エブリイから受け継いだデッキもそろそろ音が落ち着いてきました。
眠りから覚め安定期に入ったようで、低音も出てきたので弄ろうと思いたちました。
というわけで前から気になっていた内張りデッドニングの追加です。
女性ボーカルの一定の音階で鼻声になるのを解消できないかと。
(コーラスが掛かったように内張りから篭ったボーカルが・・・)
正直、前回の施工では適当に貼ったので、
ピンポイントの不満を解消できる精度は無かったですね。
全体が鳴っていて粗が発見できなかったというのもあるので、
大雑把に全体のノイズを下げて、冷却期間をとって冷静に聴きこみ、
再度調整という勝利の方程式です・・・後付ですが(^^;
で、今回施工したので無印レジェの部分です。
耳と触診を駆使してピーキーな音階で振動してる部分を攻めてみました。
う゛っ・・・
ちょっとモッサリしたな・・・貼りすぎたか。。。
レジェ貼りすぎると音が重くなるというレポをよく目にするがまさかこれが・・・
(効きは弱いがナチュラルな効きという点では前回の樹脂製廉価品のが使いやすいか)
相対的にはそうだけど、ニュートラルに近づいたのかもしれないとも思える。
歪が減り、中低域のリズム隊のニュアンスは明らかに見えるようになってるし。
グルーブの要、ドラムとベースが渾然一体となった音作りの妙が私にも見える!
あれっ?一番のハイライトがそこなのか?
ボーカルのコーラス現象は確かに低減してるけどきついピークが残ったままだ。。。
耳では限界、何かヒントを得よう。。。
思い出したようにエーモンのデッドニングキット付属のテストCDを使ってみました。
まずは20~20kHzのスイープ信号から。
こ、これは酷い・・・強烈なピークディップの嵐・・・
右へ左へ定位がブレまくり(汗)
ウチのオーディオは自動パンニング機能でもついているのか・・・
どうりで落ち着いた音楽が落ち着いて聞こえないわけだ。
左だけ再生して右に定位、右だけ再生して左に定位する周波数があるのには閉口です。
ガラスの反射で擬似定位してるんだろうけど、まぁ今は気にするべきじゃないな(笑)
おっと、一通り周波数チェックすると気になるピークは、
全然内張りが振動してない1kHzから徐々に上がり2.5kHzを頂点とするものでした。
周波数から逆算するとインナーアウター間の定在波が怪しそう。
今回の気になる音の正体は異なる2つかそれ以上の原因の複合技だったようです。
毎度のことながらなかなか目論見通りの効果が出せないものです(^^;
Posted at 2009/07/20 00:05:56 | |
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