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2021年05月16日 イイね!

防衛運転

防衛運転Twitterで流れてきたノールック車線変更の車にぶつけられた事故。
大切な愛車がぶつけられてしまって本当に本当にお気の毒です。

ご本人も、コメントの多くも「これは予測できない、避けられない」って言っている人が多い印象を持ちました。自分も経験の浅い20代の頃だったら同じように考えていたと思います。しかし、JAFの「危険予知・事故回避トレーニング」に出てきてもおかしくないあるあるなシチュエーションでして、防衛運転が身に付いているドライバーなら、十分予測可能で余裕で回避できたように思うんですよね。

こちらの車に気付かずにノールックで車線変更してくる車って、あるある過ぎる(自分の場合、年に2桁回数は遭遇してると思う)んで、遭遇しても自車が被害を被るどツボなポジションにハマっていることってそうそう無いんです。




この動画を見て、
「これは予測できない」
と思ったとしたら(実際多くの人がそういう認識だろうとも思うんですが)、防衛運転に必要な観察力不足だと思います。

予測ポイントがいくつかあります。
・現場は片側2車線国道、高速インター入り口の少し手前。
・右前方を走るスカイライン(加害車両)のすぐ前に、1BOXバン。
・スカイラインは車間をかなり詰めているので、遅い1BOXバンを抜かしたそうだな。
・スカイラインは字光式ナンバープレート (← 偏見だけれどもアレな運転をする率が高い)
・1BOXバンの左前の車の方が速く、左側車線の方が流れが良い。
・前を1BOXに塞がれているスカイラインは左側から追い越したいと思っていそう。
・高速インターに入るつもりなら、そろそろいきなり車線変更してくる筈。
私から見れば、完全にフラグが立ってる状況なんですけどね...

そういう状況で、被害車両はスカイラインの左後方からド死角へと自ら進んしまっている訳です。
分岐を過ぎるまでは、左側車線の方が流れていたとしても、追い抜いたり併走したりするべきでは無いです。
また、「来るかなー?」と思って注意さえしていれば、寄ってきた瞬間にブレーキ掛けて、車体長1台分だけで良いんです、減速して相対的にスカイラインの後ろのポジションに下がれば回避できる筈です。

ウインカー出すのが直前過ぎて全く加害車両の擁護は出来ませんけれども、しかしウインカーの点灯が確認できる一番早いタイミングでの位置関係はこれです。

この時点で反応して、アクセル抜いて一瞬だけ強めのブレーキ掛けていれば、余裕で回避していただろうと思う訳です。
スカイラインより少し遅い速度まで減速するだけであって、急停止する訳でもありませんし、後続からも2台が接触しそうになっていることは前を見ていれば判ることなので、追突されたとしても後続車の車間距離不保持、前方不注意の過失になりますから、「追突されるかもしれないから急ブレーキは掛けない方が」などと考えるのは全く要らん心配です。

まぁ、動画(&エンジン音)をよく観察すると、完全に真横に併走になって寄って来られるまで、アクセル抜いた様子も無いですし、ホーン慣らしたのもウインカー3発目ぐらいのタイミングとちょっと遅かったですし、多分その時「後続車がいるのでブレーキ踏めない」と判断した訳ではなく、横に迫って来るまで気付かずに単に何も反応できなかっただけなのかもしれないなー、という風に思いました。

大切な車を壊されて悲しい思いをせずに済むように、必要なことは、上記のような予測ができるようになることと、予測できるようになると「来るかな?」って状況は日頃から沢山存在していることに気付くようになりますから、その時にアクセルからブレーキに足を移していつでもブレーキ掛けられる準備動作を行うことだと思うんです。
素振り大事、本当の危険回避操作が必要になった際に、頭で考えてる隙なんか無いです。いつも素振りしとかないと身体は反応しないんですよ。

という訳で、皆さん、防衛運転を。
Posted at 2021/05/16 02:22:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月08日 イイね!

大津園児死傷事故の件 - ハンドルよりブレーキ優先の大原則

大津園児死傷事故の件 - ハンドルよりブレーキ優先の大原則"大津園児死傷事故 「直進車にも過失」遺族ら検察審査会に申し立て" のニュースを見ました。
大勢のネット上の意見と同じく、自分も「この事故で直進車の過失を問うのは無理筋では?」と思ってますが、同時に、園児に突っ込んだ要因は直進車のドライバーによる所が大きいとも思うのです。

この事故「右折車が100%悪い、直進車にとっては不可抗力だ」という風に思いますか?
→ もし「そう思う」のなら、同じような状況(この事故の直進車の立場)に遭遇した時に、この事故の直進車のドライバーと同様に2次災害の加害者(刑法上の罪に問われることは無いにしても)になってしまう可能性大です。(被害車両が事故を回避しようとした結果、また別の車両/人に衝突する事故はとても多い)

「危険回避にはハンドル操作よりブレーキを優先」

どうもこの事故について、「直進車が園児に突っ込んだのは右折車に追突された結果左方向に進路がズレて歩道に向かってしまった」と思っている人が大多数に見えるのですが、これは多分誤りです。
実際は、直進車のドライバー自身「咄嗟に左にハンドルを切って右折車を避けようとした」と言っています。
ブレーキ痕の有無から衝突までにブレーキを掛けていないことも明らかになっています。

つまり
「ブレーキではなくハンドル操作で回避しようとした」
園児の居る方向に向かう操作をドライバーが自ら行っている訳です。
両車の接触箇所の破損状況、直進車の左方向へ進路がズレ角度から考えても、衝突のエネルギーが進路変化に与えた影響は少なく、ドライバー自らのハンドル操作によるものが主だと思われます。

これがもし、ハンドル操作で回避しようとせずに、先ずフルブレーキングできていたら... 同時に左に舵を切っていたとしても、歩道に乗り上げる手前で停止できて、単なる右直の物損事故で済んでいたんじゃないか?と思います。(だからといって、本件の刑事上の過失を問うのは酷だとは思いますが、それとこれとは別の話)

さらに、もし、タイミングが少し違っていたら...
咄嗟のハンドル操作によって紙一重で右折車との衝突回避には成功してしまって、直進車単独で園児に突っ込んだ事故になっていたかもしれません。(非接触事故となると直進車側の過失割合が増えます。((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル)

だから、
「危険回避にはハンドル操作よりブレーキを優先」
なんですよ。これ、頭と身体に叩き込んでおくべき大原則。

それでですね、あまり語られることが無い本当に大事だと思うことがありまして...
それは、"危険回避には" ではなく、
「日頃の障害物回避からハンドル操作よりブレーキを優先」
ってこと。

例えば、
・前を走っている車が左折しようとしていて、お尻少し残して停まった
・前を走っていたタクシーが客の乗降の為に急に停車した
・目の前に猫が飛び出した
って時に、
[A] ハンドル操作で躱してやりすごしますか?
[B] ひとまず停車(or 減速)しようとしますか?

咄嗟の危険回避時には、頭で考える隙も無く、日頃の手癖足癖がそのまま反映されます。目の前に現れた障害物への対応として、真っ先にブレーキ、その次に(余裕があれば)ハンドル操作が習慣化できていないと、ブレーキ優先で身体は反応してくれません。
絶対にハンドル切っちゃいます。園児の居る方向めがけてまっしぐら。

[A]の癖がある人は危ないですよ。
多分ですけど、この事故の直進車のドライバーも[A]なんじゃないかなぁ?
Posted at 2021/05/08 11:05:38 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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