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2011年09月13日

医薬品副作用被害救済制度

医薬品副作用被害救済制度 今日は(今日も!?)車とまったく関係のないブログ

人生で最も寂しい誕生日を、
今日、山形で迎えましたw

ということで? たまには少しでも役に立つブログでも書こうと思い立ち、堅苦しいタイトルになっております。
途中で眠くなったら軽くスルーしてください(爆



医薬品副作用被害救済制度

お薬を飲んで眠くなったとか、頭が痛くなったとか、薬の副作用を経験されたことのある方は多いかと思いますが、入院が必要になるほどの重度な症状や、死亡、後遺症が残るような症状を経験される方は少ないと思います。お薬を作る会社では、そのような副作用が少しでも少なくなるように日々研究や適正使用のための情報提供を必至こいて実施しているのですが、それでも、お薬に副作用というのはつきもので、完全になくすことはできません。

もし、ご自身やご家族、ご友人が、ある薬を飲んで、その数分後に呼吸が苦しくなって気を失ってしまったり、高熱とともに体中の皮膚や粘膜が爛れてきたら・・・ 少なくとも確実に入院です。
残念ながら、このようなことは、薬の種類によらず起こりえます。他の1万人にとって安全で役に立つ薬でも、あなたにとっては重大な副作用を引き起こす薬になりえるのです。これは薬の専門家にも予見できないことですし、ましてやそこらへんの勉強不足の開業医では、自分が処方する薬にどんな危険性があるのかもよくわかっていない場合もあるかもしれません。

病気を治すために薬をもらい、それを飲んで、もっとひどい病気になり、救急車で運ばれて入院ともなれば、高額な医療費の支払いが待ち構えていますし、仕事を休むことになって生活に影響が出る場合もあるでしょう。そんなとき、「だれが悪い?」と考えても、誰も責任はとってくれません。医者や製薬会社に損害賠償請求の裁判を起こしても、ほぼ100%負けます。
(もちろん、製薬会社にとって都合の悪いデータが隠されたとか、安全性に関する情報提供を怠っていたとか、世に言う「薬害」騒ぎのケースは別ですが、非常にレアケースです^^;)

そんなときに役に立つのが、タイトルに掲げている制度です。
これは、国内で薬を販売している会社が、その販売量に応じてお金を出し合って、副作用の被害にあわれた方々を救済しようというもので、副作用の治療で実際に掛った治療費や、重度の後遺症が残った場合の障害年金、死亡した場合の遺族年金などが給付されます。

大事なポイントは・・・ この給付制度が本人(or家族)からの申請で受け付けるという点です。
実際に被害にあわれても、何もしないと何ももらえません。
なので、そういう制度があることだけ、頭の片隅においておくほうがよいかなと・・・
詳しくは書ききれないし、実際に被害にあわれるまでは知らないでもいいかもしれません。

〇入院治療が必要とする程度以上の副作用であること
〇重度副作用があらかじめ避けられないとわかっている薬(免疫抑制剤や抗がん剤など)は除外

また、気をつけなければいけない点として、薬を適正に使用した場合に限られるという点です。個人輸入の〇イアグラなどは論外(笑 本人や家族が過去に別の病気で処方してもらった鎮痛剤や風邪薬が家に残っていたので、自己判断で服用した、などもNGになります。

======================================================

んで、この話を書こうかなと思ったきっかけなんですが・・・ お薬業界にいる身なので、この制度の話は時々耳にするのですが、先日、興味深い話を聞いたのがきっかけでした。

「平成21年度にこの制度を使って給付を受けた事例は約1000件」

直感的にですが、、
入院が必要になる程度以上の副作用被害を受けた方の人数としては少なすぎ!
この数字の最大の原因は、この制度が知れ渡っていないということなのですが、もう1つ、怖い事実があります。

一般市民の感覚だと、もしこのような副作用被害に見舞われてしまった場合、病院の医者、看護婦、医療事務手続きの人などから、この制度を教えてもらえるはず、と期待してしまうでしょう。今のところ、医療関係者がこの制度をあなたに伝える義務は課せられていません。なので医者や薬剤師からこの制度の利用を薦めてもらえるケースばかりではないそうです。中には、申請する際に必要なカルテの内容を提供してくれないケースもあるそうです。

医療従事者を対象に行ったインターネットアンケートでは、医者、薬剤師で2割、看護婦で4割弱の人間が、この制度を「患者さんに勧めたくないorどちらともいえない」と回答しています。その理由は、制度をよく理解していないからとか、書類の手続きが面倒だからとか・・・ 残念すぎです。
また、これは深刻な問題なのですが、給付申請を行うと国によって審査が行われます。ほとんどの場合は認められるのですが、そもそも医者が指示した薬の使い方が間違っているなどの理由で「不支給」となるケースがあり、そこで医療ミスが発覚してしまうんですね・・・ 医者にとっては、アラたいへん^^;

