2018年04月19日
思い出話し・・・・、人生で2番目に、痛かった思い出・・・。
クルマもバイクも大好きだけど・・・、痛いのは嫌いです。
しばらく前に「金曜のタマネギ」さん、通称「金タマ」さんが上げていたブログを見て、思い出した。
う~ん・・・・、随分前・・・、今から4回前の事務所の頃なので・・・、たぶん、20年くらい前の話しである・・・・・。
その日は朝から、事務所で見積もりを作っていた・・・・・・とっ、思う。
他の仕事だったかも知れないけれど、そんな事はどうでも良いのだ(笑)
少し下腹の辺りに痛みを感じた。
最初は我慢出来そうな痛みであったので、そのまま仕事を続けていた。
暫くすると、痛みが強くなる。
それでも思い当たる節が無いので、我慢する。
痛みが更に強くなる。
痛みで汗が出始める・・・・。
様子を見ていた事務員さんが「因幡屋さん、大丈夫ですか? 顔が青いですよ。 汗も凄いし・・・、病院に行った方が良いですよ。」と仰る・・・。
「だよね・・・。 凄くお腹が痛いし・・・。」とっ、答えて病院に行く事に・・・・。
私、たぶん、人に較べて痛みには強い自覚がある。
だけど、この痛み・・・・、尋常では無い(笑)
人生で2番目に痛いと感じる痛みである。
・・・・・、1番痛かった時の想い出話しは、また、後日・・・。
取り敢えず、自分でクルマを運転して病院に向かう。
目指すはヤブ医者の集まりと評判の、私立の総合病院である。
ヤブ医者が多いと云うのは事実であり、その当時の鳥取では有名な話しであった。
その代わり、患者さんが少なく、いつ行ってもスグに診察してくれる。
そんな、総合病院(笑)
私は待合室で待たされるのが大嫌いなので、この病院のファンだったのだ(笑)
病院に辿り着いた時には痛みも最高潮、クルマから降りるにも難儀した。
受付で症状と、いかに痛いのかを力説する。
空いているのでスグに診察して貰えた・・・・。
お医者さん曰く「尿管結石だね。」続けて、「オシッコ出したら楽になるから水分を大量に摂取して。」と言われる。
看護婦さんにお願いしてポカリスエットの1リットルを2本買って来て貰った・・・。
2リットル分のポカリスエットを飲み干し、処置室のベットに横になる。
痛みは強くなるばかりである・・・。
看護婦さんから「オシッコしたくなったらスグにトイレに行って下さい。」と指示が出る。
スグに尿意は起こり、トイレへと向かう・・・・・、でも、出ない。
凄くオシッコしたい気持ちはするのに、トイレに行っても一滴のオシッコも出ない。
・・・もちろん、尋常では無く、お腹は痛い。
お医者さんが、取り敢えずカテーテルでオシッコを出しましょう、と言い、看護婦さんに「13番のカテーテル出して。」と指示がある。
どうやら私の大切なチンチンの先から管を入れて膀胱から直接オシッコを出させるようだ。
人伝に聞いた事はあるが「飛び上がるくらい、痛い。」らしい・・・。
尿道の先から13番と呼ばれる太さのカテーテルが差し込まれる。
たぶん・・・、普通なら痛いのであろう・・・・。
そりゃあねぇ、チンチンの先からあんなモノ入れられて痛くない訳が無い(笑)
だけど、その時の私にはまったく、痛さが感じられなかった。
こんなモノの痛みよりも、お腹の痛さの方が何倍も強かったのだ(笑)
先生が管を入れながら「アレ? おかしいなぁ?」と言うと、管を抜き取った。
「太すぎるのかなぁ? 次、9番持って来て。」またも看護婦さんに指示を出す。
どうやら、番手が小さい方が細いカテーテルの様だ。
もう一度、チャレンジ。
「おっかしいなぁ? 何で出ないんだ? 中で折れ曲がってるのかなぁ?」
私のお腹の痛みは治らない(笑)
「次、16番、一番太いの持って来て。」9番の管を抜きながら指示が飛ぶ。
16番は私の目から見ても太い・・・・。
「こ・・・こんなに太いの入れるの?」生娘の気持ちが理解出来る。
3種類のカテーテルを入れられ、私の尿道はズタボロである・・・・。
ちなみに・・・・、カテーテルの番手であるが、うろ覚えの数字なので間違っていても、気にしない様に・・・(笑)
これこそ、ホントにシクシク泣きそうであるが、お腹の痛みに勝るモノは無い。
流石に、ヤブ医者と評判の高いお医者様である・・・・、3本のカテーテル挿入でギブアップした・・・・。
「よく判らないから、鳥取県立中央病院に紹介状書くから、そっちで診て貰って。」とっ、無慈悲な事を仰る(笑)
私には暴れる元気も、怒鳴りつける気力も無い。
救急搬送される事も無く、お腹を抱えながら自分のクルマに乗り込み、自力で中央病院へと向かった。
いつも混雑していて、順番待ちの中央病院では紹介状があったのと、私の痛がり方があまりにも可哀想に見えたのか、スグに診察室に通された。
若い先生はまたしても、看護婦さんにカテーテルの用意を指示する。
「あぁ・・・、また、本日4本目のアレかぁ・・・・。」と思っていたのだが・・・。
先生が「あっ! ちょっと待って・・・、先にエコー掛けてみよう。」とっ、仰る。
結果・・・・「あぁ、こりゃあ、オシッコ出ないわ。 膀胱の中、カラッポだもの。」
余りの痛さに汗を掻き過ぎていた・・・・。
最初に飲んだ2リットルのポカリスエットは既に汗となり体外に出てしまっていた・・・(笑)
その後、痛み止めの注射と、他の薬を処方してもらいスグに痛みは引いた。
説明によると、尿管結石は腎臓と膀胱を繋ぐ管の中に結石が詰まると、激しい痛みを引き起こすらしい。
膀胱にまで石が落ちてしまえば、痛みは無くなると聞いた。
なので、大量の水分を摂取し、尿管に詰まった石を膀胱まで流してしまえば良い、とっ、言う事だ。
もう、お腹の痛みは無い・・・・。
しかし、カテーテル3本分が挿入された尿道は傷だらけになっていた。
2日ほど、オシッコする度にピリピリと傷に沁みて痛かった。
数日後、膀胱に落ちた石が、今度は尿道にまで到達した。
これは全く痛くは無い・・・・。
それどころか、オシッコをする度、尿道の中で石が動く・・・・、コレが案外気持ち良い(笑)
あっ! このブログ、別に最初に行った病院を非難する目的で上げている訳では無い。
評判の悪さを知っていながら、待ち時間が嫌でこの病院を選択したのは自分自身である(笑)
自業自得なのだ・・・、それに、結果オーライでもある。
聞く処によると、現在は経営者も替わり、お医者さんも一新し、普通に営業しているらしい。
ただ、単純に「金タマ」さんのブログを読んで、思い出したので書いただけである。
なにせ、私の場合、思い出した時に書き留めておかなければ、次はいつ思い出すかが不明なのだ・・・(笑)
こう云うのを忘れる事に備える記録、とっ、書いて「備忘録」と言うのだ(笑)
とっ、言う事で、私の人生の中で「2番目に痛かった、思い出。」である。
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Posted at
2018/04/19 13:20:00
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