B&W社で使用されている
音質検討用ケーブルとして有名な(笑)ブランド、
のaudioquestのRCA最廉価モデルの
(ハイエンドモデルはうん10万w)
アルファスネークです。
このオーディオクエスト見ての通り、つくりは
赤白のケーブルに毛が生えた程度ですが、
この価格にして方向指定表示がタダモノでないことを予感させます。
早速お家のシステムで試聴してみましたが。。。
最初に感じるのが高音が伸びてない、中低域に重心を置いたカマボコ特性。
あぁ篭った地味な音だなぁとソッコーで外したい気持ちを抑えて、
音鳴らしっぱなしでしばらく放置。
小一時間して戻ってくると音が激変していました!
高音が落ちたバランスのままですが音に締まりが出て、
スピーカーから音が離れ、前後3次元方向に広がる音場、
これはスピーカーから近い車では良い作用をしそう。
(この点では比較したアクロテックは瞬殺)
あと静けさ、余計な音が出ていない、ハイ落ちしてるのをそう感じるのかな?
音質に拘ったケーブルにありがちな、
ボーカルにまとわり付くカーカーとした高周波の付帯音が全くしない。
なので、情報量は特別多く感じないけど、ボーカルの技巧が手に取るように分かる。
そして一番の特徴が、時間軸方向の溜めや抑揚の表現が凄い。
なんかいつも聴いてる音楽がゆっくり聞こえます。最初どこか壊れたかと(苦笑)
オンビートで歌っていない、洋楽の歌い上げる系のボーカルなんかでは真価を発揮します。
バックとボーカルの微妙なリズムの掛け合いに引き込まれます。
静かなのに高揚感を感じる不思議な感覚。
(アクロテックは淡々としすぎ)
ハイ落ちしてるけどそんなの関係ねぇ!
溜めがあるから高音シャウトも突き抜けて感じられます。
オーディオって全てはバランスなんだなぁ。。。
虫眼鏡で細部を覗き込むような聴き方、HiFiの限界への挑戦には向きませんが、
「音楽の楽しさ」「引き込まれ度」は高いケーブルです。
車の淡々としたソニーのアンプのネガを中和してくれるか楽しみです。
※インプレは「この価格にしては」というバイアスが掛かっています^^;
Posted at 2007/10/19 23:25:31 | |
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