所用で被災地を脱出し、東京へ。
これはレジャーと言うより被災した知人に手を貸す形で。
新幹線、高速が共にダメージがあり交通が不安定な時だったのでフォレさんでと言う話になった訳です…
ただ、碓氷辺りで夜が明け始めて中々綺麗な朝焼けを観ることができ、そんなドライブは災害で心にまで泥がついてざらついていたものが洗い流された様な気がしました。
目を被いたくなるような状況から抜け出して来た訳だから少し羽をのばそうとグリッチでモーニング。
ゲイシャ種のフローラルなコーヒーを頂く爽やかな朝。
パンもラテも美味。
そして目的のジャパンケーキショーに。
一応、会場で頼まれ事をこなしてる図。
ちょうど搬入と被災が重なり参加が危ぶまれた作品達も無事戦列に。
制作中に避難、そして被災と色々観てきたのでこみ上げるものが…
流石に全日本の舞台にもなると素人が安易に感想をのべられないけどどれも凄い繊細な作業や作り込みに驚かされた。
一頻り撮り終えると表彰式が始まりそうで、悔しさもあるだろうしパティシエを連れだし、会場近くの行ってみたかった菓子屋シノノメへ。
繊細なお味にただただ感動のため息。
お土産のお菓子もまた美味。
その後僕は本来東京にあった用事を足したり、この場での活動は休止されているcherryさんの写真展を拝見しに順天堂大学付属高齢者医療センターに。
(館内は当然撮影は禁止なので写真はなし)
病院での展示は、風景を観に行けない患者さんに景色を届けると共に不安を和らげ、看護や介護に従事するご家族の疲れを優しく撫でてくれると思うので、cherryさんの優しい写真達にピッタリな気がしました。
病院を出ると日も傾き雨が落ち始めたので帰路を急ごうと別の用事をたしていた同行者をピックアップ。
頑張ったご褒美にリクエストのあった撮影にお付き合い。
あまり期待していなかったけど雨にけむる東京も悪くない気がしました。
帰りもまた所々不通な高速をのんびり走りながら長野まで。
そんな普段は僕や家族にとって特別な時に使わせてもらってるお店への恩返しみたいなドライブの記録。
個人的にも、全く違う分野のものを観たりするのも良い刺激や学びがありよかった。
fin.
p.s.
旅の相棒フォレさんは相変わらず静かにそして確実に僕らを運んでくれる紳士な訳だが、泥埃たっぷりな被災地を縦断して朝のカフェラテみたいな色になったため写真は無し(苦笑)
…衛生的に不安で途中で洗いました(苦笑)
そして、車は長野ナンバー…皆さんの哀れみの視線がなんとも言えず現実に引き戻される感じ。
Posted at 2019/11/08 00:35:39 | |
トラックバック(0)