
そして10位がTiguanで、4Qの20位から10ランクジャンプアップの1838台(3Q:1,269台、4Q:1,599台)
そして、19位に4Q同様にThe Beetleがキープで1,276台(1Q:1,119台、2Q:圏外、3Q:1,438台、4Q1,610台)


BMWは3 Seriesが6ランクアップの8位
2019年1Qの登録台数は2,145台(2018年1Q:2,367台、2Q:1,858台、3Q:1,959台、4Q:1,813台)

BMWのその他のモデルは、X2が圏外から12位にランクインし1,506台
13位は1 Series4Qの10位から3ランクダウンで1,369台(2018年1Q:1,809台、2Q:1,397台、3Q:1,676台、4Q:1,864台)
14位がX14Qの16位から2ランクアップで1,361台(2018年1Q:1,931台、2Q:1,744台、3Q:1,842台、4Q:1,732台)
16位が2 Seriesで4Qの9位から7ランクダウンで1,341台(2018年1Q:1,629台、2Q:1,907台、3Q:1,862台、4Q:2,001台)
18位が5 Seriesで4Qの7位から11ランクダウンの1,304台(2018年1Q:1,684台、2Q:1,593台、3Q:2,061台、4Q:2,136台)
4Q13位だったX3は圏外となりました


AUDIはQ2が唯一4Qの17位から3ランクダウンの20位にランクイン
登録台数は1,151台(4Q:1,690台)
A3が3Qの7位から4Q圏外、A4も3Q20位から4Q圏外と厳しい状況が続いています
Posted at 2019/04/25 22:59:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ
2019年04月05日 イイね!

2019年3月の輸入車新規登録台数も全般低迷、VOLVO堅調も6位に逆戻り(^o^)

2019年3月の輸入車新規登録台数も全般低迷、VOLVO堅調も6位に逆戻り(^o^)定例のJAIAねたですm(_ _)m

4月4日にJAIA(日本自動車輸入組合)が、2019年3月度の輸入車新規登録台数を発表しました。

2017年4月以降は、これまで好調であった海外メーカーの輸入車の頭打ち、一進一退の状況が続いています
2018年新年度に入って少し回復の動きが出て来ていましたが、夏場以降再び息切れ気味で9月に同▲4.5%と19ヶ月振りのマイナスとなり、その後も一進一退が続いています。

2019年3月はボリュームが最も大きい月ですが、4万2,922台の同▲7.3%と4ヶ月振りのマイナスとなってしまいました。
国内メーカーの逆輸入車が同▲14.0%と需要が一巡し、海外メーカーの輸入車も同▲6.0%と不振でした。

          【輸入車の新規登録台数の推移】
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大手各社の状況

大手各社停滞、Volvo堅調も6位に逆戻り

輸入車シェアトップのMBはようやく底打ち

好調だったMBは、2017年以降頭打ちとなり、2018年前半は横ばい
そして、6月以降4ヶ月連続のマイナスとなってしまいました。
しかし、10月5ヶ月振りのプラスとなり、なんとか持ち直してきています。

しかし、2019年3月はボリュームが最も大きな月ですが、7,839台の同▲9.4%と6ヶ月振りのマイナスとなってしました。


第2位はVWがキープ


ディーゼル問題で不振が続いていましたが、2017年に入ると漸く回復基調に入り、一進一退と不安定ながらも徐々に回復の動きが強まって来ています。
2018年1〜3の登録台数は前年同月比マイナス継続も4月に反転。
9月は再びマイナスで、その後も不安定ながらも回復基調を維持しています。

そして2019年3は、6,475台の同+0.3%と微増ながら3ヶ月連続で2位をキープしました。


第3位はBMW

2016年4月以降同+10%前後の増加を続けていましたが、12月、2017年1月とマイナス2月以降は持ち直しも5%以下の伸びが主体とやや低迷
2018年1月以降は、マイナスになる月が増加して低迷継続。
12月はボリューム月にもかかわらず、MB同様年中盤以降の販売不振を取り戻すために期末のインセンティブ販売、自社登録等を進めたのではないかと見られ、同+20.1%と大幅な増加も勢い続かず失速。

そして2019年3月は、5,962台の同▲4.8%とマイナスとなり3位継続となりました。


第4位はMINIが6ヶ月連続でキープ

2017年1月こそ同▲1.3%とマイナスになりましたが、その後は堅調な推移を続けています。
2018年も、6月、10月、11月とマイナスと波はあるものの比較的堅調で4位をキープ

