バックアップ

今度の日曜は、地元の夏祭りです。

10年以上前のことですが、当時の僕は会社で夏祭りの実行委員をしていて連日準備に追われ疲れ果て祭りの前夜は熟睡していました。


相方には今でも信じられないと言われるのだけど、熟睡のお陰で夜中から朝方に掛けての恐ろしい数の落雷を伴う豪雨に僕は気付いていなかった。朝を迎え祭りの準備のため出社したのだけど、どうにも様子がおかしい。不意に頭上で轟音が鳴り響いたので、見上げると自衛隊の航空機が手の届きそうな低空を飛空をしている。何事かと思い会社のラウンジでテレビを点けると地元で大規模な土石流が発生していた。もう夏祭りどころではなく、それから社員の安否確認をするとになった。

土石流が発生した地域の雨量は一時間当たり120mm以上と言われていますが、各地区の雨量計を調べると、たった3キロ離れた場所で40mm以上も差があったそうです。


人は自然に太刀打ちなんて出来る筈がないので逃げるべきなのですが、問題は逃げる道が在るのか？ということです。ニュースで度々耳にする孤立した地域。これはバックアップルートが存在していないということも示唆してるのではないでしょうか。


クルマに乗ってると、とにもかくにも税金だらけ。どんなに技術が進歩しても車検の間隔はかわらない。文句を言ってもしょがないから払うけど、日本は日本の為に日本を視て税金を使って頂きたいと思うのです。しょうもない国会を見せられ、印象操作の報道ばかり。そんな中こんな状況を目の当たりにした国民の気持ちは、けっして穏やかではなかったのではないでしょうか。



*緩和休題*

あの当時の僕は、数年に渡り実行委員をしていたわけですが、祭りのパレードにも参加していました。別の年の祭りではバイキンマンの着ぐるで踊ったこともあります。そう。バイキンマンと言えば、まあ子供達に大人気なわけです。んで蹴られたりとかするんですね。

でもね。真夏の炎天下。ただでさえバイキンマンの衣装は太陽光を吸収するしそのうえ踊らんといかん。中の僕は正常でいられる筈がない。僕を蹴ったり殴ったりしてきた子供達に分け隔てなく「おとななめんな！○○○○○すぞ」とか「おまえがあそこのねえちゃんのぱんつばっかみとるっておかあさんにいうぞ」とか言ってやりました。

僕の若かりし頃の夏の思いでです。