クルマもバイクも大好きだけど、連休も大好き。
今迄の人生で勤め人として過ごした時間より、経営者として過ごした時間の方が圧倒的に多い私、因幡屋。
建築業の時も、飲食店の時も、日曜日だの祝日だのと、あまり関係の無い生活をして来ていた。
それがこの歳になってからバイトに出始めて、いきなり週休二日制しかも祝日はカレンダー通りにお休みと云う、なんとも優雅な生活を送らせて頂ける様になった。
実際「なんて休みが多いんだろう。」と感じている。
月曜日に仕事に出て、たったの5日間ほど出勤したら、また2日も休みが貰える。
その上、2週に一度くらいのペースで祝日と言う名の休みがある・・・・。
世間の皆様方はこんな優雅な生活をずっと過ごして居られたのか?
体感的にちょっと驚いている、今日この頃・・・・。
そして秋。
行楽の秋・・・・・、シルバーウイークと銘打たれる9月の4連休。
田舎の鳥取にも多くの県外ナンバーの観光客が押し寄せていた。
今年はコロナの影響でゴールデンウイークもお盆休みも、閑散としていた観光地にも賑わいが戻って来ていた。
ちなみにウチの自宅は鳥取砂丘の近くの、幹線道路に面する住宅街に建っている。
とうぜん砂丘観光に向かうクルマの渋滞が住宅地の前面道路に列をなしている。
ホントに、団地から出る事もままならない。
自宅へ帰る時も裏道から入るのをウッカリ忘れ、いつもの様に幹線道路から帰ろうとすると渋滞に巻き込まれ、300mほどの距離を30分以上掛けて帰らなければならなくなる。
観光事業者にとってはウハウハのシルバーウイークも、地元の居住者にとってはイイ迷惑である・・・・。
そんな今年のシルバーウイーク。
そんな9月の19日、第3土曜日・・・・・・「飲むの会・9月定例会」
3日ほど前の降水確率90%から抜ける様な青空の土曜日。
もちろん湖山池も良い天気。
凄く残念な事に「京都の雨男」の異名を持つガレージカズさんの雨男伝説が崩れ去ろうとしている好天。
・・・・吹きっ晒しの2ストジムニーに雨合羽を着込んで「もぅ~、大変ですわ。 フロントウインドーの内側から雨吹き込んで来て、前見えへんし、寒いし、合羽着てても濡れるし・・・。」とブツブツ言いながら鳥取の田舎迄やって来る幸薄そうなカズさんが好きだったのに・・・・・・ホントに残念。
・・・・でっ、そんな快晴の飲むの会。
まずは軽く摘まめるお酒のアテ。
ここ数年、異様に安く販売しているハマチのお刺身とネギにミョウガに青シソ。
ハマチのお刺身・・・・・、どっこのスーパーに行っても、いっつも安売りしている。
安いのは良いんだけど、毎度わさび醤油では流石に食べ飽きる。
随分前から薄造りにして、塩と胡麻油、豆板醬などで中華風のお刺身にして食べたり、背の身の赤身の部分を焼いてカツオのたたき風にして食べたり、今回の様に鯵のタタキ(なめろう)風にして食べている。
安い食材を何とかして飽きずに食べると言う、涙ぐましい努力なのだ(笑)
見た目はグロイけどお酒に合うアテ。
なめろう風、ハマチのタタキ。
カモさんは先日のクルマのイベントで賞品として貰ったと言う「獺祭」を持って来てくれた。
獺祭の有名な「2割3分」ではなく「4割5分」それでも充分過ぎる程フルーティ・・・・。
そう、甘くてフルーティ・・・・・、食前、食後酒としてはとっても美味しいお酒だと思う。
普段、お酒の飲めないアネゴも美味しいと言いながら飲んでいた。
そんなアネゴのセカンドカーと言うか、雪道用パジェーロ。
特に食後に白桃などのジューシーで甘みのあるフルーツと合わせると抜群に美味しい。
・・・・・・でも、こんな吟醸酒がなめろうとの相性が良い訳が無い。
口の中に素敵な生臭さが広がる・・・・(笑)
やっぱここは腰のあるどっしりとした辛口の純米酒が欲しくなる。
そして本日のメインは久し振りの「キノコ鍋」
舞茸に椎茸、エリンギにシメジ、キクラゲにマツタケシメジにエノキと7種類のキノコに牛蒡と鶏肉と白ネギ。
醤油味で仕立てて、〆は蕎麦。
・・・・ちょっと秋っぽい。
写真を撮り忘れたけどカモさんは自宅から「カボチャのポタージュスープ」を作って持って来てくれた。
牛乳で伸ばしていないので、スープと言うよりディップぽくてクラッカーに乗せて食べると美味しい。
辺りも暗くなりこれまた久し振りの、とっ言うか、本日のメイン「焚火」
今回は1年前に刻んで乾燥させたスエーデントーチ。
炎が美しい。
こうして炎を眺めながらバーボンを舐める。
会話も弾む・・・・。
今月はほぼ1年振りに倉吉からユウキさんもやって来られた。
30代中頃の彼はそれなりの資格(YS閣下いわく、この資格を所得するのに1千万円程度掛かるらしい)を持っているのに、1週間前に退職したらしい。
次の仕事を探すにあたり、色々な人の意見とか、各種業界の実情が聴きたくて久し振りのオフ会に顔を出してみたと言う。
色々と情報収集した結果、特色のあるカフェが良いのではないかと言う結論に達し「店長がフルチンで働く、ノーパンカフェ」を経営してみると言う事に決まった。
頑張れ、ユウキ店長、私達も応援します。
そんなカフェ、あまり行きたくは無いけど、仕方ないので1度は来店します。
取り留めのない会話が続き、焚火を眺めながら時間を浪費する・・・・・、こう云う時間の使い方が嬉しい。
気温も寒くも無く暑くも無い・・・・、いや、焚火に当たっていない部分は肌寒いくらいで気持ちが良い。
スエーデントーチも燃え尽きる寸前・・・・・。
珍しく11時過ぎまで起きていて、でも、やっぱり皆より先に寝た。
1人で過ごすのも嫌いでは無いけど、焚火を囲みながら皆と過ごすのも楽しい。
本日の来訪者・・・・、YS閣下にカモさん、アネゴと、いつものメンバーに京都からカズさん、倉吉からはユウキさん、隣のお店のボヤージュオーナーさん、私を入れて7名。
・・・・、楽しい時間をありがとうございます・・・・・、感謝。