2019年3月も3,115台の同▲7.9%とマイナスも4位を維持しました。


AUDIが7ヶ月連続の販売大不振も5位返り咲き

VWよりも先にディーゼル問題の不振を脱し2016年10月以降は回復基調で、2017年に入っても着実に回復基調も一進一退の動きが続いていました。
しかし、Q2販売一巡の影響か2018年6月以降再びマイナス基調に入り、特に10月以降は再度のディーゼル不正発覚の影響もあってか2割以上のマイナスとなっています。

そして2019年3月も2,306台の同▲35.4%の大不振で順位も10月にMINIに抜かれて5位に転落し、遂に1月はVolvoにも抜かれて6位に転落、3月は何とか5位返り咲きとなりました。

VOLVOは玉不足の影響で失速気味で相対的には堅調も3ヶ月振りに6位逆戻り

2016年増減のバラツキが大きかったものの2017年に入ってからは再び順調な拡大が続きました。
2018年1月、7月はマイナスも概ね好調継続

2019年3月は、ボリュームの大きな月で、2,074台の同+9.8%と相対的には好調継続も引き続き玉不足が続いているのか失速気味で、大不振のAUDIに抜かれていて3ヶ月振りに6位に逆戻りとなりました

依然XC40のNew Modelの玉不足による登録遅れはあるものの、認定の遅れていたNew XC60のディーゼル車の登録が進んできた様で、加えて潤沢に在庫が供給されているV60の登録も始まっているものとも見られます。
ただNew XC60が先代比べてそれほど力強い販売という感じはせず、ブリッジスマボで嵩上げされていた部分がいつ剥げ落ちてくるかも心配。受注、登録台数拡大の割にあまり先行き楽観はできない感じがします。

7位以下の動向ですが、2019年3月は強弱まちまちでした。
7位はPeugeot2ヶ月連続でキープし、登録台数は同+3.3%の1,452台と堅調
8位はRenaultが9位から1ランクアップで同+10.2%の1,172台と好調
9位はJeep8位から1ランクダウンで、同▲13.9%の1,135台と失速
10位はFIATがキープで、同▲4.0%の745台と失速


輸入車は低迷からやや復調も再び失速、堅調だった国産登録車は2018年後半失速

国産登録車は、2017年2月以降好調な推移を続けていましたが、10月以降は失速しマイナス成長。
2018年も7月、10月、11月、2019年2月を除きマイナス成長。
2019年3月もボリュームが大きな月ながら同▲4.7%と再びマイナス


不振を続けていた軽自動車も2017年4月以降は急速に回復

2018年、3月、6月除き好調継続
ただ2019年3月は同▲2.5%と失速

【マーケット動向】
2019年3月
外国メーカー車 36,705台(前年同月比▲6.0%)
国内メーカー車     6,217台(同▲14.0%)
輸入車総計   42,922台(同▲7.3%)

国産登録車   417,313台(同▲4.7%)
国内軽自動車  223,440台(同▲2.5%)

    輸入車新規登録台数の推移(国内メーカーの逆輸入車含む)
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(出所:JAIAデータより作成)
Posted at 2019/04/24 08:03:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | クルマ
2019年04月04日 イイね!

VOLVO CAR GROUPの2019年3月販売は、XC40,V60拡販も力強さを欠く(~ ~;;

VOLVO CAR GROUPの2019年3月販売は、XC40,V60拡販も力強さを欠く(~ ~;;
既に4月の実績が出ていますが、一応UPしておきますm(_ _)m

現地時間4月3日VOLVO CARSの2019年3月のグローバル販売の状況が発表されています(^^;;
2015年後半から販売が本格化した新型XC90発売による新車効果が一巡し、続くS90、V90の伸びがやや鈍く、既存モデルの減少を補い切れず2016年10月以降グローバル販売は前年同月比マイナスが続いていました。

しかし、中国の好調持続と地元Sweden、欧州の持ち直し等から、2017年1月に4ヶ月振りにグローバル販売が前年同月比プラスに転換
2018年に入ってからはXC60の販売本格化から2桁増の順調な拡大を継続しています。
2019年に入って
1月はボリュームの小さい月で、中国旧正月要因でかさ上げされて同+16.7%の2桁増となりましたが90シリーズの減少、米国、欧州の停滞から2018年末から頭打ち傾向が強まっており、2月は同+5.5%に留まっています

しかし、2019年3月はボリュームの大きな月で、旧モデルと90シリーズの減少から、XC60,XC40,V60等の新車効果では十分補いきれず、好調ともてはやされている割には同+7.0%の6万7,457台と安定成長に留まっています。
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中国は2016年4月に前年同月比▲6.7%と減少するなど調整気味でしたが、8月に底打ちし、その後高成長が続きました。

