AE86専門店のような光景に萌える今日この頃。
と言う訳で行ってきましたAE86駆動系リニューアル。
画像は私のトレノと牧場王こと
KITT氏のトレノで2台同時にデフを下ろしているところ。
2台とも駆動系の異音という同じような悩みを抱えていて、作業前日の深夜のジョイフルミーティングでKITT氏のクルマもデフかファイナルが怪しいのではなかろうかと言う結論に達し、デフ玉取り出して確認して見る事に。
私の場合はT50ミッションの3→2のシフトダウン時のフィーリング悪化、3速ギアでの加速時の唸り音、リバースに入りにくい症状でT50をオーバーホールするか6速のJ160ミッションに換装するかで悩み、T50の部品が揃わないのでオーバーホールを諦めて6速化する事に決定。
同時に以前から気になっていたデフからの異音とドラシャの微小な歪みもあり、今回の作業で駆動系を一新する事に。
以下今回の作業内容を主治医の
コウさんブログより抜粋。
デフ交換。ドライブシャフトベアリング交換。ホーシング周りのガスケット全交換。ハブボルト打ち変え。T50ミッション取り外し。パイロットベアリング交換。クラッチ変更。アルテッツァミッション水抜き穴加工。フロア切除加工。アルテッツァミッション取り付け。エンジンメンバーアダプター取り付け。ドリブンギア形式変更。プロペラシャフト分解変更。
これを10時間で終わらせるんだからこの人おかしいです。変態です。
で、なぜか慣らしが終わったぐらいのほぼ新品TRDのLSDを用意するコウさん。
なんでこんなレアなブツ持ってんだよ。いえ、非常にありがたいんですけどね。
ドラシャはコウさん手持ちの綺麗な前期中古シャフトに新品ベアリングリペアキットを使用して打ち替え。
土曜日夜に現地入りした時点でベアリング交換が既に終わっている準備の良さ。
猫の手ほども役に立たない私もお手伝いしながらサクサクと交換作業を
進めて行きます。以下作業風景をダイジェストで。
ひと通り作業が終了して暗闇で写真を撮ってるといつの間にかトレノの横で立っているコウさん。マジビビったよ(OoO;)
フロアカットされた内装は時間切れで帰宅してから私が自分で作業するのでまだ写真は無し。
とりあえず作業完了後のお楽しみ試乗タイム。
メッチャエエヽ( ̄▽ ̄)ノ
ミッションごと新しくなったので当然のようにシフトフィーリングは最高。
どこにも引っ掛かる事なく冷間時から気持ち良くスコスコ入ります。クラッチも
純正AE111クラッチカバーとアイシン製アルテッツァ用クラッチディスクで踏力も変わらず、オッサンから小娘(免許取りたて)までラクチン操作。
J160ミッションは1〜5速が全体的にローギアードで6速のギア比はT50の5速ギアとほぼ同じ。なので低いギアからの加速はデフが新品になった事と相まって4.3ファイナル入れてても乗り方が変わるレベルの鋭さ。
コウさんも言ってましたが無駄に踏みたくなります( ̄∇ ̄)
今回の6速化のデメリットとして、エンジン搭載位置が下がった事に伴うアンダーステアが少し気になったので、フロント周りの再セッティングを考えなければならない事と、J160ミッションとT50ミッションの構造上の問題で(J160はダンパー付きフライホイール)加速時にギアの歯打ち音が気になる事が挙げられます。
ギアの歯打ち音に関してはミッションオイルである程度緩和できそうなので、今後様々な銘柄のオイルで長期テストを行って見たいと思います。
最後に、場所を貸してくれた川染社長、いつも楽しい会話で笑わせてくれる
KITT氏、はらっち、そして無理を聞いてくれるゴッドハンドコウさん。
みんなありがとうございました。
KITTさん、私のクルマは問題解決しましたよ〜(^▽^)/
Posted at 2020/01/28 15:26:30 | |
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