• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

chanpuのブログ一覧

2020年01月25日 イイね!

GSX400R HBの考察

GSX400R HBの考察某オークションにて落札した本車両の不具合についての考察。

【不具合】
⚪3.4番プラグのかぶり(黒いスス)
⚪同調は完了したが、回転の下がり方が鈍い。
⚪回転の上がり方も正常かどうか疑問。

オークションでは、ショップにて100万以上かけてレストアとのふれこみであった。
これは、整備内容と交換部品含めた金額分かる明細書をもらっているので事実。

引取先現地では始動問題なし。軽くアクセルあおるも違和感無し(一分程度アイドリングのみ)。
軽トラックにて引き取り完了し帰宅後に始動した際にはチョーク引いたり戻したりで数回のセルにて始動、若干始動性悪しというか、やや吹けが悪く感じる。

後日、試走のためエンジン始動させるもチョーク引いても戻してもかからず、プラグがかぶったと思いフルカウルを外してプラグチェックすると3番プラグが斜めに刺さっており、なおかつ3.4番とも黒くかぶっていた。しかし、1.2番は全く正常であった。
研いて取り付けるも3番は真っ直ぐに最後まで閉められず。
エンジン始動させるも直ぐに吹けが悪いのが分かる状態で3.4番が真っ黒にすすけていた。オイル下がり等の黒さではなくて、すすがこってりついている状態でした。

パイロットスクリューの回転を確認すると概ね2回転戻しに近いが1.か2は3回転戻しもあって、ショップ作業とは思えぬ状態。→2回転戻しに設定。
さらに確認すると4番のパイロットスクリューの先端が0.5ミリ程飛んでなくなっていた(欠損)→予備のキャブレターのパイロットスクリューと入れ替え実施。

次に油面の調整実施。
実油面測定すると、標準では合わせ面から-9㎜だが、明らかに高いので、これもショップ作業とは思えない状態。
実油面にて調整するため、キャブレター外さずそのままで、フロートチャンバー取外して調整。その際、フロートピンとフロートは洗浄、底にはコッテリ茶色の塊がこびりついてました(古いガソリンが貯まっていた証拠)
ショップ作業にて約一年前に洗浄作業しているのに、こんな状態になるのか疑問に感じる。

油面調整した後の始動でも、3.4番のプラグがかぶり気味なのは変わらず。

その後、同調が狂って右側キャブレター(3.4番)だけが濃いのかと思ってベンチュリーを閉じる側に廻して始動させるも、廻しすぎたのがエンジンが始動しなくなりました。
しかし、始動しないというのも理屈としてはおかしいし、理解出来ないなと思っていました。

一日経過後に、少しオーバーフローして、ドレインホースから漏れているガソリンを発見。

これがやたら赤茶けた色をしていたので、もしや、タンク内の錆かと思い、外していたタンクのガソリンを携行缶に移し、タンク内を確認すると、やはりコーティングしてあるタンクでしたので、錆ではなくて、腐食だろうと思いました。

そうなると古いガソリンのせいで始動しないのかと思い、タンクと点滴内のガソリン含めて全て処分。
タンクからの抜き取り量は12リットル位はありましたので、ショップ作業(2018,11)後にガソリン満タンにするも、殆ど乗っていない可能性が出てきました。


翌日、新しいガソリンで始動させると、とりあえずエンジンは始動しましたので、やはり不始動の原因はガソリンでした。(同調は狂ってましたが)

火花は飛んでいるのは確認済み。

同調狂って3.4番だけが濃いのかと思って感覚でネジを触っていたので、バキュームゲージにてキッチリ同調はとりました。3.4番のプラグが奇麗な内に何とか同調は取りましたが、アイドリング調整の際には低回転キープ出来ずにストンとエンジン止まる状態。そしてふかしてからの回転の落ちが遅すぎると思います。

さらに3.4番は常にかぶります。

少しオーバーフローしている。

以上のことから、腐食したガソリンの影響で3.4番側のキャブレターのピストンの動きが鈍くて、下がり方が遅いのではと推察しています。

オーバーフローは腐食ガソリンの影響でニードルバルブの先端に何か挟まってる可能性大と推察。

ダイヤフラムも3.4番側のキャブレターのみ、以前から僅かに損傷している可能性は否定出来ない。

【前所有者について】
手放す理由は何ですか→嫁に乗るなと言われて手放すが、いづられは復帰したい。

ショップ作業では標準プラグが取り付けてある明細書になっているが、イリジウムに交換しているのは何故か→イリジウムだと当分交換する必要がないと思って交換した。

3番が斜めに刺さっていて、タップ切り直さないと真っ直ぐに入らない状態だ!→手で占めて入らなくなった状態からレンチで3/4程締めたので、斜めに刺さっている認識は無かった。

パイロットスクリューの戻しがばらけているが、触ったのか?→ショップに整備してもらってからキャブレターは一切触っていない。

3.4番だけ異様にかぶるがどうだったのか、、→後日メールにてダイヤフラムを左右入れ替えて確認してみてはどうかと言ってきた。

引取の際には予備のキャブレターを持っているが買わないかと言うので購入しました。(パイロットスクリューを現在のキャブレターのものと1個交換する際に、このキャブレターのパイロットスクリューが思い切りねじ込まれていてオーリングが切れてる箇所もあったほど)

詳しい人は絶対やらない!