しかし、中国市場全体の低迷もあり、2019年に入ると1月は同+3.6%と減速
2月は比較的ボリュームが小さな月で、今年は2月が旧正月であった事もあり、同▲0.2%と小幅マイナスとなってしまいました。
ただ、3月は11,413台の同+6.7%と回復しています。

2016年3月以降は中国が単一国としては販売台数No.1を維持し、一段と中国依存度が高まっています。特に現地生産のS90、S60Lが好調で、新型XC60の生産も始まり販売も好調な様です。
ただ、中国市場全体が減税の縮小、景気減速や貿易戦争等の影響から前年比マイナスになって来ており、輸入車の一部にも調整の動きが出てきています。
Volvoは現地資本系列で現地生産も行っていることから、相対的には優位と見られますが、今度の動向が注視されます。
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長年苦戦を続けていた米国は、XC90の販売本格化から2015年以降復活し、大幅な回復が続きましが、2016年に入ると新車効果が一巡し伸び率は減速。10月には23ヶ月振りのマイナスとなり、その後軒並みマイナスが続きました。

2017年8月にプラスに転換したものの、2018年10月以降再び販売が鈍化し,
12月には1年振りのマイナスとなってしまいました。

2019年に入って1月は比較的ボリュームが小さな月ながら同+5.2%と持ち直し
、2月も比較的ボリュームが小さな月ながら、同+5.6%と安定したペースを維持しました。
3月は比較的ボリュームが大きな月ながら、9,569台の同+16.2%と6ヶ月振りの2桁成長を確保しました。

XC90とXC60が販売の中心ですが、XC90の新車効果一巡による反動減が一服し、XC60の新旧切り替えから新型の貢献が本格化してきている様です。
S60の現地生産販売も開始されていますが、セダンの貢献度はまだそれほど大きくないと見られます。
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VOLVO CARSの開示変更により、2018年1月から低迷していた本国Sweden単独での開示が無くなってしまいました。
また欧州も従来は中東を含めたEMEAで集計されていましたが、1月からは集計範囲が狭まりEuropeでの集計となっています。
2018年1月以降Europeでも減速気味。ただ、6月以降はXC60、XC40のSUV効果に加えてV60貢献が加わり回復の兆しも出てきていますが、力強さを欠いています
ボリュームが大きな12月は同▲1.3%とマイナスになってしまいましたながら、2019年1月は同+24.4%と大幅な増加2月は同+2.2%の微増
3月はボリューム月で37,325台の同+3.9%不安定な状況が続いています。
XC40、V60の本格出荷が貢献してきている様ですが、さほど力強さは出てきていません。

【モデル別販売動向】
モデル別の販売で、V40については2015年に発売後4年目に入りグローバル販売が頭打ちとなり、2016年に入ってからは前年同月比でマイナスが続いていました。
マイナーチェンジモデルの販売が本格化し2017年2月以降はようやく安定した推移となりましたが、XC40の発売が近づき6月以降は再びマイナス。

2018年1月からXC40の販売が開始され、New Modelで代替モデルが無く、純増になっていることから本格的な貢献が始まっています。
40シリーズで4月以降は4割以上の増加し、7月以降は倍増ペースでした。
11月同+68.0%12月同+53.1%と若干スローダウンも依然大幅増

そして、2019年1月はボリュームが小さい月ながら同+102.5%と倍増ペースとなり、2月も比較的ボリュームが小さな月ですが、同+60.9%と依然高成長を維持しています。

3月はボリュームが大きな月ですが、2万216台、同+41.2%と依然高成長もやや減速して来ています。

従来のV40シリーズモデルは3割前後のマイナスが続いていますが、新規投入で純増となるXC40の本格的貢献で十分カバーしています。
XC40の販売台数は7月に初めて従来の40シリーズ合計を凌ぎましたが、2019年3月は12,614台で、従来のV40シリーズ合計の7,602台を大きく上回っています。

XC40の販売は、1月395台、2月1,580台、3月4,261台、4月5,554台、5月5,413台、6月6,538台、7月9,005台。8月6,540台、9月8,598台、10月9,568台まで伸ばしました。
11月以降一時ピークアウトも、11月8,993台、12月8,724台、2019年1月8,113台、2月8,176台と高水準を維持。
そして、3月は増産体制が確立したのか、12,614台とピークを更新しています。
目先増加一巡も今後XC40がどこまで拡大し、旧世代となる既存の40シリーズがどの程度維持できるかが注視されます。
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これまでモデル末期でも最量販車種の座を維持してきたXC60ですが、New XC60の出荷が本格化し、10月以降販売減少が強まり、2019年1月に遂に0台となり、2月2台、3月1台でした。

