猫の居る風景・・・ 29　早速ウチの“お転婆娘”が、やらかした・・・

　　ニャンコネタばかりで恐縮だが、

　やはり今年もお転婆娘に悩まされそうである・・・。


　　朝も早よから庭で厳しい視線を巡らす “ミーコ” を

　横目に、嫌な予感は感じたが、その気持ちを押し殺し自宅を後にした・・・。

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　　小一時間程して帰宅すると、何やら違和感が。。。

　　　それは室内のあらゆる場所に、羽毛が散乱していたのだ！

　　　　しかも所々に生々しい血痕の跡が続いていた！　嫌な予感的中である・・・(；-_-) =3 ﾌｩ

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　　「どどっどどどどどどど！　ギャーギャー！！　ワッサワッサ！　シュワっち！！！」

　　　と、その時、二階から凄まじい物音が聞こえてきた！

　　　　慌てて階段を駆け上がると、今まさにミーコが廊下を疾走していた！　そしてその後を

　　　　　“お嬢(仮名)”が付いて回る、いつもの光景が目に飛び込んで来た！

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　　　「ミーコ！　何やってんの！！」

　　と、今はじっと段ボール箱の前で身を伏せるミーコの視線の先には・・・


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　　　　「う！　何かいる・・・」


　　　　　“椋鳥”だった・・・

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　この不幸な椋鳥は知ってか知らずか、≪悪魔の棲む家≫に迂闊にも迷い込んでしまった様だ・・・

　スグに段ボールごと確保し、ベランダに向かった。


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　　　「スマンな～・・・」

と頭を撫でていると、椋鳥は未だプルプルと震え、しかし身じろぎもせず、ジッと私を睨んでいた。



　　その表情から、

　　「アンタんとこの “輩”共は、一体どんな教育を受けてんの！！」

　　と、言っている様だった。

　　申し訳ない気持ちで項垂れていると、椋鳥は私に向かって血が混じった痰を一つ吐き出し、

　傷だらけの　身体にムチ打ちながら、サラサラと飛んで行った・・・。



　　毎年恒例、荒れた成人式のニュースを見ていると、そのバカをしている輩共の親の思いが

　何となく判った気がした・・・。

　　猫ですら、こんなにヤキモキさせられるのだから、人間の我が子だったらと思うと、更に

　結婚が遠のくと感じた、年初の昼下がりであった・・・　ε-(ｰдｰ)ﾊｧ　（自爆）


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でわでわ・・・