皆さんはこの話を知っていますよね?
そう、浦島太郎です✨
我が子を寝付かせるのに本を読んでいるのですが、ざっくり冒頭の話を紹介すると
昔々あるところに浦島太郎という男がすんでいました。
ある日、彼が海岸を通りかかると子供達がカメをボコしていました。
子供達からカメを救いだした浦島太郎。
すると助けられたカメは
助けてくれたお礼に彼を海底にあるという竜宮城へと拉致してくれると言うのです。
そして彼は数年間、竜宮城で乙姫とシッポリムフフ♥️
沢山遊んで帰宅するものの最後はお爺さんになってしまったとさ。
めでたしめでたし。
………とまぁこんな内容なのですが、ここでひとつ疑問が💦
亀に乗って海底にある竜宮城へと向かった浦島氏。
誰もが疑問に思うであろうこの疑問。
果たして本当に海底にある竜宮城へ辿り着くまで人間は息を止めていられるのか…検証してみました。
まずは竜宮城の所在地について。
海底にあるとのことなので、ここは世界一深いと呼ばれるマリアナ海溝を例にあげましょう。
マリアナ海溝の深さは[10.911m±10m](約10km)。
※±がつくのは海底に高低差がありボコボコの為。
マリアナ海溝といえば数年前に旧日本海軍の戦艦武蔵が発見されましたね🚢
さて、浦島氏が海底へと向かうために乗った亀ですが、ここは平均的な海亀であるアカウミガメと仮定。
彼らは時速約20kmで泳ぐので、
10.911km÷時速20km=約32分
約30分あれば目的地へとたどり着く計算になりました。
ギネス記録によれば息止め最長記録は約22分らしいので、浦島氏がギネス記録保持者であれば竜宮城へ辿り着くのは可能です。
しかし、物語中の浦島氏は酸素ボンベを背負っている描写も無いので、ごく一般の人とみて間違いなさそうです。
う~ん………浦島氏には30分も息を止める事なんて不可能そうですね💦(´-ω-`)
もし挑戦すれば
こうなること間違いなし☠️
…ということで
ここは浦島氏の身の安全確保の為、アカウミガメより早く潜れる同族の大先輩をお呼びしましょう✨
皆さんご存知ガメラ先輩です✨
先輩の潜水航行速度は150ノット。
1ノット=時速1.852km
なので計算すると…
1.852km×150= 277.8
なんと時速約278kmで泳げるとな?!
先輩………すげぇ~よ‼️(*゚Д゚)
さて、先輩の潜水能力に感動したところで、竜宮城があるマリアナ海溝への到達時間を計算すると…
10,911km÷時速278km=2分9秒
なんと約2分で到着‼️
これならなんとかなりそうな気がしてきましたね( *´艸`)
ただ、時速278kmなんて速度を出すガメラ先輩の甲羅上に浦島氏が捕まっていられるかは謎ですが………。苦笑
何はともあれ、これで竜宮城への到着時間の問題は解決しました♪
……が、ここでまた大きなハードルが立ちはだかります💦(;´д`)
深海へ潜ると発生する圧力。
そう水圧です。
国際海洋環境徐情報センターのホームページによれば、圧力(水圧)は10mもぐるごとに1気圧ずつ増えていき、水深1,000mで約101気圧。水深6,500mでは約651気圧。1平方cmに約650kgの力がかかる。
例えるなら小指の先にお相撲さん約4人が乗っかる程の圧力とのこと。
指先にお相撲さん四人………これはつらいですね(-∀-`; )
竜宮城へ行くまで息は止めれても、どのみち水圧でペッチャンコ♥️なわけです。
なお、人間の体はほぼ水分なのでお煎餅にはならないものの、鼻等は空洞ゆえに潰れて結果的に死んでしまうようです(_ 人 _)チーン
浦島氏‼️竜宮城でシッポリムフフまでの道のりは険しいぞ‼️o(`^´*)
Posted at 2018/10/27 23:52:10 | |
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