New XC60は、2017年3月7日にGeneva Auto Showで発表になり、2017年8月以降販売が本格化。販売台数は、2019年3月は販売開始23ヶ月目で1万8,036台となっており、旧型に代わって2017年11月からXC90も抜いて最量販車種となりました。またNew V60も2018年6月から販売が開始され10ヶ月目で6,110台となっています。

モデル末期まで売れ続けたXC60の旧モデルの減少は大きいものの、新型もようやく生産体制も整い旧型のピークに迫る水準にまで販売が上がってきました。
ただ、XC60の成長もやや一服しつつあり、続くV60の販売にあまり勢いが無い事から、60シリーズ全体でも25,262台で同▲4.7%と2ヶ月連続でマイナスになってしまいました。
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新型XC90は好調に拡大を続けてきましたが、本格デリバティーから2年目に入り、2017年2月に初期需要の反動からついに前年同月比で前年割れとなりましたが、反動減が一巡し2017年9月以降は再びプラスになるも、2018年10月に14ヶ月振りのマイナスとなり、以後マイナス成長が続いています

2019年1月も同▲3.7%、2月同▲12.9%でしたが、3月は9,801台で同+2.3%と若干持ち直しました。
マイナーチェンジ等のテコ入れが必要になってきており、今後の動向が注視されます。

S90、V90の動向ですが、2019年3月はS90が4,897台(前年同月比▲16.0%)、V90は2,453台(同▲47.1%)、更にV90CCは1,963台(同▲9.3%)と全モデルがマイナスになっています。
S90は中国生産集中で中国での販売が好調な様ですが全体としては需要一巡欧州で主力となるべきV90の伸び悩みが顕著で、逆に健闘していたニッチモデルのV90CCもマイナス。マイナーチェンジ前の在庫調整であれば良いのですが、90シリーズは利幅が大きいだけにテコ入れ急務と言えます。
以上の結果、3月は90シリーズ全体では19,114台で同▲14.0%となり、シリーズ全体で販売が一巡し減速しつつあります。
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旧型XC60は大健闘でしたが、新型への移行期に入りXC60は順調も60シリーズ全体として力強さは無く40シリーズもXC40は好調ながら生産能力が不足気味で、V40はマイナーチェンジ後力強さを欠いています。
新型XC90がデリバリーが始まってから4年を経過、シリーズ全体で調整局面に入ってきています。

米国、中国を狙いとしたXC90、S90はジーリーの思惑通りに成功し、中国生産も現地需要への対応で順調に拡大して来ましたが、本国Sweden、欧州ではV90の販売が停滞気味と見られます。また、これまで需要を牽引してきた米国、中国のマーケット自体が縮小気味になってきている点も懸念材料です。

ジーリーはVOLVOをMB、BMW、AUDIに匹敵するプレミアムプランドに引き上げるとしていますが、直接これらのプレミアムブランドと競合する本国Sweden、欧州の販売低迷を見ていると、欧州ではそれほどうまくいっている感じには見えません。

相次ぎCar of the Yearを受賞し、好調好調ともてはやされていますが、足元では90シリーズの成長一巡、XC60の新型への切り替え遅れとXC40とのバッティング、SUVモデル以外の低迷等が表面化しつつあります。

販売台数の増加は新規に追加されたXC40の純増にすべて掛かっている状況に陥っています。米国、中国の自動車販売全体の頭打ちもあり、Volvoも先行き決して楽観できる状況にはありません。

なおジーリーの販売動向ですが、2015年12月以降回復が一巡し頭打ち状態になっていましたが、2016年4月以降は持ち直し。8月以降は急速な回復、拡大。

2018年に入っても1月同+51.1%。2月23.9%、3月同+39.1%、4月同+48.5%、5月同+60.8%、6月同+44.7%、7月同+32.0%、8月+30.1%、9月同+14.3%、10月同+3.1%、11月同+0.3%と10月から大きく減速。12月は同▲39.2%と大幅なマイナスとなってしまいました。

2019年1月は前年の旧正月の反動で同+2.2%と小幅増加も、2月は逆に旧正月で同▲24.2%と大幅なマイナス。
3月は12万4,643台(同+3.0%)と小幅なプラスでした。
市場の低迷の影響が出てきているのか、頭打ち傾向になってきています。
Posted at 2019/05/06 09:00:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | VOLVO | 日記

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