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今年８月に新型フォレスターが発売開始となるようですね。ＳＧがＳＦのデザインを踏襲した前例もあるため、新型フォレスターがＳＪの面影を残したことは全く不思議ではありません。気になるのはターボモデルがなくなったこと。スバルと言えば、以前からMT、AWD、そしてターボですよね。スバルのコアなファンは気持ちの良い「走り」を期待しているはずです。時代の流れでしょうが、ついに新型フォレスターにもモーターアシストによるe-BOXERを搭載したハイブリッドモデルが登場します。メーカーの謳い文句によると、従来の燃費重視のハイブリッドではなく、「電気ターボ的な」ハイブリッドだそうですが、本当にガソリン車を上回る力強い加速性能があるのかどうか、早く試乗車に乗ってみたいところです。

この２０年を振り返ってみると、国内需要が頭打ちとなり、自動車産業界が加速度的にグローバル化。スバルは、約１０年前にスタートした“LOVE”キャンペーンが功を奏し、北米でのアイデンティティーを手に入れ、インセンティブを低く抑えることで販売実績が右肩上がり。トヨタの傘下に入って営業力を磨くことに成功したかもしれませんが、ハンドルを握ってワクワクする車作りに終止符を打つことだけは避けてもらいたいものです。EV車の普及が経済紙のトレンドとなっていますが、スバルは所詮中小メーカーなのです。航空機メーカーをルーツに持つ技術屋集団として、合理性ばかりを追求せず、他社に真似できない「走り」に徹したユニークな車作りを目指してもらいたいものです。

オークションに出品していたPRODRIVE GC-05Kが送料込みで７万円で売れ、ホッとしているところです。