荒野のうさぎのブログ一覧

ここ最近、不要不急の移動の自粛を求められ、フラストレーションがたまっていた私ですが、今日は健康増進のため、久しぶりのサイクリングに出掛けてきました。

朝8時過ぎに自宅を出て13時過ぎまでのおよそ5時間、途中気の向くままに寄り道をしたりしながら、距離にして35ｋｍをゆっくりと走ってきました。



寄り道といっても、いつもだったら車で一瞬に通り過ぎるような用水路をのぞき込んで泳いでいる大きな魚を眺めてみたり、古墳を見て回ったり、普段でも誰も歩いていないような緑道を辿ってみたりといった具合で、健康増進に寄与したかはさておき、程よい疲労感を楽しんできました。



帰宅してから気が付けば、半袖の腕がうっすら日に焼けていたり、夕方に行った床屋で鏡に写る顔が赤くなっていたりと、爽やかな季節を感じることができました。

荒野のうさぎの今夜は、ぐっすりと寝られそうです。

少し前、エンジン式の高圧洗浄機で洗浄作業をしていた時のこと、回転ノズルの挙動がおかしくなり、本来円錐状に噴射されるところが、円錐の一部が欠損して噴射されるようになりました。

使用圧力は１５０気圧と非常に高圧なため、そのまま無理に使用するとノズルが壊れたり、怪我をしたり等、危険が予想されたのですぐに使用を中止しました。

その時の水利は、大型のポリバケツに溜めた水道水を使用していましたが、バケツの底にわずかでしたが砂があったので、それを吸い込んで詰まったのだろうと思いました。

回転ノズルは一個１０，０００円程度と非常に高価なため、おいそれと買い替えたりするわけにもいかず、分解して内部をチェックすることにしました。

先ず手始めに、水道水の流水の下でノズルを洗ってから、エアーコンプレッサーとエアーガンで噴射口側からブローしてみました。

その時点で、ノズルの詰まりが解消されている可能性もありましたが、勉強も兼ねて分解してみることにしたのです。

先ずはゴムカバーをエアーガンで浮かせながら脱がせます。

次に、ノズルの根本、高圧洗浄ガンに接続するチャック側を万力に軽く固定して、ノズルの先端側をモンキーレンチで挟んでグイッと回したら、簡単に分解できました。

意外なほどにシンプルで、大きく分けて４個の部品から構成されていました。



画像左から、ゴムカバー、ノズルボディ、回転コーン、ノズルベースと呼称することにします。



作動原理は、ノズルベースに接続された高圧ホースから圧送された水が、横向きにあけられた穴から噴射されます。

噴射された水は、ノズルボディの中で渦を巻く、超高速なジェット水流となってノズルボディ内部を満たし、渦巻きます。

ノズルボディの中には、自由に揺れ動けるように回転コーンが入っていて、回転コーンの先端を軸に、倒れかけたコマのようにノズルボディの内壁に沿うように、ジェット水流で回転します。

回転コーンが８の字を書いて挙動しないように、ガイドとしてノズルベースには突起が付いていて、回転コーンが正しく回転するように誘導しています。

回転コーンの上端にはジェット水流が抜けるための穴があり（ノズル保護のためのハチの巣状の白いフィルターが付いている）、そこから入った水は逃げ道を求め、回転コーンの中を通り、回転コーンの先端の白いチップ部を抜けて、ノズルボディ先端の噴射口から噴射されます。



回転コーンはノズルボディ内部で揺れ動くコマのように挙動しているので、噴射される水は円錐形上になるという仕組みでした。

今回のメンテナンスの場合、詰まっていたと思われる砂粒は、エアブローの段階で除去されたようで、分解時には見当たりませんでした。

回転ノズルの取扱説明書などには、「回転ノズルは消耗品」である旨の記載がありましたが、その消耗部位は、回転コーンの胴体中央部に巻かれたオーリングと、先端のチップ、そしてそのチップを受けるノズルボディの先端に埋め込まれたガイドチップだと思います。

