荒野のうさぎのブログ一覧

不定期ですが、またやって来た恒例の行事。

うさぎのリフレッシュ入浴です。

ドイツ生まれのぬいぐるみの「うさぎ」ですが、最近へんな臭いがするようになってきたので洗うことにしました。

普段なら自分の入浴時に合わせて浴室で洗うのですが、今回は衣類の洗濯時に思いついたので、洗面所でもみ洗いをしました。

洗面所に水をためて、エマール（洗剤）を溶かして、その中に浸してズブズブと手で押しながらもみ洗いをします。そののち洗剤溶液を抜いて清水をジャブジャブと入れながら芯までしっかりと濯いで洗い作業は完了です。

そして洗濯機が脱水に切り替わるところで一緒に脱水を行えばほぼ完了です。

あとは室内の除湿機の上に置いて一日置けばしっかりと乾きます。除湿機が無くても洗濯機で脱水が終わっている時点でほぼ乾燥しているので風通しの良い窓辺に置いておくだけでも問題なく乾きます。


ねえ、お父さんどこに行ったか知ってる？・・・なんか水浴びに行ってくるって言ってたけど大丈夫かな・・・・


脱水ですっかり目をまわしてしまった「うさぎ」のことが心配になったピーターが洗濯槽の中で介抱しています。


遠心分離機強制ダイエットですっかり細くなってしまったお父さん。
ファミリーの手前なにごともなかったかのようにふるまっていますが・・・・

という具合にリフレッシュが完了したうさぎですが、残るファミリーも後日同じようにリフレッシュする予定です。

うさちゃんにはうさちゃんの道があり


ピーターにはピーターの道がある

そしてそれは荒野を目指すうさぎの道でもある


撮影場所
うさちゃん＝新潟県・国道8号線
ピーター＝山梨県・草塩温泉

あのね、うさちゃんって街乗り専用車って思われている気がするけれど、実は広大な風景の中でも結構いい感じなんだよね。

うさちゃんを海の風景を背景にして撮った写真もあるけれど、ここではあえて別々の写真を載せてみました。

こんな海沿いの道をうさちゃんが走ってきたら絵になるでしょ？



こういうのも荒野を目指すうさぎ。

※撮影場所＝御前崎海岸

明け方の光の中、白と黒に光っていたうさちゃん。
本当はどんな色なのか確かめるべく、うさぎファミリーと一緒に山梨県まで出かけてきました。

今日のコースは静岡を出発して、富士宮市　→　朝霧高原　→　本栖湖　→　下部温泉地区　→　身延町　→　静岡の順路です。

途中、富士五湖の一つの本栖湖から下部温泉地区に下る国道300号線の途中にある見晴らし台で小休止してご意見番とあれこれ協議してきました。



先ずは後部座席からうさぎファミリーを降ろし、見晴らし台のベンチに座ってもらいます。



「ねえ、今日乗って来たうさちゃんだけどさ、みんなには何色に見える？」と私。



「あのさ～、ここまで来る途中で結構景色のいいところもあったはずなんだけど、僕たちの座っていた椅子からは空と木の枝しか見えないんだよね。だからそういう目で見るとすべてが真っ青に見えるかなって思ったけど今日は曇ってるからさ、うん、でもまあ、よく見ると緑色っぽい青に見えるかな」と、うさぎファミリー。

とそのような流れで、荒野の明るい光の下で見るうさちゃんは、「緑色っぽい青」ということになりました。私にもそのように見えたのでそれが正しいのかと思います。

そしてしばし景色を堪能してきました。


その後、国道をさらに下り、下部温泉手前の道の駅に立ち寄って、遠く北海道の彼方にいるうさぎ仲間のしもべ親子のことを思い浮かべたりしながら静岡に戻りました。



今日の休みはそんな一日でした。

白と黒に光る2台のクルマ。

乗って走って磨いたり、そういう普段の生活の中であれほど気に入っている色はどこに行ってしまったのだろうか。

見えなくなってしまった色を探して右往左往したり気が狂ってしまうかもしれない。

しかし私にだけはちゃんと色が見えている。
いや、正しくは頭の中で変換してそう見えている。

窓から入ってくる夜明けの光のマジック、だから問題はない。

そういうのが正しいとすれば、「俺のうさちゃんってなんて綺麗な色なんだろうか」と見とれているのはただの錯覚なのかもしれない。

10種類もあるようなカラーラインナップだって、本当はただ単にそう見えるだけなのかもしれない。
そう考えるとクルマにとって重要なのはシルエットと中身だけなのかもしれない。

そう思うとちょっと心配になってきた。
外に出掛けて今日は何色なのか確かめてこようと思う。

だって今日はお休みだからねっ。


明るい荒野を今日も目指して。