復活の第二ステージへ

この週末、板金の終わったセルボを引取りに、一人実家に帰っていました。
今回ばかりは、いつものように進行状況をちょっと立ち寄って見させてもらう、とは違い、カバーを全て取り去ってボディの塗装状態をじっくり確認しました。

可能な限り実車の新車時の色である、パナマレッドを再現していただきましたが、思っていたよりも朱色に仕上がりました。　まだ太陽光の下で見ていませんので、また外に出ると見え方も変わると思います。

さて、考えると眠れなくなるほど頭を悩ませていた塗装面の状態ですが、前回１月に見たときよりも更に磨きこんでいただいたようで、だいぶ平滑な状態に仕上がっていました。　これならまぁいいかなと納得できる状態でした。　
フロントとリヤのウェザストリップを、大昔に購入してストックしていた貴重な新品に交換したこともあり、ここまできて安易な妥協はしたくなかったし、でも予算的にそんなに余裕はないので、ちょっと梨地な塗面でもあきらめるか、と随分悩んでいたので、”みれる”状態にまで仕上がった塗装面を見たときにはかなりほっとしました。

さて、車両入庫から引取りまでに、実に4年かかったわけですが、これで終わりではありません。
今回、引き取るといってもほんとに引取ったわけではなく、お金の払い込みをしてきただけでした。
というのも、車検は切れているし、そもそもエンジンがかからない。　試しにちょっとガソリンを入れてみたけどエンジンがかからなかったそうです。　今度はエンジンの整備をしなくてはなりません。
この日のために、もう15年前くらいからコツコツ部品を数個づつ買い込んでいましたから、　全てのガスケット類やスタンダード、オーバーサイズのピストンなどなどだいたいの新品部品は揃っていますし、すでに製造中止のものは、これまた20年近く前からいろんな解体業者を巡って集めたなど中古部品をストックしています。
スズキの代理店に行って、事情を話してとりあえず整備を引き受けていただきました。
セルボはこれから積載車で整備工場に移送されます。　
あぁ、セルボにまた乗ることが出来る日が本当に待ち遠しいです。