回転ノズルを振ってみると、中でカタカタ音がするのですが、それは回転コーンが揺れ動けるようにセットされているからですね。

ちょっと買い替えを想像していましたが、分解の結果機能は正常に戻ったので良かったです。

高圧洗浄機の水利は、きちんと綺麗な水を使用しなければこのような不具合を招くことも分かりました。

良い勉強になりました。

こんな作業をしてみるのも、荒野を目指すうさぎ。

当初、情報の全くなかった新型コロナウイルスについて、予防などの具体的な対策方法があれこれと紹介されるようになり、不安であることには変わらないものの、向き合い方の参考になりそうな知識が増えるにつれ、ただ恐れるばかりではなく、能動的な行動もとれるようになってきました。

そんな中、私が試してみたのがこちらの製品。

これまで、草刈りや芝刈りなどの防除作業の際に装着していた、ヘルメットにメッシュでできたフェイスシールドの組み合わせを、透明なポリカーボネートのシールドに仕様変更をしてみました。

準備したのは、トラスコ中山の
「ヘルメット取付型防災面・簡単着脱タイプ・ＢＭ－ＨＦＣ（傷付防止）」
という製品です。



作業用ヘルメットの前側つば部分に枠を挟み、後部はスプリングバンドで押さえる仕組みです。必要に応じてシールドは上げ下げができるようになっています。



主な使用想定は、感染の疑いの濃い状況に臨まなければならなくなったとき、飛沫感染の防止や、自分で不用意に顔面を触り手指からの感染防止といったところです。



そのようなことにならないことが一番ですが、用心のための変更です。

実際に使ってみると、メッシュタイプと比較して風通しは悪いので夏季は暑そうですが、今の季節なら問題ありません。シールドの厚みは3ｍｍほどあるので重さもそれなりにありますが、ヘルメットで荷重が分散されるので負担には感じません。

木工作業があったので、そういう作業にも使ってみましたが、ゴーグルと違って全面が完全にシールドされるのでものすごく安心感がありました。ジグソーでの作業時には、顔を近づけて切断状況も見れるので楽でした。
新型コロナに備えての購入でしたが、普段からも積極的に使えることが分かったのもうれしい誤算でした。

価格は3000円程でした。
良い買い物でした。

身の回りの衛生環境を向上させるのにどのようなことができるのか。
そんなことがこれまで以上に考えに浮かぶようになりました。

過日導入したマキタのコードレスクリーナ

のおかげもあって、身の回りの環境は格段に向上しました。

なので、その次の段として、カーテンの取り外しを行いました。

このカーテンはベージュカラーなので、もとよりこのような色合いなのですが、洗濯水の色を見ると相当な汚れがあったことが見て取れました。

カーテンは既に洗い終わり乾かし終わりましたが、特段に必要のない箇所のカーテンなので、取り付けはせずにしまっておくことにしました。

ついてなければ、これまで以上に風通りは良くなりますし、手垢やホコリなども付着しようがありませんからね。
で、カーテンを外してから中が一段と明るくなり、爽やかになり、精神衛生面でも明らかに向上しています。

このように思いつくままですが、リフレッシュ作業をしています。


さて、住環境の向上は確かに重要なことですが、私にとってそれ以上に大事なのが、大切なお友達である、「うさぎファミリー」なのです。



昨夜は、お父さんの「うさぎ」、お母さんの「うさみ」をお風呂に入れて綺麗に洗ってあげました。

洗う前はこんな感じですが


ホームクリーニングエマールでもみ洗いして、打たせ湯でリラックス


そして、洗濯機で脱水して乾燥機の上でダイエット


そうすれば一晩で毛並みや艶もアップして、どことなく凛々しい顔立ちになり、抱きしめて吸い込んだ時も洗剤のいい匂いが感じられるようになるのです。
「爽やかな住環境にさわやかなうさぎファミリー」、実にすばらしい組み合わせだと思うのです。


こういうイベントが欠かせないのも、荒野を目指すうさぎ。

世の中が新型コロナの話題で持ちきりの中、そんな地上のざわめきの届かない遥か彼方の夜空から、ひときわ明るく輝く大きな満月が、一直線の光と影を私にも公平に届けてくれていた。

私は、曇ることの無い月を見上げる度、神々しい美しさを感じてきた。

さて、私のうさちゃんは、私が浮かれていても、急いでいても、沈み込んでいても、どんな時でも穏やかに運転できるように尽くしてくれる。

夜空の満月の下、特別なうさちゃんは大きな三日月と並んで今夜も私に会いに来てくれた。



そういう出会いを大切にするのも、荒野を目指すうさぎ。