こんにちは、C-HR FANです。
今回はDK Motionから発売中のC-HR用LEDリアスポイラーの取り付けについて紹介したいと思います。
さて、DK Motionのパーツ、テールライトと同様に取り扱い説明書が全く入っていないか、入っていても簡単なものしかありません。通電チェックをすればどのように動作するのかわかりますが、通電させる機器をお持ちでない場合には作業に迷うかもしれませんので、あらかじめ説明しておきます。
下の写真がDK Motionから本体パーツです。
私の時は発売される前だったので、これしか入っていませんでしたが、現在はもう少し配線が入っているようです(後述します)。
写真のように緑黒の配線につながるハーネスがあります。ハーネスがどこかの配線にカプラーを割り込ませるようになっていて、ハーネスから緑(プラス)+黒(アース)となっているようでした。
実際この配線で緑(プラス)黒(アース)として通電させると、スモール/ポジションライトが点灯しました。また、この黒アースはブレーキやウインカーが点灯する場合のアースとしても機能(共用)しているようなので、この黒がアースに繋がっていないと、他のブレーキやウインカーも点灯しないので注意して下さい。
パーツ下面中央から写真のように緑・黒・赤・黄・オレンジの5本の配線が出ていました。
検電した結果、以下の通りでした。
緑(スモール/ポジション)
黒(アース)
赤(ブレーキ)
オレンジ(左ウインカー)
黄(右ウインカー)
配線は[緑・黒]と[赤・オレンジ]がひとつの2芯カプラーとなっており、黄は1本だけ2芯カプラーに挿入されていました。通常は[オレンジ・黄色]がウインカー配線なので、それらが一つの2芯カプラーになっているのではないかと思いますが違っていました。
個人的には、カプラーのオンオフでウインカー機能をコントロールしたいので、オレンジの端子をカプラーから抜いて、黄色の配線と同じカプラーに入れ直しました。
下の写真が最近、別件で送られてきたスポイラーです(2セット目)。接続用の配線が3つありました。左側2つは同一のものです。右側の配線が[緑・黒]用のもので、リアゲート内のナンバー灯への配線にハーネスを割り込ませる仕様となっています。
(この配線が入っていない方もあるそうです)。以下、配線がある場合の簡単な接続方法を説明します。なお配線がない場合もカプラーやギボシ等でそれぞれ接続すれば大丈夫です。
追加の配線は2本配線でそれぞれ赤と黄色の配線となっていました。片方はメスカプラーとなっていますが、もう片方はフリーとなっていました。
下のような接続になります。
緑・黒は付属のハーネスに接続して、ナンバー灯(スモール/イルミ線)にカプラー付きハーネスを割り込ませて下さい。
赤(ブレーキ)・オレンジ(左ウインカー)を片方のカプラー付き配線に、黄色配線(右ウインカー)をもう一方のカプラー付き配線に接続して下さい。
赤(ブレーキ)・オレンジ(左ウインカー)の配線は、助手席側の内側テール部へと取り回し、そこで左ウインカー線(テールライト施工時に取り廻しているはずです)とブレーキ線に接続すると良いでしょう。ブレーキ線はハイマウントストップランプから取得しても良いです。先の配線は黄色がウインカー、赤がブレーキになります。
黄色配線(右ウインカー)の1本は運転席側テールへと取り回し、右ウインカー線を接続して下さい。先の配線も黄色になります(赤の配線は繋がっていないことになります)
今回の配線構成については、すこし特殊な感じになっています。左ウインカーとブレーキ線が一つにカプラーになっているからです。おそらく助手席側のテールライトからブレーキ信号とウインカー信号を、そして運転席側のテールライトからウインカー信号を取り出して接続するようになっているのでしょう。ですから、ブレーキとウインカーが一つのカプラーで、もう一つがウインカー単独のカプラーになっているのでしょうね。
これはすべての機能を常時使用する仕様の場合で、たとえば、ウインカーをオフしたり、ブレーキ連動をオフしたりしたい場合は、それぞれの配線を遮断しなければなりません。その場合にはウインカー(左右)だけで一つのカプラー、ブレーキだけで一つにカプラーになっていた方が便利です。このようなON−OFFをしたい場合には、カプラーを作り直す必要があります。
