「ランデヴー」
クロード・ルルーシュという有名な監督が
撮影したと言われている短編映画らしいです。
1965年に撮影ということは、43年前ということですね。
台詞は一切なし、ただひたすら監督自身の所有する
「フェラーリ 275 GTB」で早朝のパリの街を
本当にノンストップで全力疾走する恐ろしいムービー。
前半はともかく、後半になるともうギリギリでよけたり、間をすり抜けたり、
トラックと衝突しそうになったり、道路上にたむろする鳩たちに突っ込んで○○したり、
とにかく本物の「公道レース」状態。
カメラはノーズ部分に固定されており、V12サウンドが響きまくりです。
一体平均時速どれぐらいなのでしょうかね?
で、この凄腕のドライバー、なんと1955年のモナコGPをフェラーリで優勝した、
1950年代を代表するF1ドライバーのモーリス・トランティニアンだそうで。
また、この撮影はもちろん許可なんて取っていないので、公開と同時に監督は逮捕されました。
ドライバー名は秘密にされたので、ドライバーは逮捕されなかったそうですが、
それにしても映画にかける勢いだけは凄まじい。
Posted at 2008/02/26 23:47:50 | |
トラックバック(0) |
雑記 | 日記