後半、ダラダラ書いてしまいましたが、、 つまり、この制度は患者自身が言い出さないと、医療従事者が親切に教えてくれない、ということです。

こんな事態が起きないことが一番なんですが、万が一、身の回りで被害にあわれた方がいましたら、このような制度があるということを教えてあげてください。

下記の関連情報URLは、この給付制度を受け付けている独立行政法人です。
関連情報URL : http://www.pmda.go.jp/
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Posted at 2011/09/13 17:04:59

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この記事へのコメント

2011年9月13日 17:26

この制度、知りませんでした。
僕もいろいろ薬のお世話になることが多いのですが、
酒といっしょにのんだり...
不支給になりそうです(^_^;)
コメントへの返答
2011年9月13日 19:58
できれば避けてもらえれば^^;
まぁ、水で飲んでも、その直後に飲酒すれば同じことですがw

万が一のことがあったら、とぼけるのも一案?(笑
2011年9月13日 18:38
僕のEDが…。

青い錠剤を呑むと4日も持続し、昼間の生活に支障をきたします。
効果を抑えるハケ口な店を利用する費用も、救済いただけますでしょうか?


と。
こんなコメでも、よろしいですか?ひよこ
コメントへの返答
2011年9月13日 20:00
それは副作用ではなく主作用なので、救済の対象になりませぬw

愛妻家のワタルちゃんはお店より・・・(ry
2011年9月13日 18:52
こんばんは うちの母親も イレッサなる薬を飲んでいました 幸い母親には 適応したのか 思ってたより延命した(と思う)のですが 当時 ニュースでイレッサ訴訟が報道されていました 副作用に対して 服用する前に 医者より 誓約書みたいなね書かされたりしましたが そう言う場合の副作用時も 申請したら どうなるのかな?とか
究極は やはり副作用がない薬品でそんな薬が 増える事を願っています
コメントへの返答
2011年9月13日 20:20
お母さまにイレッサが奏効されたとのこと、不幸中の幸いではありますが、少しでも穏やかにご家族と過ごす時間が多く取れたことは喜ばしいことと思います。

イレッサのみならず、抗がん剤については今回紹介させていただいた制度の対象外となります。抗がん剤の副作用も、ひと昔前と比べればだいぶ改善されてますが、残念ながら、まだまだほかの薬剤と比べれば重度の副作用を覚悟していただけかなければならないレベルです。
そのため、期待される効果、予期される副作用などを患者さんやご家族が十分に理解していただけるまで説明したうえで、副作用覚悟で薬物治療を受けるか、拒否するか、冷たいようですが、最後の選択を患者さん側にゆだねられてしまうのです。「誓約書」というより、「同意書」なのですが、それがないと、医者側も訴訟が怖くて先に進めない現状です。

ご指摘の通り、副作用のないお薬が理想ですが・・・ 我々が生きている間には、ちょっと厳しいのが現実かなぁ~ と感じています。
2011年9月13日 19:49
以前、ブログで書きましたが・・・

古い抗生物質を飲酒後に服用して・・・

三途の川を見てきました(自爆
コメントへの返答
2011年9月13日 20:28
おかえりなさいwww (≧∀≦)ノ


んで、反省しましょう(笑
2011年9月13日 20:26
↑誰も言ってないんで、
一応、言っといてあげますww

お誕生日、おめでとうございます♪

ちょうど、10コ違い・・
お互い、来年は大台到達!?www
私も蒼い錠剤のお世話になる日が、
来るんだろうなぁ・・ww
コメントへの返答
2011年9月13日 20:31
やっとキターーーーーー (p_;)

その言葉、待ってたよ♪
鎌ちゃん、大好きw


今はね、蒼い錠剤よりもいいのもあるでよ~
服用後に食事しても効果が減弱しないやつとか、副作用がマイルドなやつとかww
鎌ちゃんがお世話になるころには特許も切れてお手頃価格なんだろうなぁ~(爆
2011年9月13日 20:50
お誕生日おめでとうございます(*^▽^)/

