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モスクワのプーシキン美術館が所蔵する風景画を鑑賞するために、カミさんと二人で国立国際美術館に行ってきました。それだけではもったいないので、天神橋筋商店街にも足を運び、大阪のソウルフードを味わってきました。

９月２２日（土）

阪九フェリーに乗船。チケットは事前に購入していましたが、二人で往復17,800円（1,000円分のQUOカード２枚付）の船賃は激安♬

９月２３日（日）

AM6:00に泉大津到着。OCATまではバスを利用。朝早くから道頓堀でグリコの写真を撮って、心斎橋から淀屋橋までは地下鉄を利用。AM10:00に大阪市中央公会堂で待ち合わせを決め、カミさんは東洋陶磁美術館へ、私は北浜地区のレトロ建造物撮影へ。

中央公会堂から国立国際美術館まで歩き、いよいよ名画鑑賞。１７世紀から２０世紀までの風景画が展示されていますが、風景を描くという発想が生まれたのはルネサンス以降で、近代の風景表現が急激な都市化や生活環境の変化と密接な関係があることが分かります。家の庭に川から水を引き日本風の太鼓橋を架けて、生涯にわたり200枚もの睡蓮の絵を描いたことで有名なモネですが、彼は睡蓮を描くことで自然の色彩と光を表現する手法を完成させたという話は印象的でした。「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」を思い出しながらもう１つの作品、「庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰」を観ることにより、ルノワールが画家仲間との時間を大事にしていたことを容易に想像することもできます。

美術館を出て時計を確認するとPM0:00。１時間半で65枚の名画を鑑賞したことになります。その後は、肥後橋から西梅田、東梅田から天神橋筋６丁目まで地下鉄で移動し、いよいよ食べ歩きスタート。日本一長い2.6キロにわたる商店街は人通りも多く活気に溢れていました。さすが天下の台所、大阪です。大一そば天満店のきつねうどんは食べ応え有り。たこやきは２軒まわりましたが、わなか天四店で食べた釜炊き塩味のたこやきは美味しかったですね。かなり歩いたので、はらドーナッツ天神橋店で水分補給。その後淀屋橋まで歩き、地下鉄で難波まで。

ペレペンナなんばcity店に到着したのがPM3:00。すぐにインクコーナーへ向かうと、京都の文房具店TAGと京都草木染研究所のコラボで完成した京彩シリーズがあるではないですか!! 色見本を確認して京彩“祇園の石畳”とペレペンナ・オリジナルインク“Grotta Azzura”を購入。店員さんからインクの話を伺いたかったのですが、今回はその時間がありませんでした。来年３月に新色のオリジナルインクの発売を計画しているそうなので、楽しみにしています。インク購入後はOCATへダッシュ!!

七福神では長蛇の列ができていたため、インク購入後に串カツを食べようと予定を変更したのがそもそもの失敗…。結局串カツにありつけずに大阪を発つことになってしまいました(>_<)

大阪観光は、今回のようにフェリーで大阪入りした後、地下鉄や徒歩で移動するのがベストかも…。それにしても１日で29,669歩、距離にして20.5km歩いたことにはカミさんもビックリ(^-^;

９月２４日（月）

AM6:00に新門司到着。小倉駅付近のサンマルクカフェでモーニングをいただき、JR在来線で帰宅。大阪にいたのは半日だけでしたが、天候にも恵まれ、楽しく大阪を見て回ることができました。串カツを食べ損ねたこと以外は…。カメラはコンデジを使いましたが、街歩きはコンデジで十分です。

次回の大阪旅行は、なんば花月の新喜劇、繁昌亭の上方落語、そして商店街グルメツアーの３点セットで計画したいところです。そのためには少なくとも大阪で一泊…ですね(^^;)