こんにちは、C-HR FANです。
いつも参考にしているDIY LABOの記事を見ていると以下の最近の記事で興味深い事がわかりました。
ヘッドライトやテールライトのカスタムを行う場合、ヘッドライトやテールライトのレンズカバーを外さなけば内部にアクセスできません。これを殻割りといいます。
一昔前までは、熱を加えるとシーリング材が柔らかくなり、レンズカバーを外す事ができていましたが、最近のトヨタ車では特殊なシーリング剤が用いられており、熱を加えてもレンズカバーを外す事ができなくなっています。
そのため、ヘッドライやテールライトトを加工する場合には超音波カッターという特殊なカッターを用いて、レンズカバーの接着部を切断しなければいけませんでした。
この超音波カッターでの殻割りがヘッドライトやテールライト加工を行う大きな障壁となっています。
この記事の後半部分で驚くべき事に「新型80系ハリアーではヘッドライトを熱分解できる」という事が書かれています。
ま、ま、まじっすか!?
それならヘッドライトやテールライトのカスタムがすごくやりやすくなりますね
。
ちなみに前期型はもちろん後期型C-HRでもヘッドライトやテールライトは熱分解できないみたいですね。
うーん、C-HRでもそうなれば良いのに...
なぜそうなったのか?前述のDIYラボでは
[新型80ハリアーって、ヘッドライトのレンズ単品でも、部品として購入できるようになっていて、数年が経過して黄色くなったレンズを、新品に交換できるわけです。これはユーザー側としてはメリット]と考察されていますね。
まあ、トヨタが、
「ユーザーが黄色くなったレンズを新品で交換できるように熱分解できるようにした」というユーザー目線で変更したという事はまず有りえませんね。
トヨタが自分の利益を削るような事は絶対にしないからです。
なので、今回の変更はトヨタの利益になるからに他なりません。
ではトヨタの利益とは何でしょうか?
それは、保証交換の費用を少なくできるという事です。
ご存知のようにC-HRではヘッドライトの液垂れが頻発し、無償の補償交換が頻発しました。
ヘッドライト1セットで30万近くの損失です。
トヨタ上層部は激怒したでしょうね。
根本的な解決法がなければ、これからも同様の損失が予想されます。
だから、ヘッドライトの液垂れが生じた際に、レンズカバーだけを交換できるようにしたのではないでしょうか?
液垂れヘッドライトは回収して、レンズカバーだけを交換(もちろん、交換用の部品として他のユーザーに使用します)すれば、保証費用を大幅に減らす事ができます。
おそらく、こういった理由で、新型80系ハリアーではヘッドライトが熱分解できるようになったのではないかと思いました。
決して、ユーザーのためにではありません。トヨタが損しないためです。
これなら理屈が通りますね。
いずれにしても、今後ヘッドライトやテールライトが熱分解できるようになれば、それらをカスタムするものにとってはメリットが大きいですね。
という事で「新型ハリアーのヘッドライトは熱分解できるらしい...」でした。
過去の投稿リストは以下のとおりです。
C-HR FANの投稿リスト11 (2020-03-31〜)
C-HR FANの投稿リスト10 (2019-11-29〜)
C-HR FANの投稿リスト9 (2019-08.31〜)
C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)
C-HR FANの投稿リスト7 (2019-01-22~)
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Posted at
2020/08/26 17:14:17