さて、配線のパーツ接続部です。ゴム製のキャップが入っていますが、右側は穴が4つ開いていますので、必ず何らかの方法で防水処理をして下さい。左側の緑・黒のキャップも防水処理を行っておいた方が安全です。
ナンバー灯からのスモール/ポジション信号の取得方法については、以下を参照して下さい。
ただし、みなさんの場合、DK Motionのテールライトを取り付ける際に、何らかの方法で内側テールライト部にブレーキ信号・ウインカー信号を取り廻してきて接続しているはずです。したがって、改めて太い配線をリアゲート内へ取り廻すのではなく、すでに取り廻している配線から、ブレーキ信号やウインカー線を分岐・接続すれば良いと思います。
なお、リアスポイラーへのウインカー線の接続に関して注意していただきたい事があります。
C-HRの場合、テールライトへのウインカー信号は電気的容量がフロントと比較して少なく設定されており、純正以外のウインカーパーツを複数取り付けると、容量不足となってしまう場合があります。もし、今回のリアスポイラーを取り付けて、「ウインカーを作動させた場合、1回点滅した後、すべてのウインカーが作動しなくなる」場合は、ウインカー信号の容量不足です。
その場合は、もはやテールライトからウインカー信号を分岐して用いる事はできません。その場合はフロントウインカーの配線からウインカー信号を分岐するようにして下さい。
それに関しては以下のブログを参照して下さい。
私は助手席下のジャンクションブロック4Fコネクタから分岐して、リアゲート内まで配線を取り廻しています。
さて、リアスポイラーの取り付けの実際ですが、リアゲートの内張りをすべて除去したところです。
ナンバープレートが固定されているリアガーニッシュを固定している4つのボルトを外します。
わかりにくい方は以下の動画をごらん下さい。
そうしてリアガーニッシュを取り外します。4つのボルトをはずせば、後はクリップで留まっているだけですが、ボルトを外さずにガーニッシュを外そうとすると、最悪ガーニッシュが割れますので気をつけて下さい。
リアガーニッシュを取り外したところです。今回はリアガーニッシュの上にちょこんと乗っている純正リアスポイラー(?) と入れ替える事になります。
純正スポイラーを固定している青いクリップをすべて外すとスポイラーが外れます。
DK motionのスポイラーに入れ替えました。枠に入る突起がきつくて本当に入るの?って思う場合もありますが、慎重に押さえながらすべて破損せずに入れる事ができました。
スポイラーのリアガーニッシュの固定は、突起&青いクリップだけではなく、両面テープを併用し方が良いと思います。
リアスポイラーはリアガーニッシュをリアゲートに固定しているクリップが入る穴の一つを犠牲にして、その穴からリアゲート内へ導きます。この穴には緑と黒の配線がついているカプラーが通りません。カプラーから端子を抜いて通すか、配線をカットして穴を通すなどして下さい。穴の外側に過カプラーやギボシを置くと、将来リアガーニッシュを分離する作業が必要となった場合に、その部分でリアガーニッシュを分離できるので便利です。
私は配線を通した穴の隙間をブチルゴムで塞いで防水しています。
穴を通した配線はリアゲート内へ来ていますね。
この位置は、リアゲートのパネルに開いたサービスホールから容易にアクセスできる位置なので、必要に応じて配線にカプラーやスイッチを設ける事で、各種機能をオンオフする事ができます。たとえば私はウインカーについては普段オフにしています。
後は各配線を所定の信号線に接続して終了です。パネルをすべて戻せば完成ですね。
以上、簡単ですが、DK Motionのリアスポイラーの取り付け方でした。おそらく、ウインカー線のカプラーがちょっと変になっているので注意して下さい。
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Posted at
2019/07/06 16:28:51