エンジンのボアアップ。スリーブが薄くなる~
だけじゃなく、 結局〜他に負担をかける運命。
元々より、強力~だから。
逆に、こういう「受け身の場所」は、重量増以外、
「大きいことはイイ事だ!」 な?論理。
旧~ ・・・この御言葉、
「認識の壁」は、昭和39年式・人間あたり(笑)
https://youtu.be/iIPcX4txYM4
ガラスを上下するとき、回すハンドル = レギュレーターハンドル
一見、直接ギアを回している感覚。・・・だけど・・・。
実は、ギアと、レギュレーターハンドルは直結じゃ無い。
映像の外側に張付く細~いスプリングは、ブレーキ。 ハンドルを回すと、
此奴を緩めると同時に、間接的にギアを回す構造。
ガラス側からの動きは、ギアがスプリングを拡げ、ブレーキをかける・・・仕組み。
S600オーナーは既知の事実。
幌を開けてても、運転席側の窓は頻繁に開閉する事情。
音であったり、空気環境だったり、・・・状況次第では妙に恥ずかしかったり・・・。
オープンカーの宿命。
ハンドル、回すとき、僅かな遊びと、その後のスプリングを押す~蝕指感覚。
コノ内部の動きが、脳内に浮かびだしたら・・・
一般的オーナー・・・とは言い難い…領域な人々 (小笑)
加工に際し3点止めな?一か所に難点アリ。、ソコは
大きいギアが通過する位置に止めなきゃならず、リベット等は不可。
短いスタッドボルトを、溶接後、動作の邪魔しない様に〜〜形成。
ココは、ちょっと狂信的な~加工。(ポイントA部)
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なんで、ワザワザ イチイチ、面倒な構造・機能が、要るの?
こりゃ、学生時代の講師の受売り デスが・・・。
ガラスの重さをバランスする為のゴツ~イ、ゼンマイ〜スプリングのオカゲで
重量的には、下がって来ない。 でも 走行中の上下な、「ぶり」がつき、
細~い、此奴がないと、ハンドルがくるくる回る・・・のを?防ぐ。
だから、ガラスを手で直接上げ下げしたって、機械的遊び以上は動かない。
コノ、ブレーキの役目な?スプリングが守ってくれる。
よく考えたら、反動的、衝撃的、な 攻撃を受けてる部品。
オイラの様な田舎修理業者でも数台の作業経験があるくらいだから
多分、S600の、メジャ〜な故障個所だと思う。
まだ? 「走る実験室」 否、 「走る博物館」 かぁ↓
40年頃のヤツは、(記憶がイマイチ怪しい〜)
この部分、まるっきりブレーキライニングの様な部品構成で
内部がバラバラになってた様な、記憶がある。
最近のコトより、昔のコト、よく覚えているハズなのに、所々欠損発生。
あ・や・う・い。 (落・泣)
今回のS600のモノ、確実に後年の補給部品。
穴径Bは大きく、当時組まれていたものより、強化型。
ソレを、更に~装着可能なギリギリ大きいものへ・・・ボアアップ!
最終建付け作業。
オーナーには気の毒な程、ガラスが汚れる。
昔々、大きなドイツ車のエアコン修理。
窓枠・カウルパネル類を外さなきゃ~配管類に…たどりつけない。
当時の ”Ds’マイスター” は部門独立=派閥争い?…が激しく、
横の関係の集大成である、整備性は・・・最悪・・・。
エンジンルームに、乗込み、 エンジン上で作業する状況は不可避。
一応、超〜キレイ好きなオーナー(外科医、エンジンルームピカピカ)に確認。
「傷、つけたらだめ!」・・・だったので、作業を断った。
即日、本人から直接、連絡アリ。暑いので、どうにかできないか?って言うから、
「切り傷を残さず、血を流さず・・・デキマセン。」
って言うと・・・「 拭きとりゃ いいじゃないか! 」 って発言。
妙~な、「和解」。 作業着手、終了。
汚れた、窓ガラス。 清掃。 キラっと?一瞬の快感 + 達成感。
「 拭きとりゃ いいじゃないか! 」 は重要。
オイラ達の稼業〜。
麻酔は使えないし、ほっときゃ治ってくモンじゃない。 傷は傷。
漠然としてても、何処か?通じ無きゃ?・・・・
ダメだぁ。 何もできない。
Posted at 2018/07/17 10:23:16 | |
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