栄養ドリンク飲むと
たま~に蕁麻疹でますww
コメントへの返答
2011年9月14日 17:55
ありがとうございます ヽ(≧∀≦)ノ


ぇ? どっかでもらってきた変な病気じゃなくて、ほんとに、じんましん?(爆
2011年9月13日 21:17
☆ヽ(o_ _)oポテッ





(-_-)zzz



(;´ρ`) アッ!ネチャッタwww

お誕生日おめでとうございます(≧∇≦)ノ彡


(-_-)zzz




コメントへの返答
2011年9月14日 17:59
やはりチミには無理だったか ('A`)y-~

Oggiオカズにして寝ててくださいw









ぁ、祝メッセージありがとん (^◇^)v
2011年9月13日 22:30
お誕生日、おめでとうさんです(^O^)

自分も薬にお世話になってますが
やはり先に気になるのは副作用です
一応、ネットで検索ちゃんしてます…
コメントへの返答
2011年9月14日 18:03
ありがとうございます!
30代も残り1年を切ってしまいますた >_<


必要以上に怖がる必要はないのですが、もし少しでも変だなと思ったら、医者や薬剤師に相談してくださいね~ 自己判断で服用を中止するのもある意味危険なので^^;
2011年9月13日 22:37
 お誕生日おめでとうございます♪

もしもの時は、直メ発射します(^O^)


診療見立てが違った時の返金がないのも不思議です、請求する人もいないんだろうけど(笑)
コメントへの返答
2011年9月14日 18:08
ありがとうございます♪


いわゆる「誤診」の問題ってやっかいなんですよね~ 誤診を証明するには、他の医者による証言が必要になるんですが、医者の世界では、たとえ面識がなくても医者同士お互いをかばい合うべき、という怖い教えが平然と存在するようです・・・

とはいえ、医療裁判を得意としてる弁護士に頼んで、訴訟を起こしてる人は結構いるみたですね^^;
2011年9月13日 23:38
お誕生日おめでとうございます!

初めて、この制度を知りました。

御厄介になりたくは無いのですが、いつ何があるか分からないので、覚えておきますね。
ありがとうございました。
コメントへの返答
2011年9月14日 18:10
ありがとうございます☆


交通事故にあう確率よりもはるかに低い出来事だとは思いますが、万が一のことを考えると、知っていて損はないと思います^^
雑学ネタとして、周りの方にも広めて頂けると幸いです♪
2011年9月14日 0:54
こんばんはぁ♪

お誕生日おめでとうございます☆

薬の副作用って怖いですね。。。
今回説明されている制度の事は全く知りませんでした(^^;)

この制度のお世話になる事がないのが一番ですね。
良い情報をありがとうございました(*^^*)
コメントへの返答
2011年9月14日 18:13
ありがとうございます♪

&お久しぶりで~~~す☆
お元気でしたか!?
たまには近況ブログでもお願いします^^

おっしゃる通り、この制度のお世話になる事態にならないのが一番なんですよね~
オイラの仕事、ミッションを一言でまとめると、この副作用を少しでも減らすってところにあるので、頑張ります >_<
2011年9月14日 20:09
めちゃくちゃ遅コメスミマセンm(__)m

お誕生日おめでとうございます♪(^o^)/

薬も、服用の仕方次第では大変怖いものですからねぇ(T^T)

正しい知識で、服用しないとですねぇ(^-^;
コメントへの返答
2011年9月15日 12:26
いぇいぇ、僕も遅コメ常習犯なのでw
 
ありがとうございます♪
街道魂さんも、早くこちらの世界へどーぞ(笑
 
 
そうですね^^;
指示通りに服用することが大前提となるので、へんな使い方しないでくださいね~w
2011年9月15日 8:24
遅れましたが、お誕生日おめでとうございます。

この制度は僕も知りませんでした。
これに限らず、一般に知られていない、あまり教えてもらえない制度は結構ありますよね。
恥ずかしながら、みなさんよくご存じの医療費控除や高額療養費制度でさえ、人に教えてもらってはじめて知りました。
また、私自身の身近なところでは、自立支援医療受給なんかはたまたま読んだ書籍から知り、こちらから訊くまで主治医も教えてくれませんでした。
今回の制度もいつお世話になるかわかりませんからね、覚えておこうと思います。
ありがとうございました。
コメントへの返答
2011年9月15日 12:31
ありがとうございます☆
 
自立支援医療や特定疾患医療など、特殊ケースまで含めるといろいろありますからね・・・
ほとんどの場合、いざ自分の身に降りかかってきた病気を自分で調べれば辿りつける制度なんですが、副作用被害救済は特定の病気にかかわる制度ではないので、特に見落とされがちなんです >_<
 
どの制度も医者としては、出所が違うだけで自分の財布に入ってくる額は同じだから、あまり気にしてないんでしょうね^^;
自分の身は自分で守る、が基本ですね!

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