始動

気が付けばもうすぐ夏・・・
クルマとはしばらくご無沙汰のRallyeです＾＾；

ここ2ヶ月間、仕事に追われてクルマもブログも放置状態でした。
というのも、シーズン最後のサーキットとなってしまった前回の走行以来、クルマは最悪のコンディションが続き、廃車寸前の状態なのです。。

サーキットで発生したトラブルはブーストが全くかからなくなるというものでしたが、こちらは後日、インタークーラー裏側のL字パイプすっぽ抜けと判明し、お世話になっているキヨシマでサクっと対処してもらいました。

・・・が、その後も燃調が異様に濃い状態が続き、アイドリングで空燃比が5とか8とか・・・挙句の果てにRICHになってエンジンが停止する症状が出始め、アクセルを踏んでいくとブーストはかかるものの、途中で吹けなくなり、アイドリングも最悪・・信号で停まるたびエンジンが停止、マフラーから白煙がもうもうと立ち上り、危なくてだれも近くに寄ってこないような有様ToT
これでは時代と逆行した地球にやさしくないアイドリングＳＴＯＰ車です・・・

しばらくターボホースが抜けたままムリヤリ走行していたこともあってなのか、原因の基をつぶしてもエンジンの不調は収まらず、原因は全くの不明・・
最近は乗る気も起きず、バッテリーをカットオフして放置していました。

今月になって自動車税の納付書が届き、気が付けばあと1ヶ月ほどで車検もせまり、このままでは手放すか、延命するのか結構真剣に悩んでました↘

決断が迫るなか、キヨシマに極上のGDBエンジンが入庫していたことから、背中を押されるかたちで復活に向けて前に進もうと決心しました。
おそらく、こだわりのボディと、このエンジン両方が揃わなければ、今回のトラブルを機にインプレッサを降りていたかもしれません。。
このクルマとの運命を改めて感じるタイミングだったと思います。

今日は現物の確認と、最終的なメニュー確定のためキヨシマにお邪魔してきました。
確保したエンジンは、ラリーの競技車となるベース車両から取り外された、テスト走行程度しかしていないGDB涙目スペックＣの極上品です。
純正エキマニ、オイルパン、ボールベアリングタービンと、補器類もほぼ一式そろった状態で、ＧＣ８STi4の私のクルマには、ヘッドを合体させるだけですぐに使えそうな物件です。

エンジンはすでに社長の手によって、一度ばらして組みにかかってもらっており、写真の通りポート研磨など、キヨシマスペシャルの最適化メニューで構成されていきます。
私からの注文は、基本純正ベースということで、他に変更するパーツはＳＴi強化イミングベルト、軽量クランクプーリー、インダクションホース程度で、ボアアップもしなければ、カム、ガスケットもノーマルのままとあくまで吸排気のみのチューニングです。
また、タービンのツインスクロール化に伴い、フロントパイプやマフラーはこれを機に一新。
近々新しいエンジンに換装し、新仕様のインプレッサに生まれ変わる予定です。
クルマが完成した暁には、詳細な仕様を公開します。

期待すべきは、ミニサーキットでは非常に効果的と思われるツインスクロールターボ仕様＾＾
これまでライバルよりワイドな分重たかった車重と、ノーマルで非力なエンジンの低速トルクの無さに悩まされていた弱点を一気に払拭できそうな予感がします！

私のクルマはこれまでも様々な方に支えられ、乗り続けてくることができました。
今回の仕様変更で、また改めて周りの方々にサポートをお願いすることもあるかもしれません。
今後ともよろしくお願いいたします！