タンクのガソリンが長期間そのままで腐食していた。

この内容からして、考えられる点は以下のとおり。

この車両を手放すのは、コンディション不良(3.4番のかぶり、アイドリング不良)を直せてない。
ショップ修理に出すと既に100万以上かけてレストアしたのにどういう事かとか、嫁に文句言われるので、自分で直そうとしたが、直せなかった。
殆ど乗れておらずガソリン腐食。

とりあえずプラグ交換してソコソコエンジンかかるようにして売り逃げしたかったのだと思われます。
なので、パイロットスクリューを、あれこれ触って3.4を締め込み過ぎて4番の先端を欠損させたのではないか。
標準プラグよりイリジウムでかぶりをごまかして売ろうとした。

まぁ、こんなところではないかと想定しています。





Posted at 2020/01/26 06:46:59 | コメント(0) | トラックバック(0)
2020年01月23日 イイね!

GSX400R GK71b キャブレター調整等

GSX400R  GK71b キャブレター調整等エンジン不始動になったのは、同調ネジを廻しすぎたのが原因かと思いきや、数日後にオーバーフローしているガソリンが赤茶けた色なのを発見。もしや、ガソリンに錆か、それとも腐食か、不始動はガソリンの影響なのかと思い、新しいガソリンに交換すると一応エンジンかかるようにはなりました。
そこで、燃調をやり直したまでは良かったものの、3.4番のプラグがかぶり気味なのは変わらず。
同調出来てもアイドリング調整中(回転を落としてきた時)にストンとエンジン止まったりします。


ガソリンの腐食等で汚れが噛んだのかオーバーフローしているし、その汚れのせいでピストンの動きが鈍くて上がったピストンがまともに降りてこないとしたら、濃くなるのも理解出来る。ダイヤフラムも逝かれてる可能性があるかも知れないので、キャブレター脱着しないと仕方ないかなぁ、、。
面倒ですなぁ、、。

Posted at 2020/01/23 23:42:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2020年01月12日 イイね!

スズキGSX400R HB GK71b

スズキGSX400R HB GK71b71Bの青白再生中に、以前から気になっていたHBカラーを発見!
正月早々から軽トラで引き取りに行ってきました。

リファイン費用約130万円で各部OHやらリペイント等実施済み。
ここまでの車両にはなかなかお目にかかれそうにもないので、思い切りました(笑)

その割に直ぐに乗り出せないほどのキャブ不調(泣)
車検付なのに結構暇がかかりそうで残念です。



フロントフォーク再メッキ、内部シール等交換、タイヤ新品
ヘッドライト、メーターランプ等LED


ハーネスはオリジナルにて全再生
イグニッションコイルGSX1000新品流用


サイレンサーカバーは巻き直し、ステップホルダー等各部ウォーターブラスト仕上げ


ブレーキ回りはキャリパーピストン、シールにマスターピストン等新品、ホースはスェッジライン


エンジン脱着、ウォーターブラスト、ヘッドカバー、オイルパン脱着ガスケット交換、タペット調整等
キャブ内部パーツ交換、各部ホース類交換


アンチノーズダイブOH、キャリパーピストン、シール交換、ホースはスェッジラインに交換。もちろんマスターピストン等交換。




Posted at 2020/01/12 21:56:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年01月12日 イイね!

GSX400Rエンジン始動

GSX400Rエンジン始動とりあえずは始動しました。
平成5年の車検切れ以降長期保管の不動車だった車両を購入しておりましたが、何とかエンジン始動です。
https://youtu.be/MXZAVldpKmk
Posted at 2020/01/12 12:35:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「17年ぶりに始動させた手作りモンキー http://cvw.jp/b/263172/46215627/
何シテル?   06/30 19:06
◆ 四輪・二輪と田舎暮らしが好きな高齢年金ライダーです。   愛車はハイエーススーパーロングキャンピング、スズキパレットSW、ホンダCB550four、カワサ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

掲示板

<< 2020/1 >>

   1234
567891011
12131415161718
19202122 2324 25
262728293031 

リンク・クリップ

フロントカウルひび割れ原因と対策 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2021/04/20 06:54:00
スズキGSX400R HB GK71b 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2020/01/14 00:00:38
インジェクター交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2019/08/20 23:44:29

愛車一覧

ホンダ CB550four ホンダ CB550four
1974年(昭和49年)6月登録 HONDA CB550four 当時1974年(高校 ...
スズキ パレットSW スズキ パレットSW
タントの急な故障(廃車)に変わって乗る事になりました。 外観は凹みと傷だらけですが、内装 ...
スズキ TS(ハスラー) スズキ TS(ハスラー)
当時(1974年)高校2年の時、人生2台目のバイクとして乗っていたバイクの同型色違いを購 ...
カワサキ W1SA650 カワサキ W1SA650
昔からこのバーチカルツインの排気音は憧れでした。 バイク人生ラストに唯一乗りたくて未だ乗 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation