【ドライブ】～北海道グランド・ツーリング（1日目）～

前回の「出発まで」で、今回のグランド・ツーリングの事前準備としてアルピナB3Sの整備について書きました。

それ以外に準備したことはあんまりないですけど、フェリーとホテルの予約だけちゃんとやりました。

カーフェリーに乗るのは、30年前にバイクで四国ツーリングに行ったとき以来なので、全く勝手がわかりませんでしたが、色々調べてみると「フェリー&ホテルパック」というのがお得だったので、往路の「青森港〜函館」のフェリー、一泊目の函館のホテル、復路の「苫小牧〜大洗」のフェリーをパッケージで予約しました。

乗船時間18時間と長い復路を一等個室にしたりしたので、このパッケージの料金は約9万円と結構な金額になりました。

函館以降のホテルも、一日の走行距離を400〜500kmで区切り、私でも知ってるメジャーな町で良さそうなホテルを「一休」のサイトで選んで予約しました。

旅行や出張で必要最小限の準備しかしない私は、以上をもって事前準備とし、あとは当日の出発を待つばかりとなりました（笑）

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8/29（土）の出発時間は、青森港からのフェリーが17:05発なので、青森までの行程700kmを考えると途中寄り道なんかを想定しても10時間もあれば十分だろうと、朝の6時にしました。

天気予報通り、朝から小雨の降るイマイチの天候。
青森まで行ってようやく曇りの予報なので、残念ながら往路はほとんど雨中走行になる模様です。

6時前に自宅を出てすぐに首都高に乗り、あまり深く考えずにそのまま常磐道を北上するルートをとりましたが、これは大失敗でした。

常磐道って途中からほとんどが一車線なんですね。
当然ノロいクルマにつっかえる訳ですけど、時々現れる二車線区間でいくら抜いたところで、また一車線になればスロー走行…。

途中で面倒くさくなり、覚悟を決めて70〜80キロくらいの法定速度で、仙台を過ぎるまでチンタラ走行で行きました。
ほんとに、東北方面に行くなら東北自動車道で行く一手ですね！

利府JCTでようやく常磐道とおさらばし、仙台北部道路を経由して東北道へ。

この辺りで雨も止み、待望の二車線路でハイペース走行が解禁になりましたが、それにしても今回のB3Sの調子のいいこと！

換えたてのエンジンオイルとATFにより、低回転から高回転までエンジンはしっとりかつスムーズに回ります。

足回りも、新品のPS3の乗り味は素晴らしく、アライメントと減衰調整のバランスもバッチリで、高速コーナーも車線変更もレールの上を走ってるかのような安定感です。

さて、東北道に入ってからの250kmくらいを、こんな感じで走りを楽しんでたら、遅いランチを摂ろうと考えていた盛岡をあっという間に通過。

そのまま一気に青森まで行こうと思ったところ、ここにきてガソリン残量が少ないことに気付いた私。

ま、青森までに一ヶ所くらいSAがあるだろうと考えたのですが、一向に現れません（汗）

そして、青森の手前10kmくらいで、ついにOBCの航続距離表示がゼロに！

いつ止まるかとヒヤヒヤしながらも何とか青森ランプで高速を降り、こんな状況では「SHELL以外絶対に入れない！」などと言ってる場合じゃなく、一番近くの出光のGSに飛び込みました。

結局、62.5リッター入ったので、残りは僅か0.5リッター！
かなり危なかったですねー（笑）

B3Sが満タンになって安心したら、今度は自分も空腹なことに気付きましたが我慢して、とりあえず青森港に向かうことに。
　
フェリーの乗船時間まで3時間もあったので、一本前の便に変更しようとターミナルのカウンターに行ってみたら、私の予約はパッケージ割引なので、便の変更はできないとのこと。


ま、急ぐ旅でもないので、それなら青森駅の周辺で美味しいものでも食べようと、一旦フェリーターミナルを離れます。


駅前の土産物屋のおっちゃんに聞いた魚市場に行って、あまりの美味しさに写真撮るの忘れちゃったんですが、絶品の「秋刀魚定食」で一足早い秋の味覚を堪能しました。

そしてまたターミナルに戻り、16:30にはフェリーにクルマを載せ、予定通り17:05に本州を離岸しました。



（続く）